そうだ、仕事が一段落したヒマなときに医者へ行っておかねば。
というわけで、駅前にできた新しいクリニックへ行く。
1年以上前から、ちょいと重いカメラを使ったあとなどに親指の付け根が痛くなるようになったのである。右手だけでカメラを持ってぶらぶらしてるときなど、グリップをしっかり握って余計な力が入っているせいかと思っていたが、徐々に痛み……ズキズキではなくシクシクくらいなので日常生活に支障は無いのだけど……痛みが恒常的になってきたので、
ちょいと整形外科で見てもらおうと思ったわけで、先週、予約をかけたのだ。
新しいクリニックだけあって、予約はアプリからできるという。
M3デジカルスマート診察券なるアプリと連携しているのだ。
最初にユーザー登録をして、あれこれ個人情報を入れて(医療系なのでいろんな個人情報が必要なのだ)予約完了。
Apple Payに対応してるのでそれも登録しておく。
当日、クリニックへ行き、初心なのでマイナカードを出して手続き。
医師は全体に若い。
簡単な問診を受け、手首から先と首のレントゲンを撮ってもらい、
医師の診察。
いやあ、手首から先のレントゲン画像を見ると素人でもわかりますわ。
右手親指の付け根の関節がわかりやすくズレてる。
亜脱臼みたいな感じですねといわれる。CM関節症だそうである。
それでも普通に動かして使えてるのだからすごいもんだ。
治るのかというと、まあ治らないという。
ひどくなると手術という手もあるが、基本的にはこのまま付き合っていくことになるそうだ。
薬か何か出すかと言われたけど、
薬はいらないので、この症状に合うサポーターが欲しいと伝える。
薬で症状を抑えちゃうと、それをいいことに患部に負担をかけちゃって悪化することになりそうでいやなのである。
それを聞いた医師が我が意を得たり、って顔をして、これはどうでしょうとサポーターをひとつ持ってきてその場でつけてくれる。専用のサポーターだけあっていい感じである。
ひととおり終わって受付で待っていると、
とつぜんスマホに通知がくる。支払が終わりましたという。
なんと、Apple Payで支払までやってくれるのだ。
スマホのデジタル診察券がひととおり作業を終えて通知してくれたのち
(領収書や明細はPDFでダウンロードできる)
受付で名前が呼ばれ、初診だったので新しく作った診察券を渡されて終わり。
もう精算まで済んでるのだから、特になにもないのである。
いずれiPhoneがマイナンバーカードとして使えるようになり、
保険証もマイナカードも財布も持たずに、iPhoneだけ持って診察に行けるようになるのだ。
長く生きてると世の中の変化を味わえて楽しいのである。
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