2015年6月9日火曜日

WWDCの話

午前2時からWWDC基調講演。
いやあ、映像にコストかけてるわー。
いろんな人が入れ替わり立ち替わりであわただしいわー。
まあ、
Mac、iPad、iPhone、AppleWatchと4つも抱えてて
全部いっぺんにアップデートするんだから
慌ただしいのもむべなるかな。
わざとああいう演出にしたんでありましょう。

ひとつひとつの機能に既視感があってもそれは別にたいしたことじゃない。
無理に独自性を出そうとして役にたたん斜め上のものを作られても困る。

いまだ、アップルは誰も見たことがない革新的なものを作ると信じて期待してる人がいるけどさ、
今まで、アップルの発表会で「おお、これは革新的だ。素晴らしい。世界が変わるぞ」なんて
みんなが絶賛したことってどれだけあった?
アップルが何かを発表するたびに「目新しさが足りない。アップルはもっと革新的なものを作って欲しい」といってればそれでOkな
能天気な人たちはほっとくとして、
iPodを発表したとき、どれだけの人がそれを革新的だと思ったのだろうか?
 - あの頃を覚えてるけど、Appleを追いかけてた人の一部だけだよ。だってあのときすでに、MP3プレイヤーもHDD搭載のプレイヤーもあったのだから。そこだけ見てた人はたいして評価してなかったし、出てすぐ大ヒットしたわけじゃない
iPhoneのときも同様だ。

あ、ボンダイブルーのiMacが出たときは
多くの人が絶賛した。でもパソコンとして革新的だったわけじゃない。
デザインは革新的だったし、USB一本にしぼったのも革新的だったけど、
パソコンとしてはそうでもない。

今回は
ど派手な新機能で多機能化を測る方向では無く(その証拠に、新しいアプリはNewsくらいしか出てないはず)、
既存機能の強化や内部の進化が中心だったのはよいこと。
今はそういうステージですよ。
全体が過渡期なのです。
パソコン・タブレット・スマートフォン・スマートデバイス
というハードウエアが出そろったところで、
それらをいかに融合させて連携していくかの基礎固めの時期。
毎回一喜一憂してもしょうがないわけで、
それよりは
今まで手を付けたサービスの安定化と定着をさっさとしつつ
次の手をじっくり練って欲しいもんですよ。
ApplePayやTransitはいつ日本で始動するんだ?


それはそれとして、
今回の発表で一番印象に残ったのは
SiriとSpotlight。

何かしたいと思ったらアプリを探して立ち上げて作業する、
という一連の流れがあるわけだが、
それってめんどくさいじゃない。アプリが増えると探しちゃうし。

で、アプリを探して立ち上げるとこをすっとばして
SiriかSpotlightで直接リクエストするって流れを加速させてきたのだ。
もうアイコンの並びはどうでもいいという勢い。

SiriもSpotlightも便利だけど
(今でもアプリを探すのが面倒だと、Spotlightでアプリ起動してるし)、
同音異義語が多くて音韻の数が少なくて文法が曖昧で文脈に依存しがちな日本語で
しかも文字入力だと変換作業が必要になるわけで、
それがどれだけ実用的になるか、iOS9を待つとするか。秋だ。

で、
ちょっと寝て起きて、
ascii.jpにWWDCを受けた短いコラムを書いてメールして、
五反田にある某社で打ち合わせ。仕事がひとつ決まりそう。
その後銀座で6月19日に田無の「なおきち」で開催される
ゆるりアワーの打ち合わせ。
同時に当日使うモバイルプロジェクターの動作チェック。
田無なおきち | 伊藤ルーリーのゆるりアワー 第6回「ツール・ド・iPhoneカメラ」ゲスト:荻窪 圭

これ、ゲストで出ます。ゆるりと。
お暇な方はぜひ。



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