2014/11/25

雨の中歩く火曜日

雨の予報だけどどうしましょう?
まあ大雨でなければいきましょか

というわけで12月13日「東京古道散歩」の下見。
鐘ヶ淵駅から東行して立石さままでまっすぐに。
Apertureから。ピンが立ってるのは撮影場所

これ、東京低地に残る古代東海道の名残。
771年、三浦半島から海を渡って房総半島に渡っていた古代東海道が
武蔵国を通る道に変更された。
そのときの道筋が今でも残っているわけである(推定)。
梅若伝説と木母寺、水神社、葛西清重居館と塚、立石さまに熊野神社と
往古からの古社古刹・伝承がきれいに並んでいるのはポイントが高い。
まあどの本を見てもこの道筋が古代東海道と書いてあるのだが、
そうじゃないという話もある。
矢切の渡し近辺で太日河を渡り、柴又を抜けて西へ向かい、
豊島郡衙(今の平塚神社。豊嶋駅比定地のひとつ)あたりに達するという説である。
柴又(往古は嶋俣)もまた古くからの微高地で、古墳も残っている。
あの辺の、松戸と柴又を結ぶための渡しがかなり古くからあったとしても不思議は無かろう。

雨はいいとして、荒川の上が寒い。
荒川土手から長い四つ木橋をわたる最中が風が冷たくてめちゃ寒い。
ここの遠回りがイタいんだよなあ。
まあ当日はそこまで冷えませんように。
今回は、鐘ヶ淵駅から隅田川まで離れてる、荒川の迂回、立石駅と立石さまが離れてる
というわけでちょいと歩く距離が長くなるのがつらい。

ともあれ、鐘ヶ淵駅前の「グリルとみやま」は昭和レストラン好きにはたまらんお店でありました。

鐘ヶ淵駅前。向こうに3本、こっちに3本、真ん中に線路というややこしい交差点。

東白鬚防災団地の梅若門。防災団地って名前がもうすごい。

古道を歩いているといきなり壁が。ああ、古道を分断した荒川土手。

葛飾区にはいるやいなや詳しい解説地図が。これはよい。

雨の立石さま



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