土曜日に開催される「東京古道散歩」の配布資料を作る。
このあたりは多くの江戸絵図に描かれているので
どの絵図をどう配置するか、あれこれ試行錯誤する(ので無駄に時間がかかる)。
暑くなりそうなので、冷房休憩を多めに作らないとまずいよなあ。
土曜日に開催される「東京古道散歩」の配布資料を作る。
このあたりは多くの江戸絵図に描かれているので
どの絵図をどう配置するか、あれこれ試行錯誤する(ので無駄に時間がかかる)。
暑くなりそうなので、冷房休憩を多めに作らないとまずいよなあ。
いやあ、さすがにスケジュールが決まったときは「梅雨ど真ん中で雨も降るだろうから、雨天の時はどうするかも考えねば」と思っていたけど、
まさかの真夏。
朝のコースで良かった。
代官山駅集合で、
目切坂から並木橋を通って表参道までの鎌倉街道コース。
暑い中、
参加してくださったみなさま、
ありがとうございました。
その後、明治神宮前まで歩いてちょっと作例を撮って帰宅。
いやあ、暑かった。作例なんて撮ってる場合ぢゃなかったわ。
昨夜、ジークアクスが終わったわけだが、
いやあ、エンターテイメントとしてめちゃ面白かったですな。
どうしてもエヴァ味が出ちゃうとかあるけど、
ララァがガンダム世界における聖なる存在になってるんだなあというのを実感。
各々がララァを各々の考えで成仏させようとがんばったけど、
成し遂げたのはマチュだったという……あれ、ララァを成仏させるための話だったのか?
でもまあ
ララァが幸せそうな顔をして泣き笑いするだけでぜんぶよし。
ララァが幸せな世界線が続きますように。
昔から、マニアックな小ネタの入ったコマを紛れ込ませて
マニアだけが(しかも、当時、高価だったコマ送りのできるビデオデッキ持ってる人)見つけられ、庶民はそのあとに発売されるアニメ雑誌で気づかされる、
みたいな遊びが、今はネット配信で何度もチェックできるし、それをスクショしてすぐシェアできるので、
やってることの精神はかわらないけど、その発見と拡散スピードが全然違う。
その筋の人にはたまらん時代ですな。
で、
単行本の原稿の続き。淀橋浄水場の話。
秋葉原でPFUのScanSnap iX2500発表会。
製品のアップデート(新型SoCを開発して搭載したそうな)もさることながら
現代的なテーマがいい。
リアル(紙)の情報をスキャンしてデジタル化することで
AIの学習データとして使えるようになるよという話。
ネットから得られる情報、最初からデジタルで提供されたり作成した情報、紙で得られる情報を全部まとめてAIに食わせれば、あらかじめデジタルでだけ提供されていた情報にたよるよりより高度なことができますよ、と。
見た目や機能自体は大きくは変わらないけど、たぶん、使ってみると数年の進化をあじわえるかと思う(この辺は、製品を提供頂くのでそのうち使ってみて書く)。
さすがにユーザーミートアップまでは出られないので
お茶の水まで作例撮りつつ歩く。
万世橋跡とエキュートなど。
帰宅後、マイナンバーカードをiPhoneに登録する。
西新宿でOPPOの新製品発表会。
「OPPO AI」。
今後、各社ともオフラインでのAIとクラウドAIの組み合わせでうまく使い分けることになるわけで、OPPOは重い処理はクラウドを使うことで、ミドルレンジからハイエンドまで同じAIを利用できるようにしたって話がメイン。
じゃあAIに何をして欲しいのか……って、とこでさてみんなは何をして欲しいのか。
とりあえず旅行先の提案やスケジューリングじゃないよなあ。
その帰途、せっかくの西新宿に来たのだからと
淀橋浄水場の痕跡をチェックしてまわったりする。
全然、新宿区の中央じゃない、どころか新宿区の一番端っこで、
かつて東京35区時代の淀橋区の端っこだったのに、中央公園とは大出世。
大田道灌と紅皿(大田道灌の蓑伝承の一シーン) |
のちの小西六…… |
これ、明治時代の洋風四阿で当時のままの場所らしい |
単行本の次の項のため&X-E5の作例を撮るためにちょいとお茶の水へ。
目的は「東京都水道歴史館」。ちょいと江戸から明治の水道の勉強に。
このあたり、何度も歩いてるのに歴史館に入るのははじめてなのだった。
無料なんだけど、けっこう展示が凝ってて面白かったわー。
江戸から明治への水道の概要がよくわかったので満足。
そういえば昔、ここの公園に猫がいたのだけど、さすがにもういないな。
で、ここまで来たのだから、震災復興公園のテイストを色濃く残す「元町公園」の様子を見に行こう……といったら、なんともリニューアル工事中で、当時からの滑り台も風前の灯火(似見えるけど、モニュメントとして残す予定らしい)。
公園の入口の意匠は残るのかな、たぶん残ると思うけど、かなり古びていた公園ではあったので(何しろ関東大震災後の震災復興公園なのだから古いのだ)、キレイにしたいってのはわかるけど、歴史の生き証人的な良さもあり、残念さもあるですな。
隣の元町小学校はとっくに閉校となっており、一部の校舎(昭和2年竣工の歴史的な校舎)だけが残されて公開されている。部屋の造りやディテールの意匠、廊下の雰囲気なんかは当時の面影が強く残っていて楽しい。コワーキングスペースにもなっている。
旧元町小学校 |
ちなみに「元町公園」の「元町」は「本郷元町」。
「本郷元町」の「本郷」は「湯島本郷」だと言われている。
湯島の本郷の元町なのだ。本当に、元町が古代の湯島郷とどのくらい関係あるかは知らんけど。
夜、CBCの「道との遭遇」をTVerで見る。
なんかミキの二人に可愛い扱いされてた(笑)。
富士フイルムからレビュー用のX-E5が届く。
お値段は前モデルより高くなったけど、コンセプト自体が廉価なコンパクトミラーレスから
スタンダードミラーレスに昇格したって感じなので円安や各種インフレを考えるとしょうがないか。
その代わり、廉価で軽いミラーレス一眼としてX-M5が出たのだなと思う。
とりあえず、うちの猫を撮る。
ぱっと手が空いたので
単行本用の取材というか撮影兼フィールドワークで佃島と月島へ。
月島駅が最寄りなんだけど、ここは佃の渡しの近くにできた佃大橋を渡っていくべきだよな
ってことで、新富町駅から歩くことにする。
学生の頃、新富町で「この放置されたっぽい堀はなんだ?」と思った築地川のあと、
今でもほぼ変わらないテイストのままでびっくり。
40年以上前の記憶と変わらないレベルだよ。
ここ、当初、道路を通すつもりが中断してそのままってのがそのままなようで。
面白い。
ともあれ、てくてく歩いて佃の渡し跡碑を見て橋を渡る。
江戸時代の町割が残り低層の建物しか無い佃島と
タワマンが林立する石川島が対象的すぎて面白い。
佃島をぶらぶらする。
田中屋(佃島には江戸時代からの老舗佃煮屋が3軒あるが、一番古いのがここらしい)であさりの佃煮を買う。
住吉神社脇の堀は江戸時代からの佃島と石川島の境界。住吉神社には明治期の作られた煉瓦造りの神輿庫が現存している。
今でも船だまりになっている堀。江戸時代からかかってる佃島小橋から石川島のタワマン群を見るという定番スポット。
江戸八角箸を作っている中島は建物こそ新しくなったけど健在。
うちは10年以上前にここで買った八角箸をずっと愛用してる。安くはないけど超お勧め。
佃島といえば住吉神社だけど、狭い路地の中にある地蔵尊や堀の脇にある稲荷も良い。
のち、月島へ向かい、カメラ持って散歩。
以前、月島を訪れたときは何匹かの猫と遭遇したけど
今日は1匹も会えず。もういないのだろうか。
でも、月島名物(?)ケヅメリクガメには会えた。
せっかくなので、月島の渡し跡も。
帰りは月島駅から。
帰宅後、富士フイルムの「X Summit 2025 Shanhai」。
X-E5が発表される。
出かけるつもりだったが天気が悪いのでやめる。
X halfのレビューを仕上げて送り、
機材を返却する。
ここまで趣味に走ったハイエンドコンデジってなかなかなかったわ。
期限切れフィルムフィルターなんて富士フイルム以外が作ったら炎上しそうだし。
そうだ、仕事が一段落したヒマなときに医者へ行っておかねば。
というわけで、駅前にできた新しいクリニックへ行く。
1年以上前から、ちょいと重いカメラを使ったあとなどに親指の付け根が痛くなるようになったのである。右手だけでカメラを持ってぶらぶらしてるときなど、グリップをしっかり握って余計な力が入っているせいかと思っていたが、徐々に痛み……ズキズキではなくシクシクくらいなので日常生活に支障は無いのだけど……痛みが恒常的になってきたので、
ちょいと整形外科で見てもらおうと思ったわけで、先週、予約をかけたのだ。
新しいクリニックだけあって、予約はアプリからできるという。
M3デジカルスマート診察券なるアプリと連携しているのだ。
最初にユーザー登録をして、あれこれ個人情報を入れて(医療系なのでいろんな個人情報が必要なのだ)予約完了。
Apple Payに対応してるのでそれも登録しておく。
当日、クリニックへ行き、初心なのでマイナカードを出して手続き。
医師は全体に若い。
簡単な問診を受け、手首から先と首のレントゲンを撮ってもらい、
医師の診察。
いやあ、手首から先のレントゲン画像を見ると素人でもわかりますわ。
右手親指の付け根の関節がわかりやすくズレてる。
亜脱臼みたいな感じですねといわれる。CM関節症だそうである。
それでも普通に動かして使えてるのだからすごいもんだ。
治るのかというと、まあ治らないという。
ひどくなると手術という手もあるが、基本的にはこのまま付き合っていくことになるそうだ。
薬か何か出すかと言われたけど、
薬はいらないので、この症状に合うサポーターが欲しいと伝える。
薬で症状を抑えちゃうと、それをいいことに患部に負担をかけちゃって悪化することになりそうでいやなのである。
それを聞いた医師が我が意を得たり、って顔をして、これはどうでしょうとサポーターをひとつ持ってきてその場でつけてくれる。専用のサポーターだけあっていい感じである。
ひととおり終わって受付で待っていると、
とつぜんスマホに通知がくる。支払が終わりましたという。
なんと、Apple Payで支払までやってくれるのだ。
スマホのデジタル診察券がひととおり作業を終えて通知してくれたのち
(領収書や明細はPDFでダウンロードできる)
受付で名前が呼ばれ、初診だったので新しく作った診察券を渡されて終わり。
もう精算まで済んでるのだから、特になにもないのである。
いずれiPhoneがマイナンバーカードとして使えるようになり、
保険証もマイナカードも財布も持たずに、iPhoneだけ持って診察に行けるようになるのだ。
長く生きてると世の中の変化を味わえて楽しいのである。
X halfで遊んでたら1日が終わる。
フィルムカメラモードを試そうにはフィルムカメラ1本分の……それも撮り終えてみないと何がどう撮れているか分からない撮影をしなきゃいけないのだ。
その様子も記事になるわけで、適当にシャッターを押し続けてればいいってわけでもない。
でも、何がどう撮れてるかディテールがわからん状態で、なんとなくこう撮れるはずってイメージでシャッターを切るのも懐かしくてよい。
で、
ascii.jpの猫連載を書いてメール。
Xiomi 15 Ultraの話。
目黒学園カルチャースクール「東京古道散歩」の日。
いい感じの天気で予定通りの坂道シリーズ完了。
今回、区内屈指の古刹であり、古い地名を持つ麻布善福寺を入れたコースを作りたいなと思ったのだけど、
善福寺前を抜ける著名な古街道ってないのでどの道をどう歩くと古道散歩らしくなるかと思って、遠近道印の寛文江戸外絵図(正式には新板江戸外絵図)を当たってみると、
実に、江戸時代前期の道筋が今でも残っているのだった。
これは当日配布資料の一部。この道を歩いたのだ。
なので今回はそれをリファレンスに歩いたのである。
ちゃんと、日向坂の語源となった毛利日向守や鳥居坂の語源となった鳥居氏の屋敷もちゃんと描かれてるし、
六本木付近の古い道筋もちゃんと書かれてるし。
7月は江戸城北の丸から牛込へ歩くけど、このときにも活躍してもらおうと思うのであった。
それはそれとして、
善福寺を撮っても麻布氷川神社を撮っても背景にはいってくる元麻布ヒルズ。
2002年竣工。
で、今、大規模修繕工事中なのだけど、あの高さのタワーでも足場を組むのね。
屋上からゴンドラで作業するのかと思ってた。
もしや、中央がくびれた形状のためにゴンドラが使えないのか。