2014/11/30

働く日曜日

Facebookに紅葉写真がどんどん流れてくるのを尻目に
うんうん唸りつつアサヒカメラの原稿を6ページほど書いてメール。
ああ、今年は都内の紅葉を全然撮ってないな。
六義園の夜紅葉に行きたい。
でも日本カメラの2ページも書かねば。

[デジカメ]オリンパスの40-150mmが届いたのでかふかを撮ってみた

昨日帰宅したら
オリンパスの40-150mmF2.8 PROと1.4xテレコンが届いてた。
交換レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO|オリンパス

待望のレンズである。
35mm換算でいうと「80-300mmで全域F2.8」という、
もしフルサイズセンサー用だったらめちゃ巨大でめちゃ高価になるところを
マイクロフォーサーズだから手持ちできるサイズでそこそこの価格でおさまったという
ところであって、性能を考えたらすげーお得感ありますよこれ。
だからマイクロフォーサーズは面白い。

まあ、被写界深度は2段分ほど違うからフルサイズ用のサンニッパと直接比べてはいかんが、実用性はこっちの方が上だ。
手軽に振り回せて使いやすいし巨大なカメラバッグじゃなくても持って行ける。
しかも、けっこう寄れる。70cmまでだったかな。
スライド式フードも使いやすいし、重量感もリングのトルクもいい。
唯一難点があるとすれば三脚座の着脱がめんどくさいことくらい。

デカく見えるのはフードのせい。レンズ自体はすげーコンパクト。
天候がイマイチだったので
とりあえず室内でかふかを試し撮り。テレ端で見つめ合ってみた。



続いて、ギリギリまで寄って撮影。
ちょっと青くなったのは部屋の照明の関係で、面白いので直さなかった。
瞳の中に四角く写ってるのはiMacのモニタ。
300mmでここまで寄れたら楽しいわ。


1/40秒で手持ちでほぼ手ブレせず。
OM-Dの5軸手ブレ補正は優秀ですばらしいですわ。
「室内でも楽しめる300mm」である。いひひひひ。

はやくこいつとテレコンを持ってフィールドに出たいー。

で、現在所有してるパナソニックの100-300mmと撮り比べて
クオリティに差がありすぎるようなら、100-300mmの方を売っちゃおうかなと。
換算600mmは魅力だけど写りはそこまでよくないので。

もう1本の望遠ズーム、パナソニックの45-175mmは手放さない予定。
あれの軽さ細さ小ささはとても魅力なので少しでも軽くしたいとき重宝する。
よく写る割に小さくて軽くて細くて安いのだよ。


2014/11/29

はじめての人間ドックな土曜日

朝から新宿で人間ドック。
初体験。
いや健康診断すら最後にうけたのが会社員だった頃というていたらくなので、
イマドキのクリニックというものが初体験で
なかなか面白い。

どこがよいかわからないので
あれこれググってみて、立地と内容と価格で決めたのだが、
医師もドック受けに来てる人も女性が多くて、
内装も薄いピンクが多用されてて、多分に女性を意識したクリニックなのでしょう。

人間ドック半日コース+脳のMRI

朝到着するとジャージを来た人がソファで呼ばれるのを待ってる。
カウンターで受付すると着替えを渡され、
着替えて名札を付けたらあとは病院の人に呼ばれたら、
順番に検査する。

待ち時間はスマホで遊んでればいいやと思ってたが、
まあ当たり前だけどクリニック内は使用禁止だったので(そこまで頭が回ってなかった)
用意されてる雑誌を読む。雑誌をちゃんと読んだのなんて久しぶり。

各個室が心電図用、内科検診用、血を抜かれる用、聴力視力身長体重検査用等に分かれてて
名前を呼ばれたら部屋にはいって検査、を繰り返す。

初めての脳MRIは面白かった。
中でシータしたかったくらい。
狭い場所に閉じこめられて前衛音楽を聴かせられるというインスタレーションだと思って楽しませていただく。

人生初バリウム。巨大なメカにセットされてグイングイン動かされるという
サンダーバードな気分を味わわせていただく。

身長体重は久しぶりに量ったけど想定内なのでまあよしとする。
慎重は縮んでなかったし、体重はベスト体重より10kgほど増えてたけど最後に量った数年前とほぼ変わらず。

イマドキの病院はきれいでイタレリツクセリですな。

何より前日21時から何も食べてないので腹減った。

ひととおり終了すると、簡易所見。
まあ年齢が年齢だけに多少数値がアレなものはアレだったが
基本的に大きな問題なし。
詳細は後日郵送される。

MRIやレントゲン結果の画像が欲しいといって、
別途CD-ROMに焼いてもらう。有料ですが1,000円程度。




そして食事券をもらって終わり。
それでランチを食う。

あれこれ行きたいところもあったが雨も降ってたし
お腹にバリウムがつまってて重くてうげーって感じだったのでまっすぐ帰宅。

夕方、facebookを見て「和田堀給水所の最後の見学日だった」ことを思い出す。
がーん。しまった。なんとか間に合う時間に終わってたのに。
江川達也先生ほかいろんな人の報告を見ながらちょっとショック。

夜、原稿を1本書いて寝る。

2014/11/28

明日のことが気になって仕事が滞った金曜日

最近のパナソニックって面白いカメラを出してるのだよねえ。
Android機と合体したDMC-CM1なんか、
「高画質できれいな写真をシェアする」という
今一番求められてるとこをピシッとついてるし
(望遠じゃなくて高画質なのだ。そこ大事)
表はデジカメ、裏はAndroid:欧州で発売された「LUMIX DMC-CM1」ってどんなカメラ? (1/2) - ITmedia デジカメプラス

LX100もワンランク上のセンサーに明るいレンズで
ハイクオリティな、正直「触ると欲しくなる」カメラだったし
個人的にも欲しいカメラ:クラシカルな操作系が似合うボディに破格の性能――「LUMIX LX100」の実力に迫る (1/4) - ITmedia デジカメプラス

FZ1000もGM5も面白い。
もっと注目されていいと思うのだが、
クオリティが高い分、ちと高価なので、
たとえば「今おすすめのハイエンドコンデジを」といわれたとき、
LX100っていうと、もうちょっと安いのがいいといわれる。
じゃあ価格がこなれてきたRX100M2にしときますか、となる。
難しいところでありんす。
逆に言えば、ソニーはその辺がさすが。

まあそんな感じで、
某誌でも「10万円以下」という縛りのせいではいらなかったし
別の雑誌でも電話で取り上げる機種をどれにするか尋ねられて
困ったりしたのだ。
まあ、そっちはmax4機種といわれたのでLX100は無理矢理いれたけど。

そうそう、LX100がズームコンデジでは最高峰だよな、と書こうと思って
「G1X2」のことすっかり忘れてたのに気づいた。
存在を忘れてました。いやはや申し訳ない。ほんとに忘れてた。
1.5インチなのに。なぜ忘れられてたのか、そこが大事。

で、昨日〆切だった原稿を仕上げるつもりだったのだけど、間に合わず(ダメじゃん)、
しかも明日は人間ドックで
午後9時以降は飲食も喫煙も控えてねといわれてるので
それでは仕事にならず、諦めて寝ちゃうのであった。
実は人生初の人間ドックなのでちょいとドキドキしております。

そうそう、今日の2冊。いやあコミック充実の日でした。だから仕事が進まなかったのか。



2014/11/27

新宿で忘年会な木曜日

書きかけの原稿をなんとか書き、
iPhone 6 PlusとAQUOS Phoneの2台を駆使して
LINEのダミー会話を作ったりして
まとめてメール。
ascii.jpに猫連載を書いてメール。

夜はモノ系メディア・ライター忘年会なる忘年会に顔を出す。
顔見知りは少なかったけど、
Oh!X時代からの(で)くんとか、ソフトバンク時代のライター仲間とか
その他多くの人と再会したり新たに交流したりして帰宅。
幹事のコヤマさまありがとうございました。

こういうとこになかなか顔出さないので新鮮でありました。

2014/11/26

雨で桃乳な水曜日

雨。けっこうな雨。
日本カメラ編集部で打ち合わせ。
桃乳舎。

つなぐネットの連載を書くが、
下書きだけしてダウン。やばい。

2014/11/25

雨の中歩く火曜日

雨の予報だけどどうしましょう?
まあ大雨でなければいきましょか

というわけで12月13日「東京古道散歩」の下見。
鐘ヶ淵駅から東行して立石さままでまっすぐに。
Apertureから。ピンが立ってるのは撮影場所

これ、東京低地に残る古代東海道の名残。
771年、三浦半島から海を渡って房総半島に渡っていた古代東海道が
武蔵国を通る道に変更された。
そのときの道筋が今でも残っているわけである(推定)。
梅若伝説と木母寺、水神社、葛西清重居館と塚、立石さまに熊野神社と
往古からの古社古刹・伝承がきれいに並んでいるのはポイントが高い。
まあどの本を見てもこの道筋が古代東海道と書いてあるのだが、
そうじゃないという話もある。
矢切の渡し近辺で太日河を渡り、柴又を抜けて西へ向かい、
豊島郡衙(今の平塚神社。豊嶋駅比定地のひとつ)あたりに達するという説である。
柴又(往古は嶋俣)もまた古くからの微高地で、古墳も残っている。
あの辺の、松戸と柴又を結ぶための渡しがかなり古くからあったとしても不思議は無かろう。

雨はいいとして、荒川の上が寒い。
荒川土手から長い四つ木橋をわたる最中が風が冷たくてめちゃ寒い。
ここの遠回りがイタいんだよなあ。
まあ当日はそこまで冷えませんように。
今回は、鐘ヶ淵駅から隅田川まで離れてる、荒川の迂回、立石駅と立石さまが離れてる
というわけでちょいと歩く距離が長くなるのがつらい。

ともあれ、鐘ヶ淵駅前の「グリルとみやま」は昭和レストラン好きにはたまらんお店でありました。

鐘ヶ淵駅前。向こうに3本、こっちに3本、真ん中に線路というややこしい交差点。

東白鬚防災団地の梅若門。防災団地って名前がもうすごい。

古道を歩いているといきなり壁が。ああ、古道を分断した荒川土手。

葛飾区にはいるやいなや詳しい解説地図が。これはよい。

雨の立石さま



2014/11/24

ふがふがとはたらく月曜日

祝日である。
新百合ヶ丘でちょいと作例撮り。
3機種で撮り比べ、的な企画なので
同じカットをそれぞれ撮らねばならないのである。

そうそう、ふらっとモデルをしてくれる妙齢の女子、募集してます。
興味ある方はぜひFBとかTwitterとかでメッセージを。

帰宅してカメラをまとめて発送して
LX100のレビューを書いてメールする。

クリスマスツリーマクロ by LX100
時代劇専門チャンネルで「塚原卜伝」見る。面白いと聞いて。
室町時代(というかもう戦国時代か)の様子を描いてるのが面白い。
最後のワイヤーアクションや、当時地蔵だか庚申塔だかが道沿いにあったのか?
ってのはおいといて、たまに見るテレビドラマというのもよいものですな。

塚原卜伝とスカパーのJりーグラボがかぶってたのでみそびれた……かにみえたが、
スカパーオンデマンドでも視聴できることが発覚。
iPadのアプリでJリーグラボを呼び出し、AirPlay&AppleTV経由で
テレビで視聴。まあ画質は落ちるけど、Jリーグラボくらいなら問題なし。
もってるとたまーに役立つAppleTVなのでありました。

2014/11/23

へごへごと過ごす日曜日

LX100のブツ撮りをしたりレビューを書いたり(下書きでダウンしたけど)しつつ
地味にすごす日曜日。

LX100ってすっごくいいわ。
細かい点で気になるところは散見されるんだけど、
素性がすごくいいので使ってて気持ちいい。
基本的にAFは速いし操作もきびきびしてるし携帯性も悪くないし写りも基本的にいいし。
まあ重箱の隅をつつき出せばあれこれ出てくるのだけど、
それ以上にいい。
突然大五郎が「これなんだ?」とくんくん寄ってきたので
とっさに撮ったのにちゃんとフォーカスあってるし。


これは触ると欲しくなるので危険なカメラであります。
でもこの年末はオリンパスの40-150mm F2.8を買うので金がまったくないのだ。
わははは。このレンズ、めちゃ評判いいし。
まあ急いで買わないと旬を逃す、って類いのカメラではないのであわてない。


2014/11/22

ご近所ですごす土曜日

いろいろと出かけたかったのだが
とりあえず必要な作例を撮っておかねばということで
自転車で出動するもいざ撮影という段になって
1台のカメラにバッテリがはいってないことにきづき、
慌てて自宅まで戻ってバッテリを入れて一息ついて
などとやってたら空は曇ってくるわ
新宿まで出かける気力は萎えるわでろくなことにならないのであった。

そもそも、
バッテリを外して充電器にセットするから入れ忘れなんて事象が発生するのだ。
コンデジはすべてmicroUSB端子を通してUSB充電できるべきなのだ。
そうなってくれれば、いざというときモバイルバッテリーが使えるから
かなりありがたいのだ。
だがしかし、全モデルでUSB充電ができるのは今のところソニーのみである。
他社は一部のモデルでそれが可能になっているに過ぎないわけで、
なんとももどかしい。
スマホ並の運用ができないとダメでしょうに。

そうなると充電器なんてヘビーユーザーしか使わなくなるのだから
別売りでいいじゃないか。


2014/11/21

もう忘年会ですかそうですかもう年末ですかそうですか

お茶の水でちょっと作例を撮った後
オリンパスの製品説明会&懇親会(兼忘年会)。
オリンパスの、というよりは、オリンパスプロサロンの、という方が正しくて、
まあ、オリンパスにプロとして登録しているカメラマンが対象なわけで、
なぜかE-M5を使い始めてからわたしも登録させて貰ってるわけで、
ふだん、自分をプロカメラマンだと称することはありませんが、
こういう場には顔を出すわけでして、
はじめて顔を出した2年前に比べると若いカメラマンが増えていて、
良い感じであります。
見知らぬ方から、古地図がお好きなんですよねと声をかけられたり
猫の荻窪圭さんですよねと声をかけられたりするのまた楽し、と思いつつ
業界のお仲間の方々やオリンパスの方々とカメラの話やらしょうもない話やらをしつつ
過ごしたあと、
2次会には出ず、ちょいとお茶の水で夜景作例を撮ったのち、
帰宅し、
実はなんと早朝に仕上げた原稿と図版を
送信し忘れていたことが発覚しておりまして、
あわてて送ったりいたしましたとさ。
丸ノ内線をスローシャッターで撮ったらウルトラマン的な意味でかっこいい

LX100、いいわ。
どうしよう。気に入ってしまった。。。


2014/11/20

お仕事の日とα7IIの話

家電批評のお仕事で7台のコンデジを持って比較作例といわれたのだが
今日に限って天気が悪い。でも7台も抱えて撮影に行けるのは今日しかない。
しょうがないので
新宿御苑でちょいと作例撮り。

寒くて曇ってる上に紅葉もまだまだというちょいとアレな天候だったのが残念。


帰宅して原稿書き。
ascii.jpに猫連載を書いてメール。
今回は小諸城大手門猫。

さらに家電批評に原稿を書いてメール。

ソニーからα7IIが出ましたな。
初代機から大きなリニューアルで
Eマウント機にもとうとう5軸のボディ内手ブレ補正搭載。

いずれ、Eマウント機もボディ内手ブレ補正になるだろうと思ってたけど
(NEXだった頃、どっかの雑誌にそう書いた記憶がある)、
センサーサイズが小さいAPS-C機ではなく、
フルサイズのハイエンド機からやってくるとはおもわなんだですよ。
モデルチェンジが速い、って声もあるけれども、
大きな変化を狙ってるときは、時代の流れを速めたいわけで、
それはそれでアリだよなと。

ちょっと高く(あ、価格ではなくサイズの話)重くなったのは
手ブレ補正機構をいれたからだろうな。カットモデルでも見ないとわからんけど。
いちおう比較してみた。
あごがちょっと伸びてる。とんがり頭の形状は新型の方が好きだな。
写真はsonyの製品ページから引用
とりあえず
数年後に、手頃な単焦点レンズが続々と出てきたら
面白くなりそう。


2014/11/19

PFUのScanSnapファンミーティングの日

夜、横浜みなとみらいのPFU新社屋お披露目兼
Scansnapファンミーティング(でいいんだっけ?)という
PFUのイベントがありまして、
そこに招待されたので行ってきたのである。

横浜までいって飲んで喰って帰ってくるだけなのももったいないので
家を早めに出て表参道から原宿へ裏道を歩きつつ作例を撮り、
青山の都営アパート。

明治神宮前駅から地下鉄の副都心線→東急東横線というルートでみなとみらいへ。
(渋谷乗換はしたくないので、横浜へ行くときは明治神宮前駅を経由するのだ)

そしてイベント前のちょっとした時間で
みなとみらいの夜景作例をLX100で撮影。

そしてPFU新社屋。

行ってみたら、いろんなクラスタのIT系業界知人がたくさんいてびっくり。
ざっくりいうと、
老舗のITジャーナリスト系、
Macユーザーグループ系
ブロガー系
文具系
……それぞれのクラスタが固まってテーブルに着いてたので
わたしはふらふらと行き来しておりました。
ああ、神田さんお久しぶりです、ってな感じで久しぶりに神田さんと
旧交を深めてたら、神田さんと東さんがまた関西時代からの古い付き合いで
いろんなとこで「え、荻窪さん、××さんともつながってるの?」と何度いわれたか、
長くこの業界で専門をコロコロ変えながらふらふらしてるとそうなるわけで、
人間関係がつながりすぎて面白い。

あ、PFUの話してないや。

えっと、SV-600とS1500MとSNAP LITE、愛用しております。
SV-600はもっぱら地図をスキャンしております。

あ、ファームアップしなきゃ。

なんというか、PFUが長年やってきた、ドキュメントスキャナの時代がやっときたんだなあと実感。
ドキュメントをペーパーレス化って概念は昔からあったんだけど、
デジタル化したドキュメントをどう管理するか、ってところがネックだったんですよ。
少なくともわたしにとってはそう。
ドキュメントのままだと場所はとるし管理はできないし、
でもデジタル化してそれがひとつひとつのファイルになっちゃうと、
一覧性で劣るので埋もれちゃう。

それを解決するソリューションが充実してきたのだ。

わたしにとってはそれはPDFとEVERNOTE。
いろんなドキュメントをスキャンしてはEVERNOTEにつっこんで、
ときどき見直してタグ漬けしてるんだけど、いやタグ付か……
そのおかげで、無理に管理しようなんて思わなくても
「そういえばこの資料、スキャンしてたな」とざざっとEVERNOTEを眺めれば
たいてい見つかるわけで、
データが充実してるジャンルだと、検索で見つかったりするわけで、
やっと使える時代がきたのだ、ってことなんだろうと、
ScanSnapの元祖ともいえる
VisioneerのPaperportを90年代に使ってたわたしは思うのでありました。

ちなみに、はじめてドキュメントスキャナを使うって人には
iX500をお勧めいたします。


2014/11/18

[近代建築]和田堀給水所の最後の勇姿

午後、笹塚のスタジオで座談会の収録。
お題は今年のデジカメ総括的な、まあそういう総括な季節であります。

で、天気もいいし、笹塚なら自転車で走った方が早いし、
ちょうどレビュー用の作例が必要なデジカメ(LX100)も届いてるしで
自転車で出動。

羽根木から笹塚方面へ抜けるよい古道があるのでそこを久々に走るのだ。

といいつつ、途中で寄り道。
羽根木稲荷参道から和田堀給水所へ。

ここで航空写真をどうぞ。
アップルのマップより。

アップル「マップ」の航空写真より

こんなとこである。2つの給水施設がアリ、
丸い方が一号配水池で1934年、四角い方が二号配水池で1924年の建造物なのだ。
井の頭通りを見るとよくわかる。
井の頭通りは、実は地下に水道管が通ってる「水道道路」で、
多摩湖の水が浄水場を経由してここまでまっすぐ来てて、ここからまっすぐ渋谷方面へ向かってるのだ。だから井の頭通りは給水所を迂回するように大きく曲がってるのである。

グーグルの3D写真をみるともっとよくわかる。
Googleマップの航空写真より

カッコいいでしょ。カッコいいのだ。
背が高い建物じゃないから地上からはわかりづらいのだけど。
近代建築好きは見逃してはいけないのだ。

これが今解体されてるのである。
解体したら、井の頭通りがまっすぐつっきるらしい。
で、その様子を見ておきたかったのだ。
そしたらこんなでした。南側から撮った写真。

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

もう工事がはじまってるじゃん。
一号配水池回りの土がもうけずられて壁が剥き出しじゃん。
ああ。
で、現地にある貼り紙を発見。
11月29日の10時から15時、最後の見学会が開催されるそうです。
雄姿を見ておきたい、という方は是非。

まあ、場所的にこれが邪魔ってのはわかるけど、
これだけの建造物が無くなるのは寂しいですな。

そうそう、この写真はLX100で撮ったのだけど、
LX100っていいわあ。よく写るわ。さすがマイクロフォーサーズセンサー。
はやくレビューを書かねば。

コンデジはもうこのくらいのレベルじゃないとダメだわ。
1/2.3型センサーの普及型コンデジを使うならiPhone 6 Plusの方がよいもの。
最低でもStylus 1。できれば、RX100 M3かLX100がいい。
Stylus 1は1/1.7型センサーだけど全域F2.8の10倍ズームってメチャ役立つんだよなあ。
まあそのうちこの日記で、2014年版のベストコンデジの話でも書きます。

とかしてたら遅刻しそうになったので慌てて自転車を走らせ、
無事、座談会も終了し、
帰りは素直に羽根木道を走り、
東松原駅近くにある昭和な喫茶店「東亜」でコーヒー休憩。
ここの珈琲は美味いと聞いたので来てみたかったのだ。
いやあ、確かに旨かった。
珈琲一杯のために喫茶店に入るなんて久しぶりで楽しかったわあ。

夜は、ITMediaにDMC-CX1のファーストインプレッションレビュー
(日本では未発売なので詳しく書いてもしょうがないし)
を書いてメールする。






2014/11/17

[シータ]美女とシータと肉

夜、都内某所で某関係の秘密でもなんでもない会合。
どう書けばいいのかよくわかりませんが、
まあ、THETAファンミーティング絡みで、
わたしのミニテトラポッド三脚、大人気でした。iPhone 6 Plus
テーブルの上はこんな感じ。

シータに囲まれてシータ - Spherical Image - RICOH THETA

さらにきれいに並べられました。

OLYMPUS E-M1 + Panasonic 25mm F1.4

こうしてみると、4色THETAもなかなかきれいですな。
食事中もシータはそのまま(笑)
肉とシータ。Panasonic CM1
シータ話から業界話さらにあれこれ盛りだくさんな話が展開しつつ
旨い飯を喰らうという
幸せなひとときを過ごしましたとさ。

ちなみに、
食事がこないうちにとシータをきれいに整列させて写真撮ってたのは
OLYMPUS E-M1 + Panasonic 25mm F1.4
この方でした。
OLYMPUS E-M1 + Panasonic 25mm F1.4

第2回 THETA ファンミーティング登壇者のひとり、松嶋初音さんです。
バッグからdp1 Quattro出てくるわ、FUJIのX-M1使ってるわ、MBP13持ってるわ、もう普通にアレな美女でしたですよ。この写真、お気に入り。

22日(土)には新宿ロフトプラスワンでデビュー10周年記念イベントをなさるそうなのでぜひ。わたしは行けるかどうかわからないけど。
「ハツネオブザデッド」 – LOFT PROJECT SCHEDULE

ところで、新型THETAですが、
動画機能追加とカラバリとちょっと安くなったことが目立っておりますけれども、
Wi-Fiの転送時間が短くなったことと、画質がちょっとよくなった(気がする)のも注目。
興味のある方はぜひ……今は品薄らしいですが。


2014/11/16

[散策]国分寺の日立中央研究所庭園公開の日

秋の日立中央研究所庭園公開の日であります。
構内の自然庭園のご紹介:中央研究所の概要:研究開発:日立

庭園の詳細はこちらに。
日立製作所 中央研究所の森 武蔵野の自然観察:環境への取り組み:日立

上京して最初に住んだのが国分寺で、
当然、東京の地図を買うわけですよ。
すると、うちのすぐ近くに「中央公園」があり、そこに池がある。
どんなとこだろうといってみると、塀に囲まれて入れない。
それが日立中央研究所の最初の記憶で、
「え、公園じゃないんかい!」と。

まあ一般公開されてない公園ではあったのだが、
その後「野川源流のひとつである池がある」ことをしり
はじめて公開日に訪れたのが2005年11月。
下記の11月20日の日記に書いてあった。
混沌の屋形船200511
あのときは自転車で走ったのであった。

今日は電車。

一緒に行こうという話になった友達と一緒にFacebookで同行者を募ったら
10人近くになりまして、
ぞろぞろと、国分寺駅→だんごの輪島→わたしが上京して住んだ最初の場所w→日立中央研究所
と歩き、野川の源流を楽しむ。
わたしの装備は、E-M1とCM1と新型シータ(イエロー)。

日立中央研究所庭園の池シータ - Spherical Image - RICOH THETA

こちらはCM1で。さすが1インチセンサーですよ。

DMC-CM1

その後中央研究所とJR&西武線の線路の間を通る遊歩道(これはおすすめ)を歩いて
恋ヶ窪へ。
あとは「ここが鎌倉街道だよ」「ここが東山道武蔵路だよ」「これがお鷹の道だよ」といいながら崖線を楽しみ、
目的地のそばやへ急いでいったらもう終わってて(がーん)
ぶらぶらと崖を登ったり降りたりして不動橋へ行き、そこのそば屋もダメで
また崖線を上って、適当な中華料理を食い、
イエローシータ登場

殿ヶ谷戸庭園でまた谷戸を楽しんで終了。

みんな、国分寺の谷戸地形に目が輝いてて面白い。
湧水も多いし地形的にも面白いし、その筋の人にはたまらん場所なのです。

殿ヶ谷戸庭園の崖下でシータ #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

国土地理院地図にマッピングしてメモを入れたGPSログをどうぞ。





2014/11/15

[自転車]ILLUMとCM1を携えて自転車で走った日

ILLUMとCM1とメインに作例撮り。
馬事公苑で紅葉を撮ったり(奥の菖蒲池にいつも紅葉がはやくて綺麗な木があるのだ)。

いやあ、CM1、おもしろいわ。
UIにまだまだ改善の余地があるけど、
1インチセンサーを搭載したって点がミソ。
それについてはいずれ書きます。たぶん、ITMediaで。

そのあと登戸まで電車で行って追加の作例を、と思ってたのだが、
考えてみたら、馬事公苑の前の道って世田谷通りじゃん。
世田谷通りをひたすら下ればすぐに登戸じゃん。
ええい、そのまま走っちゃえ、と、
今日は遠出するつもりなかったので前カゴもつけたままだし自転車用の服でもなかったんだけど、そこはもう勢いで。
ぴゅうと走り、
ついでに向ヶ丘遊園脇の小さな踏切のとこでロマンスカーでも撮るかと思ったら、
なんとその踏切が閉鎖されてて、枡形の方まで回らないと線路を越えられなかったりして
アレだったんだけども、帰り、多摩水道橋の上から振り返ったら富士山がきれいに見えたのでよしとするのである。


上記地図のAからEが下記の写真と対応しております。

写真 A:iPhone 6 Plus:石橋を供養した塔。次太夫堀にかかってた。

写真 B:iPhone 6 Plus。CM1は薄いのでサドルにも刺さります←をい

写真 C:iPhone 6 Plus:がーん。

写真 D:iPhone 6 Plus:連写でながしどってみたVSE

写真 E:Nikon1 V3:多摩川と夕日

2014/11/14

特になんてことないぬるい日記

ちょいと近所で作例撮って
ライトロイルムのレビューを書いてITMediaにメール。

ILLUM面白い。
ただ、初代LYTROは「面白いだけでOk」なカメラだった。
ILLUMは「面白いだけじゃ許されない」カメラになった。

でもって日本代表戦観る。
吉田麻也と豊田と本田が点取りましたねえ。
元グランパスのふたりが豊田スタジアムで活躍するってそれだけで嬉しい。
吉田麻也、本田、豊田、川島と4人がグランパス出身で田口は現役のグランパス。
ピッチ上の11人中5人がグランパス絡みというサポには楽しい試合でありました。


2014/11/13

[デジカメ]いるむの日

お。久々に晴れたじゃん!
ってことで、LYTRO ILLUMの追加作例。
未来カメラいるむちゃん、って感じで。
ちゃんづけするにはちと重いけど、
猫撮ったり招き猫撮ったり紅葉撮ったりする。

やっぱ面白いわ、いるむ。詳しくはITMediaで。


ちなみに1枚テストでアップしてみたのがこちら。昼寝してるうちの猫。
あれこれクリックしてみて下さいまし。


帰宅してブツ撮りして
返却しなきゃいけないので発送。

夜はascii.jpの猫連載を書いてメール。
今回のお題は小諸猫-前編-。
1回でおさめたかったけど、
何かと面白かったので2回に分けることにした。

2014/11/12

仕事の日

都内某社で某な某。
まあ、秘密のミーティングがあったと思って下さい。
ついでにおされなお店でおされなごはんを食べる。
慣れないとこで慣れないものを食べるもんだから慣れないことが起きる。

夜は執筆モード。
ITMediaの長年続いてるデジカメ撮影術連載をなんとか朝までかかって書いてメール。
先週でかけた小諸の紅葉写真満載な感じで。


2014/11/11

仕事の日

難航してた初心者向けの記事を書いてメール。
こういうのって延々と書いたり消したりを繰り返してるうちにふと
「あ、こういう流れでこうまとめればいいのか」って見えてくるわけで
そうならないうちは、
内容的にはまったく難しくない原稿であっても全然進まないんだよなあ。

合間合間にLYTRO ILLUMで遊ぶ。これはおもしろい。


2014/11/10

仕事の日

ITMediaのiPhoneカメラ講座を書いてメール。
お題は、iOS8時代のカメラアプリ。

さらに、初心者向けのノートPCとタブレットPCとタブレットとスマホの違いをざっくり解説するという記事に取りかかる。
さくっと書けるかと思ったら、意外に難航したので寝る。
やばい。


2014/11/09

[Mac]5k iMacは実物を見てはいけません

LYTRO ILLUMを持って作例撮り。
外苑前で人物作例を撮り、
雨も上がったのでのんびりと
北青山アパート経由で、
直角に曲がった幹が見事……というかよく保ってるな。
アップルストア表参道。
そこで見てはいけないものを見てしまったので見なかったことにする。

5kに相応しい5DmkIIのフルサイズの写真を探して表示させてみた。これはよい!
5kのiMac。
いやあ、見た目は同じ27インチiMacが4台ありまして、
2台が従来解像度のiMac、2台が5kのRetina iMacなのですよ。
で、適当な写真を表示するだけで、一目で違うとわかります。
近眼で老眼なわたしがみても違いがわかるのです。これはたまらん。
明らかにRetinaの方がディテールがしっかりしてて
「目に優しい」。
ちょっとした違いなんだけど、
画面に表示されている諸々(テキストやら図やら写真やら)の解読に必要な脳の負荷が小さいと感じるわけで、
ああ、様々な業界関係者が「見ると欲しくなる」と口々にいうのですが
わたしもそれに一口のります。これは欲しい。

ともあれ、買い換えは早くて2年後だな。最悪4年後くらいだな。
その前に、MacBook AirのRetinaも出るだろうからそっちが先かもな。

いやはやなんとも。

夜は追加で依頼された某社の某仕事のレポートを書いてメールする感じで。

2014/11/08

[古道]新潮講座「東京古道散歩」の日

新潮講座「東京古道散歩」の日。
講座詳細 | ヨム・カク・ミル・シル 新潮講座 SHINCHO CHAIR | 新潮社

祖師ヶ谷大蔵駅に集合し、
ぞろぞろとひきつれて祖師ヶ谷通りを南下、
旧登戸道を歩いて喜多見方面へ。
喜多見古墳群、慶元寺と江戸氏、氷川神社などをめぐり、
多摩川方面へ歩いて和泉多摩川駅で解散。

というコース。

解散後、
登戸まで歩いて登戸おでんでマレーシアカレーおでんなるものを食しつつ反省会。

来月は鐘が淵から立石まで東京東部を歩きます。

GPSログをGoogle Earthに貼り付け、Skitchで注釈

2014/11/07

[遠出]日帰りで小諸まで紅葉を撮りに行きつつ猫と遊んだ日

さて、紅葉写真を撮らねばならないのである。
紅葉情報 毎週更新 | 紅葉名所2014 - Walkerplus
などをチェックして、
どこへ行くか決める。

軽井沢の雲場池は良さげだけどもう終わっちゃってるというし、
箱根や河口湖という手もあるけど、なんかちょっと遠くに行く気分になっちゃってるし、
で、今が見頃という場所を探すと、小諸の懐古園!

車じゃないので「駅から近くて行きやすい」という条件にぴったりすぎるのだ。
何しろ駅前、というか駅裏である。
15年以上前に2度ほど訪れてるのでなんとなく雰囲気もわかるし。

てなわけで、軽井沢まで新幹線(E7!)で行き、しなの鉄道でこもろへ。

用意したカメラは2系統。D600系とOM-D系。

・D600系
  ・SIGMA 12-24mm/F4.5-5.6(コストパフォーマンス高し)
  ・SIGMA 24-105mm/F4(ちと重いけどわたしの標準ズーム)
の2本。超広角を1本入れたかったのだ。やはり紅葉は超広角。

・E-M1系
  ・OLYMPUS 12-40mm/F2.8(標準ズームの定番中の定番です)
  ・Panasonic X 45-175mm/F4.0-5.6(安くて軽いのによく写るお勧めレンズ)
こっちは被写界深度を深めにしたいとき、チルトモニタを生かして撮りたいとき、おまけに軽い望遠レンズ。あと、紅葉以外のスナップ系写真はE-M1の方が軽くて撮りやすい。

DP2 Quattroも持って行きたかったけど、
わたしの体力と気軽に動けるバッグ的にはこの辺が限度です。。。

で、懐古園。小諸城址。
以前訪れたときは城址自体にあまり興味がなかったのでちゃんと見てなかったのだけど、
今城址として訪れてみると、小諸城は天然の要害だわ。谷が狭くて深いし、南の端は千曲川。これはよい。

Nikon D600 + SIGMA 12-24mm
リアル12mmはさすが楽しいっす。
このレンズお勧め。フルサイズで12mmをこの価格で楽しめるのはシグマさまさま。

紅葉写真は来週のITMediaの連載用にとっとくとして、
ここではシータを。やっぱこういうとこにいったらシータでしょう、ってことで、
紅葉というより、城址堪能シータを2つ。
まずは野面積みの石垣に腰掛けてシータ。
いやあ、こういう石垣の上を無造作に歩けるとこがいいわあ。


Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA
もうひとつは、
二の丸端の土塁の上からシータ。
ここは絶景。遠くに浅間山が見えます。


Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

腹が減ったので懐古園を出て、
北国街道を辿って丁字庵へ。
実はここを訪れるのは3度目。
最初は1994年以前(記録にないのだが、朝日ネットで遊んでた頃、電脳筒井線仲間らと一緒に軽井沢に遊びにいったのだ)、次は98年9月。
1998年。FUJI DS-300。古い写真ひっぱりだしてきた。

そして2014年11月。
はじめていったときにここの蕎麦を気に入りまして、
小諸に来ると必ず寄ってる次第。
ああ、当時とまったく変わらないのがまたよし。

ちょうど新そばの季節。

ちょっと時間があるのでぶらぶらと小諸散歩。
ちょこちょこと猫と出会う。これは次の猫連載のネタになる。
大手門で猫と一緒に門番してきた。OLYMPUS E-M1

日が暮れてきたので帰途帰途。
行きと帰りでまったく同じルートというのも芸がないので、
しなの鉄道ではなく、JR小海線で佐久平に出て、そこから長野新幹線に。
このルート、正解でした。軽井沢からだと自由席座れなかったかも、という点で。
小海線って以前からバスみたいだなと思ってたけど、電化されてないからなんだってことに今日気づいた。

夜帰宅。疲れた。寝る。明日は東京古道散歩だし。


2014/11/06

仕事の日

ちょいと仕事を片付ける日。
ITMediaにZ3のカメラ機能レビューを書いてメールし、
ascii.jpに猫連載を書いてメールする。
でもって早寝。

2014/11/05

[発表会]LYTRO ILLUMが日本でも売られます!

LYTRO ILLUMの発表会。

LYTROはライトフィールドカメラで、
あとからフォーカス位置を変えられるという面白いカメラ。
これは、初代LYTROで撮ったもの。クリックするとそこにフォーカスが合う。


初代機はデザインもよくてコンパクトだったが、
いかんせん、画質に難があった。一昔前のトイデジカメレベルで
Web上で遊ぶにはいいけど、そこから1枚のスチル写真を生成すると
どうしても見劣りする。

で、2014年、あらたに登場したのがハイエンド機のILLUM(いるむ)。
センサーサイズが1インチになり、レンズもF2通しの高倍率ズームに成り、
液晶モニタが大きくなり、要するにデカくなった。

これの日本の販売代理店が加賀ハイテックに決定し、
今回は「日本でもうちが売り始めますよ」記者発表会だったのだ。

いやあ造形的にいい感じになりましたよ。


このボディが台形になってるとこがいい。
モニタを見ながら撮る時って、目の高さよりちょっと低い位置(胸のあたり)が
一番安定する。両肘をうまくたためるからね。
そのとき最適な角度になるようグリップとモニタがつけられてるのだ。
ここは評価すべき。

目の高さで構えたいときように、モニタがぴょこんと傾くのも面白い。
(でもこれだけしか傾きませんw)

モニタはタッチパネル。

で、だな。
レンズはF2固定。F2固定だけどライトフィールドカメラなので、
あとからF16まで被写界深度を深くできる。
撮ってからフォーカス位置を変えられるし、F値も変えられる。
初代機は面白いだけだったけど、ILLUMは面白い上に実用的(かもしれない)なのだ。
詳しくはITMediaでレビューする予定なのでそのときに。

これ、THETAと同じ悩みを抱えることになると思うんだよな。
一般のユーザーとしては、専用のサーバーにデータをおいて
そこからコードをもらって、自分のブログなりサイトに埋め込まなきゃいけない。
見せる側からのハードルが(写真や動画に比べて)ちょっと高い。

LYTROは普通に「撮ってから絞りとフォーカスを調整して静止画として吐き出せる」というメリットがあるので、最終出力のクオリティが高ければそっちで使えるんだけど。
クライアントに「もうちょっとここまでピントが合った写真ない?」といわれても
すぐ生成できるし(笑)。ILLUMはそっちを狙ったハイエンド機ではあるんだけど、
新しい表現は新しい表現として楽しみたいじゃないですか。