2015/06/30

内藤新宿になる前の新宿

ちょいと新宿へ。
D600のセンサークリーニングをお願いついでに
週末の新潮講座に向けてちょいと気になってたスポットを散策。

旧青梅街道の標とか花園神社とか歌舞伎町弁財天とか
ビルに挟まれた花園神社。

花園神社に合祀された雷電稲荷なるも、元社地にも祠と鳥居は残ってる。

大村池跡地に残る弁財天。ここ、かつては大きな池があった低地なのだった。

旧青梅街道はここで線路を渡ってまっすぐ続いてた。

7月3日の大きなネタは「中世には甲州街道筋筋より青梅街道筋が先に発達してた」という話。
でも今日の収穫は花園神社の旧社地。

花園神社ってもともとは青梅街道沿いの「現伊勢丹」の地にあったんだが、
寛永の頃、そこが朝倉氏の下屋敷になってそこに取り込まれてしまったため、
陳情して、現社地へ遷座したんだという(花園神社の由緒書きによる)。
花園神社の場所って、神社ができるにしては湿地帯すぎてヘンだなと思ってたのだけど
これなら納得。

で、帰宅して寛永の頃(1642年頃)の地図をチェックしてみると、確かに、そこに朝倉氏の下屋敷があるのだ。
左の小さな枠が寛永江戸全図(之潮)の一部。朝倉と書いてあります。玉川上水以前の話。

史実かどうかはわからないけど、ありそうな話ではある。

個人的にはですね、
麹町が国府路町だったころ、
そこと国府(府中)を結んでいた道は、
今の甲州街道筋ではなく、青梅街道筋を中野から阿佐ヶ谷へヌケ、
途中で南西に方向を変えて人見街道につながってたんじゃないかと
思っております。

新宿というと「江戸時代は内藤新宿でした」で終わっちゃうけど、
内藤氏がそこにやってきてしばらくは「新宿はまだ設置されてない」わけで
玉川上水もまだ敷かれてないわけで、
内藤新宿以前の新宿を考えるのも楽しいわけですよ。




2015/06/29

暗渠マニアックが届いた

なんか先週バタバタしてたから今日は眠いわ。
ぐー。

あ、そうそう暗渠マニアックが届いた。
高山さんと吉村生さんの共著。

このふたり、すごく面白い。
本も面白い。
うーんと、単なる暗渠紹介じゃなくて、
視点が広い。
暗渠と一口でいってもそのどこに目が行くかはほんとに人それぞれで、
いろんな暗渠好きと歩いてるとそれが実感できてたまらんのだが、
暗渠ならではの取り残され感や湿気もたまらんし、
民家の裏口を結んでる感もたまらんし、
時折残っているそこが川だったときの痕跡(護岸跡やら橋跡やら)もたまらんし、
マンホールが行列を為しているさまもたまらんし、
そこが暗渠化していく歴史もたまらんし、
そこが開渠だった頃の記憶もまたたまらんのだが
そういういろんな暗渠のたまらん感じを
きれいに整理してみせてくれるのだ。

ついでにいえば、手間暇かかってるのがわかる。
表紙にもデザインレイアウトにも構成にも。
ちゃんと「編集」されてる。

まだパラパラとしか読んでないけど(←をい)、
パラパラとめくるだけでわくわくする。
いいなあ、こういうテイストの古道本書きたいなあと
思わせてくれるあれやこれやが詰まってる感じである。

2015/06/28

セタブンマーケット

今日は晴れると聞いたので機材の準備をして
さあ出かけるかと家を出たら徐々に曇ってきて、
午後遅くにはどよんどよん。
ぐはっ。

レビューの定点観測的撮影で
いつもは機材が手元にある数日間のうち1日くらいは晴れてくれるので
その日に近所でダダダッと撮ってたんだけど、
さすがにこの季節はむずかしいかもなあ。
というわけでテンションがあまり上がらず、
世田谷文学館のセタブンマーケットで1981年のガロを1冊買って帰る。
何しろ、杉浦日向子の江戸ものと
泉昌之デビュー作の傑作「夜行」が掲載されていたのだ。
つい買っちゃうじゃないか。

このイベント、古書店の品揃えがマニアックでたまらんのでありました。



ユイスマンスの「彼方」買いそうになったもん。
文庫で持ってるから思いとどまったけど←これ面白い

最後は今日の猫。名前は「ゴロー」。

2015/06/27

終わりなき過渡期がこの業界の面白さですお

昨日の日記で大事なこと書くの忘れてた。
樫尾俊雄氏の名言「発明は必要の母」。
つまり、ほんとの発明は必要だから生まれるものじゃなくて、
発明されてはじめて人々はそれが必要であったことに気づく
(あるいは、気がついたら必要なものになっている)
ということ。

で、今日はちょいと必要があったので終日納戸の片付け……
不要な段ボールを捨てたり、棚をバラして粗大ごみの手続きをしたり
してたら、段ボールから1995年のブルータス(マガジンハウス)が出てましたですよ。

実はマガジンハウスからの封筒が発見されて、
開けてみたら見本誌が入っていたというわけ←20年も開けてなかったんかい!

1995年12月15日号。約20年前!
特集はComputer AgeBook←書体はchicago!
しかも「ネットボーイの憂鬱」!
ネットボーイですよ。


日本でパソコン通信からインターネットへ移行しはじめたのが1995年。
当時WebブラウザといえばNetScape Navigater。
メーラーといえばEudoraという時代。
ほんとに初期の初期。

この時点で「ネットボーイ」なんて言葉が出てくるのがもうマガジンハウスでありまして、
そこに各界の人たちが「ネットボーイの憂鬱」というテーマで1/4〜1/2ページのコラムを寄せてるのだけど、
なぜかわたしもそこに寄稿してたんです。だから手元に残ってたんだけど。
こんなん。

文章は稚拙でけっこうイタタタタな感はあるんだけど、
要するに、今後は「個人がメディア」になる時代がやってくるけど
みんな自分がメディアとなることを自覚してないから
何かと大変そうだ
って内容。

今、ほんとにそうなってて面白い。

「人類メディア化計画」なんていいまわしがあるから、エヴァの「人類補完計画」のもじりじゃないかと思う人もいるだろうけど、
これ書いてる当時(95年だからエヴァの放送がはじまったころだと思う)、エヴァは見てなかったし存在も知らなかったのでまったくの偶然です。
その前に別のパソコン誌のコラムで、
テキストに続き音楽も映像も写真もデジタル化された、
森羅万象デジタル化計画だ、ってなことを書いてて、
それを自分でもじったというのが正解。

まあ当時パソコン通信をやってたし、その後インターネットがはじまって日記サイトが流行りはじめたのを目の当たりにしてたから、そういう未来が予想できたのは当たり前といえば当たり前な感覚だったわけで、それが20年前。

10年くらい前から本格的にそういう時代になり、
最近やっと、一般の人にもそれが浸透してきたわけで、
まだまだ過渡期で慣れてる人とそうじゃない人がまじってる、
ちょっとしたことで炎上したり
極端に扱われたりするけれども、
まあそのうち落ち着くだろうと思っております。

なんにしろ、過渡期が一番面白い。

この業界、ひとつの新しいことが生まれ、過渡期を経て落ち着こうとすると
また次の新しい何かが生まれて次の過渡期が到来する。
その繰り返しがたまらんのであります。
ケータイ電話も落ち着いたと思ったらiPhoneが登場し、
スマホも落ち着きかけたかと思ったらスマートデバイスが登場し、
それらを統合すべく、
マイクロソフトはWindows10で(8は拙速すぎましたな)
PCとタブレットとスマートフォンのOSを融合しようとしてるし、
アップルはそうはいわないけど、徐々にOS XとiOSのテイストを統一し
動作を同等にし、連携を深めてるわけで
目指すところは同じ。
いずれにせよ、過渡期で面白い。




2015/06/26

樫尾俊雄発明記念館 の予約の仕方・行き方・楽しみ方


先日、
スリバチ学会の懇親会で、街歩き仲間の女子が「樫尾俊雄発明記念館に行きたい」と
言ったのである。
カシオ計算機創業者である樫尾四兄弟の発明担当次男。
国際救助隊でいえばブレインズ。
科学特捜隊でいえばイデ隊員。
なんか違う気もするけどまあいいや。
カシオ計算機の数々の製品に携わってきた彼の居宅が記念館として2年前から公開されているのだ。

じゃあいけそうな人を募って行きましょか、
とfacebookでメンバーを募ったのが先々週のこと。
あのときは「事前申し込みすればいいからさくっといけるだろう」と思ってたのだ。
だがしかし、いろいろと甘くはないのであった。

1) 樫尾俊雄発明記念館を訪問するための手続き

 樫尾俊雄発明記念館は完全予約制である。平日のみである。
 これが大前提。
 では予約しよう。
 
 ・一番重要なのは「枠」をおさえることである。
  行きたい日を決めたら、とにかく「枠」をおさえること。
  細かいことはあとからでいい。

  なぜか。

 ・樫尾俊雄発明記念館を訪問できる時間は決まっている。
  平日の10時半〜 12時半〜 14時半〜 の3回だけであり、
  そのどこかの枠をとらなきゃいけない。

 ・樫尾俊雄発明記念館に入れるのは「1枠につき1グループだけ」である。
  だから、たったひとりの訪問でも1枠とっちゃうので、
  空いてる枠をまずおさえないと話にならないのだ。

  そこに罠が待っている。

 ・樫尾俊雄発明記念館のサイトから予約するのだが、
  カレンダーをみても「どの日のどの枠なら空いているかがわからない」のだ。
  まず「申し込んで」、メールの返信をもらって、はじめてわかるのである。

  わたしはまずここでつまづいた。当初予定した30日が埋まってたのである。
  返信メールについているカレンダーでやっと「その時点で空いてる枠」がわかる。
  26日なら空いてるというので慌てて抑える。
 
  つまり、何はともあれ「申し込みメール」を送り、
  空いている枠を教えてもらってそこをおさえないと
  メンバーも集められないのである。おそろしや。
 →[HOME]一般財団法人樫尾俊雄記念財団 樫尾俊雄発明記念館

  さらに罠がある。

 ・樫尾俊雄発明記念館に入れるのは「1グループに付10人まで」である。
  だからもう最初に「10人」で申し込んじゃうのがよい。
  我々はギリギリの人数となりました。最後は行きたいという人を断ったほど。

 ・その辺を踏まえて、こちらからお申し込み下さい。

  もともと来場者が多い記念館じゃないので(あまり知られてないし)、
  そういう悠長なシステムで問題なかったのだろう。
  だがしかし、
  6月の頭に各サイトに一斉に樫尾俊雄発明記念館の記事が載ったのだ。
  そのせいで来館希望者が急激に増えておっつかないらしい。
  こういうのとか(笑)。
  →樫尾俊雄発明記念館:現代のスマートウォッチよりスゴイ?――カシオの歴代多機能時計はこんなにユニークだった (1/3) - ITmedia Mobile

  無事枠を抑えたら、おでかけである。

2) 樫尾俊雄発明記念館へのアクセスを楽しむ

 ・樫尾俊雄発明記念館へどう行くか。
  樫尾俊雄氏の自宅を記念館として公開しているものだから、交通の便は悪い。
  成城学園前駅からけっこう歩く。タクシーやバスを使う人も多い。
  でもそれはつまらん。

  なぜなら、樫尾俊雄発明記念館の面白さは
   ・立地
   ・昭和の邸宅
   ・発明記念館の展示
  の3つにあるからだ。

 ・わたしは「喜多見駅から」の徒歩をお勧めする。
  今回わたしが設定し、10人で歩いたのはこんなルート。


 小田急線喜多見駅に集合し、
 まずは野川に向かって、江戸時代の橋(文化年間の石橋供養塔があることからわかるように、江戸時代からある古道の橋なのである)を渡り、小田急をくぐる。
 そして崖下の道に沿って北上する。
 これも古くからの道だ(明治初期の地図にかろうじて描かれてるから)。
 しばらく歩くと、「成城4丁目発明の杜緑地」なる看板が見える。


 そこが「樫尾俊雄発明記念館」の下。
 樫尾俊雄邸の河岸段丘に作られた庭を世田谷区が公開しており、
 崖を登れるのだ。国分寺崖線の崖はぜひ味わっていただきたい。
 このコースなら、立地・邸宅・展示の3つをいっぺんに楽しめる。
こんな風の斜面の階段を上る。右に見える建物がそう。

斜面の庭園はこの門が終点。一度外に出てから玄関へ回る。

 登りきったらもう記念館である。
 まあ、寄り道しないなら30分みとけばOk。たったか歩いたら20分かかんないけど、
 我々は寄り道集団なので、ギリギリでした。
 
 実はもうちょっと早く集合してもうちょっと地形とか古道を回りつつアプローチというコースを考えたのだけど、考えてみたら半数は街歩きクラスタ以外なので、さすがにマニアックなのはアレだなということで、譲れないところだけ残したルートにしたのである。

 到着したら玄関に回って呼び鈴を押すべし。

3)  樫尾俊雄発明記念館を楽しむ

  あとは中の人が案内してくれます。
  玄関からはいり、芳名帳に署名し、簡単な案内ビデオを見る。
  邸内は全面的に「撮影Ok」なのでカメラは忘れずに。
  もう玄関ホールからして、樫尾俊雄氏の趣味に溢れてて面白いのだ。

  最初の目玉は「14-A」なるリレー式計算機をはじめとする数の部屋。
  ここは初期の電気計算機からカシオミニ、関数電卓まで並んでて
  カシオ計算機の歴史がわかる。
  見どころは、14-Aの稼働品。客先に保管されていた14-Aを引き取り、
  動作するようにカシオの技術者がプロジェクトを組んで直したという。
  これはすごい!
  だって、何百個のリレーをつないで計算してた大昔のメカっすよ。

背面のリレーにメモ発見。
リレーが動いて計算する。その音がたまらんのである。必聴。
  乗算除算を行わせると、盤面がめまぐるしく動く。
  地道に計算してるなというのがわかる。

カシオミニ


  続いて音の部屋。カシオトーンである。

  さらに時の部屋。カシオトロン……つまり腕時計ですな。
  最初のデジタル腕時計からG-SHOCK、さらに今は時の日記念と称して、
  数々の(「やっちゃった感」のある)面白い時計群が展示されてる。
  時計に関しては、ITMediaに書いた記事を読んで下さい。
  →樫尾俊雄発明記念館:現代のスマートウォッチよりスゴイ?――カシオの歴代多機能時計はこんなにユニークだった (1/3) - ITmedia Mobile


  最後は書斎。そこにある「煙草リング」は必見(なのか?)。

  きちんと説明してくれるので、はしゃいでるとたっぷり2時間遊べます。

4)帰りは成城学園前へ

 帰りは記念館前を南下し、不動橋から富士山を見て(まあ今日は雨模様だったので無でした)
 成城学園前駅まで豪邸を楽しみつつ歩く。
 途中、成城ALPSや成城風月堂でお茶をするもよし。
 我々は人数が多かったので、甘味の「櫻子」でかき氷やら遅い昼飯やらあんみつやらで談笑したのでありました。

  以上。

  予約でバタバタしたけど、面白かったわー。

 思うのだけど、今の日本のメーカーってこういう展示を「各社がそれぞれ勝手にやってる」のが現状で、多くは本社構内に展示スペースを設けており、一般の人はとってもはいりづらい。
 それはもったいない。
 カメラに「日本カメラ博物館」があるように
 こういう家電品にもあるべきなのだ。
 日本の家電メーカーはもう数々の「やっちゃった感ばりばりの製品」を作り出してきたわけで、今から見ると貴重な品々ってたくさんある。
 そういうのを集めた黒歴史博物館、いや黒歴史に限らなくていいんだけど、
 電化製品博物館って作るべきだと思うのだよな。
 常設展示だけでも楽しめるヤツ。
 ぜひやっていただきたい。

 にしても、1ヶ月に2度も訪れることになるとは。
 →混沌の屋形風呂: 樫尾俊雄発明記念館の日

2015/06/25

マキシム・ド・パリのミルフィーユを食べる(たぶん)最後の日

マキシム・ド・パリが6月末で閉店するのである。
日本撤退。
ソニービル地下にある日本の本店も撤退。
1966年にオープンした老舗。
マキシム・ド・パリ株式会社

でもまあ、あそこでフランス料理を食べたことはないし、
老舗高級レストランがひとつなくなるということにたいする感慨は特にない。

ただ、ミルフィーユである。

80年代初め、一条ゆかりの「有閑倶楽部」って漫画にマキシム・ド・パリのナポレオンパイ(当時はそういう名前だった)が絶賛されてて、
いつか食べてみたいと思ったのが、たぶん大学1年の頃。
やがて、ソニービル8Fのカフェでマキシム・ド・パリのナポレオンパイが食べられるとしり、行ったのがいつだった忘れたけど、20年以上前である。
いやあ確かに旨かった。
他のミルフィーユとはレベルが違った。すげー。
その後、ときどきそこで食べていたわけだが
(産地直送……地下からエレベーターで上がってくるだけなので、
 パイ生地もパリッとしてて旨いのだ)
やがて、そこのカフェもなくなり、
気軽に食べる術を失ったままだったのである。

わたしよりマキシム・ド・パリのケーキを食べたいと所望したのが妻でありまして、
わたしがあれこれ仕事してる間、銀座まで出かけて買ってきたのだ。
ケーキをどっさり。

でもって、お友達のE嬢も呼び、3人でケーキ大会。
ミルフィーユはやっぱ絶品。


ついでにチーズケーキやらモンブランやらショコラやらも登場し、
彼女が見たがってたタモリ倶楽部やブラタモリの録画を見て笑い転げながら
他のケーキも食べたのだが、もう清く正しいケーキなので
非常に濃厚で、もうしばらくショコラはくえねーてきな感じになったのであるが
それでも腹は減るわけで、
サラダメインで軽くたべられるところ……ロカンダだ、というわけで
ロカンダ世田谷へ行って夕御飯。
わたしはascii.jpに猫連載を書かねばならず
そそくさと帰宅して仕事したのであった。


2015/06/24

さらにまた自宅の日

家電批評の記事残り8ページを書いてメール。
メッセンジャーで7月3日の新潮講座の打ち合わせ。
など。

2015/06/23

自宅の日

続いて家にこもって
家電批評の残り8ページにとりかかるが
なかなかレイアウトがこないので、
作例を整理して送ったり
細かな雑用をしたり
漫画を読んだり
(「へうげもの」の新刊が出たのだ)
そんな1日。

「へうげもの」も徐々にラストに近づいてますなあ。
大坂冬の陣が近い。
古田織部が自害させられた大坂夏の陣まであと少し。

これと「大奥」とあと数種は、
電子書籍ではなく紙の本で買っております。


2015/06/22

自転車のグリップはERGON。GP3にしてみた。

ずいぶん前からハンドルバーのグリップがヘタっておりまして
もう樹脂がへたってペタベタベタペタするのでグローブなしでは乗れない感じで
amazonで買ったんだけど、つけかえてるひまがなく、
やっと作業完了。

以前付けてたのは、同じERGONのGX2。ちょっと高いヤツを英Wiggleで。あのときは円高で、英国から買う方が安かったのだ。今はまあそんなこともなく。
今回は予算不足で、コンフォート向けの安いGPシリーズを。
GXはバーエンドがマグネシウムだったけど、今度のはなんだろ、樹脂か?
いつのまにかSとLの両サイズが出てて、
細い方(S)にしてみた。これでよし。今まで付けてたGX2とかわらん感じ。

両サイドのバーエンドがよいのですよ。
坂を登るときはここを持つと力がいい感じにはいるし、
ふだん走ってるときはなんとなく手を保護してくれる感じもあるし、
このデザイン、普通のグリップより手が楽な感じがするし。

で、装着。装着は簡単。六角レンチさえあれば。



一緒にタイヤも買い換え。MAXXIS デトネイターの700×28c。こっちは交換が(グリップよりは)めんどくさいので後回し。
このタイヤ、転がりもよくて適度に軽くてグリップもあってパンクもあまりしなくて、すげー気に入っててずっと使ってる。オレンジ色もあるし。
タイヤは重要ですよ。低コストで走りを軽くできるアイテム。

でまあ、あとは家にこもって
ITMediaにPowershot G3Xのレビューを仕上げてメール、
ITMediaにArrows NXのレビューを書いてメール、さらに
家電批評にベストバイコーナーの記事を2ページ書いてメールする。

2015/06/21

[告知]7月19日の「地図ナイト」に出演決定です

突然ですが、7月のイベント出演案内。

1)新潮講座

 7月3日 新潮講座「凹凸合戦第二の陣・真夏の机上フィールドワーク」
 金曜の夜、新宿住友三角ビルにて新潮講座やります。
 わたしと東京スリバチ学会の皆川さんのふたり+ゲストという構成で、
 互いに決められたテーマと土地についてそれぞれの立場から語るという
 トークセッション。
 わたしは古道好きの立場から、古道が通る尾根道をメインに語るので凸。
 皆川さんはスリバチ地形、つまり谷地をメインに語るので凹。
 というわけ。
 寺社の立地を絡めつつ、東京の街歩きを楽しむためのトークショー。
 全3回。7〜9月とツキイチで開催されます。
 興味ある方はこちらへ。

講座詳細 | ヨム・カク・ミル・シル 新潮講座 SHINCHO CHAIR | 新潮社

2)地図ナイト11

 東京お台場にある「東京カルチャーカルチャー」(通称カルカル)で
 定期的に「地図ナイト」という地図にまつわるあれこれを楽しむイベントが
 開催されているのだけれども、
 次回の「地図ナイト11」は「東京古道ナイト」に決定。
 7月19日(三連休のど真ん中ですよ)の夜。
 わたしと地図界で有名な今尾先生と、東京低地のプロである谷口先生。
 司会は日本地図センターの小林政能さん(最近は、境界協会の人として有名)。
 コメンテーターに漫画家の江口達也さんという
 すごい組み合わせです。やばいです。どうみてもわたしが一番素人です。
 本の展示即売会も開催いたします。
 前売りチケット絶賛発売中。

『地図ナイト11/東京の古道~迅速図から過去への旅~』 TOKYO CULTURE CULTURE:@nifty

 カルカルはこれで何度目だろう。
 最初は2013年の「猫モノナイト」。納富さんに呼ばれまして。
 ステージに上がって、猫写真の撮り方の話しました。
 2回目は地図ナイト4。東京古道散歩を出したあとで、
 東京スリバチ学会の皆川さんが登壇するというので
 挨拶したいなと思い、友達を誘って連れて行ってもらったのですな。
 皆川さんを捕まえて挨拶したら、わたしの本を読んでいただいてて恐縮した次第。
 3回目と4回目も地図ナイト。
 3回目は地図ナイト8。テーマはなんだったか忘れた(笑)。江川達也さん登壇の日。
 4回目も地図ナイトで暗渠ナイト。暗渠カルトクイズにのけぞった日。
 このときは吉村生さんと高山さんにお会いしたくていったんだった。
 まあだいたい逢いたい人がステージに上がるときに行く感じ。
 もともとこういうイベントに行く習慣がないので、
 人と逢う的モチベーションが必要なのだ。
 そして5回目は2度目の登壇なのであります。

あ、でもわたしの本職はIT系ライターであり、デジカメ系ライターでありますよ。為念。

2015/06/20

デジカメ9台抱えて作例撮りの日

なんというか起きたら晴れてて、
土日で作例を撮って欲しいというデジカメが9台あって
全機種で同じ場所で広角端と望遠端が欲しいといわれてて
カメラバッグに詰めこんで
お茶の水の聖橋から広角端と望遠端、
神田明神で広角端と望遠端。
湯島まで歩いて不忍池で広角端と望遠端。
その合間にそれぞれの作例を撮りつつ、
結局、新御茶ノ水から根津まで、千代田線に沿って2駅分歩いたのでありました。


2015/06/19

「ゆるりアワー」で「iPhoneカメラ講座」的な日

田無駅近くにある「なおきち」というお店がありまして、
田無なおきち|トップページ

そこで、伊藤ルーリーさん(まあお友達です)が月一の「ゆるりアワー」という
トークショーをやってるわけですよ。
ゲストを1〜2人呼んで、プチイベントするというそんなゆるい催しで、
今月のゲストはわたしだったわけです。
「何やろうか」「そうだねえ、iPhoneのカメラの話でもする?」「そうしよう」
という展開。

iPhoneでなんかやるなら、プロジェクターが必要だよね、ってことで
モバイルプロジェクターをひとつ用意、
現地は狭いのであれこれ小物を持って行き、その場でセッティングすることに。

壁に無造作に模造紙を貼り(この手作りっぽいアバウトさがいいのだ)、
三脚にモバイルプロジェクターをのっけて位置決めして準備完了。


プロジェクターはASUSのS1。
こいつがなかなかすぐれもの。
クオリティもモバイルプロジェクターとしては上出来で、
いざとなったらモバイルバッテリーとしても使えるというさすがASUS。
QUMIがいいとよく聞くけど、あっちはちと高価なのだ。
ASUS S1はコストパフォーマンスが高い。これはよい。

iPhoneにHDMI変換アダプターをかまし、
用意したスライドショーを上映して、これならなんとかいけるよねということに。

予約が少ないと心配してたけど、
ふたをあけてみたら、
街歩き系の知人とかiPhone写真家とか業界筋の人とか初対面の方とかお店の常連さんとかいろいろと来てくれて完全満席で
(意表をついたお客さまも!)
とりあえず、
THETAで記念撮影してリトルプラネット。


さらにiPhoneカメラのTipsとか
写真系アプリの紹介とか
Snapseedの使い方とか
AppleWatchで小芝居とか

途中、AppleWatchの調子が悪くて予定してたデモができなかったりしたけれども、
(リハーサルもしてないしw)
そういうのもライブならありがちということで
楽しい夜を過ごす。

という珍しい夜でありました。
来て下さった20人弱のみなさま、ありがとうございました。

そうそう、なおきちのママさんが写真と猫好きで、
毎月、誰かの写真を飾っているのだけれども、
わたしの猫写真展もやろうという話になりまして、
正式に決まったらいずれ。

6月19日夜は田無のなおきちへ!

やべー、告知するのすっかり忘れてた。

6月19日の夜、
田無のなおきちで「ゆるりアワー」なるゆるいプチイベントに
出て、iPhoneカメラ講座的なことをゆるゆるとやります。
詳細はこちらへ
田無なおきち | 伊藤ルーリーのゆるりアワー 第6回「ツール・ド・iPhoneカメラ」ゲスト:荻窪 圭

金曜の夜をゆるりと。

2015/06/18

土偶の組体操

こもって仕事など。
e-mansionサイトのIT系初心者向け連載を書いてメール。
ascii.jpに猫連載を書いてメール。
ITMediaのレンズコラム書く。
明日の「ゆるりアワー」の準備をしたところで
寝る。


2015/06/17

雨に濡れたアジサイ写真撮ってないなあと思ってたら
ほどよく雨が降ってきたので
近所であじさいなど。

帰宅してブツ撮りしてカメラとレンズ梱包して発送。

大人になったら趣味を捨てろという上司に云々というネタが流行って拡散する。
これなど
仕事と趣味の優先順位に関する上司の一言が話題「趣味を捨てろ」 - ライブドアニュース

元ネタはこれ。
で、えっと、前から思うのだけど、

仕事にやりがいを求めてそれに没頭する人も
仕事は対価を得るための労働と割り切ってそれを原資にプライベートを楽しむ人の
両方がバランス良く存在すべきなのだよな。

この国って、前者を求める人が多すぎる気がする。
就活がややこしいのも、就職がすごく重視されるのもそのせいじゃないかと。
その仕事が自分にうまくハマったり、面白かったり
やりがいを持ててそれを第一に考えたいと思ったら
趣味やら何やらを横においてそれに集中すればよいのだし、
そうじゃなかったり、他にやりたいことがあるんだけどそれでは
食べていけないと思ったら、
仕事は労働と割り切って9時5時でちゃんと働き、
空いた時間をプライベートに使うって生き方をすればいいわけなのに、
日本では後者の分が悪いよね、世間的に。
みんなが正社員になりたがってる的なものいいも、
正社員にならないと食べていけない的な社会も
ぞっとする。
後者の選択をした人でもちゃんと生活していける世の中がいい。

仕事は仕事としてきちっと会社員やりつつ、
派生した趣味もまた仕事になってるという
希有な人も回りにはおりますが、そこは人それぞれってことで。

仕事だか趣味だかなんだかわからん日々を送って
のほほんとしてるわたしがいっても説得力ないけど。

2015/06/16

電子コミックはやばいよ

人物作例と夜景作例。これで材料は揃った!
的な感じで。

にしても、電子書籍はいかん。
あれはいかん。

講談社漫画賞受賞作の記事をみてたら
少女部門の「逃げるは恥だが役に立つ」ってのが気になり、
とりあえず1巻だけ読むかと思ったのが運の尽き。
その場でリアルタイムで買えちゃうものだから
次から次へと読んでしまうではないか。
まあ、じりじりする内容なのだけど、
恋愛ものといえば恋愛ものなんだけど、
そのじりじり感と登場人物の世界観(いや結婚観というか恋愛観というか)が
なかなか現代的でしかも少女漫画にありがちな「恋愛至上主義脳」とは
一線を画した感覚(裏返せば同じなのかもしれないけど)で展開するところが面白い。

紙の本の頃は
1冊ずつ買えば何日も楽しめたのに(その場で続刊をamazonに頼んでも届くのが翌日だから)。
いやはやおそろしや。

下記リンクはKindleだけど、わたしはBookLiveで読んでたりします。
いや正確にいえばLiveコミックか。
このサービス、細かい文句は山ほどあるけど、
便利なんでつい。
コミックはBookLive系、テキストものはKindleと最近使い分けてたりするのです。


2015/06/15

晴れたので作例撮り

あれ? なんか晴れてるじゃん。
天気予報微妙にずれてるよ。

というわけで、作例が必要なカメラをかかえて自転車で近所を走って
作例撮り。

ふはー。

で、まずはITMediaにオリンパスの8mm魚眼レンズの話を書いてメール。

2015/06/14

第4回『猫宅訪問』の日

東急田園都市線。田園調布までバスでいって乗り換えるのが定番。
これ、楽でいいわー。ちょいと時間はかかるけど、
電車で渋谷にいったん回るよりは早いし、確実に座れるし。

早めについたので多摩川沿い、中原街道南の「山王日枝神社」に立ち寄る。
ここ、室町後期から戦国時代に「丸子城」があったと比定される場所。
ただ場所的に川沿いの微高地で城向きの立地ではなく、
一時的なものだったんじゃないかという感じ。

そして猫宅訪問。
詳細はこちらをどうぞ。
あっという間にブログ化されてました。
もうわたしが書くことはありません(笑)、おおむねこの通りであります。
本職はIT系ライターですが、
ときどき猫写真家ということになったり、古道研究家ということになったりしております。

猫写真家荻窪圭さんが来る!/Catographer Kei Ogikubo visits Brothers! | Tonkinese Times - 楽天ブログ


夕方、辞去してそのままぶらぶら
古道を探索したり、古社を愛でたりしつつ遠くの駅へ帰る。
途中、猫だまりに遭遇。
全部で6匹。

ベンチの上に5匹と

ベンチ前の人通りを避けて1匹。隠れてるつもりなのがまたよい。

そんな日曜日でありました。

[特別企画]Googleフォトの自動バックアップで画質はどのように劣化するかチェックしてみた

Googleフォトの記事を書くついでに
無料無制限の「高品質モード」で
画質はどのくらい劣化するのか調べてみたで簡単にご報告。

まあ、肉眼で普通に見る分には全然かわらない。
なのにファイルサイズは1/2〜1/4になる。
すごい。
でも圧縮し直してるわけだから劣化してないはずがない。

どこがどう劣化してるか。
「人間の目にバレないように画質を落とす」には
「人間が気づきやすいところは維持しつつ、気づきにくいところは間引く」のが基本。
そこを浮かび上がらせるには、
たとえば
「極端にシャープネスを上げてやる」←ディテールの差異が強調される
「シャドウ部を極端に持ち上げる」←暗いところは間引いても気づかれにくいから狙われがち
を見てやるといい。
他にハイライト部分を落としてみるとか、滑らかなグラデーション部分を強調してみるとかあるけど、今回は上記の2つだけ。あれこれやるとめんどくさいから。

試しにオリジナル画像と、Googleフォトにいったん上げてからダウンロードしたものを見比べてみた。
オリジナル画像は6.3MBで1600万画素。Googleフォトを通したものは1.2MBで同画像サイズである。

1)極端にシャープネスを上げてみる

1600万画素写真のこの部分を等倍でチェック。

そのまま等倍でみてもほとんど違いがわからん。
(ちなみに左がGoogleフォトを通した方)



極端にシャープネスを上げてみると、もともとディテールが出ている猫の顔はほとんど変わってないが、ピントがあってない背景部分はGoogleフォトを通した方は背景のざらつきが均一じゃ無くなってるのがわかるかと思う。
ディテールを失ってもいいところをうまく間引いてるのだ。



2)シャドウ部を極端に持ち上げてやるとどうなるか


続いてシャドウ部。
この四角く囲った場所を等倍表示してみた。

そのままでは違いがほとんどわからん。Googleフォトを通した方はほんのちょっとざらっとしてる感じ。
(ちなみに左がGoogleフォトを通した方)



シャドウ部をめいっぱい持ち上げてみるとGoogleフォトを通した方はディテールや細かな階調が失われてるのがわかる。




○結論

うまいこと処理してるなあ、すごいわー、である。
レタッチ用の素材として使うならともかく、
1枚の写真としては、ほとんど違いがわからないレベルで再圧縮されてるのである。


2015/06/13

昼は地下深くの和田ポンプ場見学、夜は全国スリバチ学会懇親会

朝、善福寺川沿い、神田川との合流点近くにある和田ポンプ場へ。
街歩き仲間4人で、和田ポンプ場地下にある和田弥生幹線見学。
杉並区 区からのお知らせ - 和田ポンプ施設(和田弥生幹線)見学会を開催します

豪雨時に下水道や河川から溢れた水を逃がして一時的に溜めるための施設。
昔は大雨が降るたびに、神田川と善福寺川の合流地点で水があふれ
辺り一帯に床上・床下浸水の被害が出ていたけど、
ここ数年、そのニュースがめっきり減っているのは
この施設ができたから。

大量の雨水が流れ込んだときにどうなるかの模型を見せてくれた上で、
ヘルメットと軍手と長靴を装備して
地下深くへ階段で歩いて下りていくのである。

朝早くから地下へ下りていくのかよ、と思ったけど、
「あ、オリンパスの8mmF1.8魚眼と7-14mm超広角ズームの作例に最適ではあるまいか」ということで参加。



いやあおもしろい。「明るい魚眼レンズ」大活躍。
レンズの詳細は来週掲載されるであろうITMediaで。

地下から地上へ上がったら(ちなみに地下14階から階段です)
中野富士見町まで歩いて街のとんかつ屋で昼飯。

午後は、東京スリバチ学会系の街歩きなるも疲れたので
泉岳寺で途中合流。

高輪の台地を登ったり下ったりして
幽霊坂やら聖坂やら綱坂やらがま池やらを楽しみつつ
有栖川記念公園。

その近くにあるお店を借り切って
スリバチ学会合同懇親会。

東京スリバチ学会会長の皆川さんが
全国のスリバチ学会(大阪高低差学会とか名古屋スリバチ学会とか路地連新潟とか、あとは仙台とか神戸とか)の人たちが東京に集結して
プレゼン付の大懇親会が開催されたのですよ。

今は東京スリバチ学会派生グループだけでもこれですから。
説明してるのは多摩武蔵野スリバチ学会会長さん
80人近くが集まって名古屋弁やら関西弁やらが飛び交って
なかなか楽しい催しなのでありました。

わたしは特にスリバチ学会と深い関係があるわけじゃないけど、
まあ、一人会派的な、スリバチ学会古道派的なそんな感じで
みなさまと仲良く遊んでおります。


2015/06/12

古墳めぐりの日

雨という予報だったので家でじとっと作業するつもりだったが
どうも降らなそうなので、
昨日の作例が一部気に入らなかったこともあり再撮ついでに
東京都遺跡地図
を観てて気になった
喜多見・狛江あたりの古墳群をチェック。


けっこう残っているものだなあ。
このあたり、東京ではめずらしく「奈良平安時代の遺構」もかなり発見されてて、
古墳時代からずっと集落があったってのがわかる。
調べてみたら面白いんだよなあ。
狛江の土屋塚古墳。この辺いったい土屋家だらけ!

2015/06/11

自転車・作例撮り・原稿書きの3拍子揃った日

Googleフォトについての原稿を書いてメール
ascii.jpに猫連載を書いてメール

自転車で喜多見あたりを走りながら作例撮り。
超広角や魚眼の作例に
竹林や
次太夫堀公園民家園へ。

まあ竹藪で真上を見上げて魚眼とかありがちだけど
天気もあまりよくないし
そういうのもいれとくかという感じで。


2015/06/10

楽天モバイル製品説明会でスマホで自撮りする篠山紀信の巻

渋谷で行われる楽天モバイルの製品発表会へ。
まあ製品(honor6 plus)自体はすでに発表されてるので
お披露目会みたいなものか。

明治神宮前から渋谷へ歩いて行くと(渋谷駅はあまり使いたくないらしい)、
途中、北谷稲荷神社を見つける。宇田川を挟んだ反対側にある大山稲荷神社と
由緒はほぼ同じ。15世紀、同じ人が勧請したらしい。
駿河から来た讃岐太郎って、駿河から讃岐?
北谷稲荷神社|渋谷区神南の神社
大山稲荷神社|渋谷区松涛の神社

渋谷あたりは家康江戸入り前からある神社が多く
ナニゲに古い土地だから面白い。

それはともかく、
シダックスホール(むかし電力館だった場所ね)での製品説明会。
妙に違和感を感じると思ったら、
中央前列を若い女性が占めてる。
何かと思いきや「インスタグラマーの女性に来て貰いました」ということらしい。
honor6 plusのウリがカメラなので(だからわたしも行ったわけだが)
Instagramのプロモーションも兼ねているっぽい。

製品説明会はシンプルなもので、
まあ、楽天モバイルのSIMは安くてお得だよという話と
格安スマホのみならず、ファーウェイのhonor6 plusを楽天モバイルのフラグシップとして
力をいれますよという話。
ファーウェイもなんとか日本市場に食い込みたいけど、
製品を絞ってる3大キャリアでは難しく、楽天モバイルと手を組んだということか。


価格も一括購入で5万円以下と安い。
安い割に中身はしっかりしてる(日本向けの機能……テレビチューナーやらFelicaやらはないけど)ので、確かにお得感はある。
格安SIMのスマホが欲しくて、楽天会員ならこれは狙い目かも。

今日、顔を出した理由のもうひとつは篠山紀信がやってくるから。
生の篠山紀信も見てみたくて。
篠山紀信がhonor6 plusで撮った写真も見せてくれるというので期待してたら、
こういうのでした(笑)。まさかここで篠山紀信が撮った普通の写真を見ることになるとは。

で、ステージで自撮り大会。

そういう意味では面白い発表会でありました。
楽天モバイル: honor6 Plus