2日続けて街歩き。
今日は「まいまい東京」で世田谷城・豪徳寺メインの午前のコース。
午前なのでまだ豪徳寺の社務所も開いており、
無事、招き猫を買えた方数名。
午後はqueueに立ち寄って猫。
夜はascii.jpに猫連載を書いてメール。
東京古道散歩の日。四ッ谷駅集合。
昼飯をどこで食おうかと悩み、ここはやっぱBAMBIだよなってことで昭和な店で昭和なランチ。
四ッ谷駅から千代田区唯一の江戸時代から変わらない寺院を経て、
土塁上を南下。
喰違木戸跡から鮫河橋、須賀神社(はもちろん江戸時代の参道で)、田宮於岩稲荷。
於岩稲荷の前に「縁を切ったら縁を結んでみない?」という広告があってウケる。
田宮家に伝わる於岩(寛永期の実在の人物)なら「縁結び」もわかるけど、
四ッ谷怪談のフィクションのお岩(舞台は元禄期)に「縁結び」ってのはちょっとアレだよねって感じで。
カフェでお茶して帰宅。
昨夜ソニーからα7Vが発表され、本日メディア向けの説明会。
α7IVってすでに4年前で、その後α7RVとかα7C IIなどα7 IVより新しい世代のカメラが登場したため、スタンダードモデルが他より中身が古いという状況になっており、α7 Vの登場が待たれていたのである。
それがまあ、この3〜4年で進化した機能を全部入れてきた上に、背面モニタもマルチアングルに成り、センサーも部分積層型になりとすげー進歩してきたのだった。
良いですな。大変良い。価格は上がったけど、ここまで性能も上がったならまあ満足かなと。
これで各社のスタンダードクラスが出そろった。
一足早かったニコンのZ6IIIは部分積層型。
α7 Vも部分積層型。
EOS R6 IIIは積層型じゃない。
そこにちょっと差はあるけど、どれもAFは速くて電子シャッター時の連写速度も速くてLOG対応で動画もちゃんと撮れて、って時代に突入したわけである。
ここまでくると「いや、そこまで連写いらん」「ポートレートや街のスナップは撮るけど電車や野鳥は興味ないから被写体検出AFの性能はそこまでいらん」って人もいっぱいいるだろうから、そういう人には、Z5 IIやR6 IIやα7C IIがあるのだ。その方が安いしね。
わたしは「超高速連写はいらんけど、めちゃ賢い被写体検出AFは欲しい。高感度もそこそこ欲しい」「高性能より軽くて携帯性が大事」って人なのでα7C IIが今のところベストなのである(これでモニタがチルト式ならなおよかったのに)。
で、帰宅してから深夜までこの説明会をベースにα7 Vの記事を書く。
週末に開催される「東京古道散歩」の下見で四谷へ。
四ッ谷駅改札脇の「史跡展示広場」が充実してて良いが文字が多くて図も細かくて詳しすぎて、立ち止まって熟読する人なし。もったいない。
四谷見附→心法寺→外濠に沿って歩いて喰違木戸跡。
迎賓館(紀州屋敷跡)をぐるっと回って鮫河橋から寺町を歩き、須賀神社から於岩田宮稲荷経由で四谷三丁目駅へ。
若葉町の崖下にあった小さな謎の祠。たまたま近所の人らしいおっちゃんがいたので聞いてみると、詳しくは知らないが、関東大震災の被災者供養のためと聞いているそうな。謎がひとつとけた。
ちょっと時間があったのでさらに歩いて新宿歴史館へ疲れた足を伸ばす。
良い発見は「○〆猫」。前回訪れたときは気づかなかったわ。
これ、招き猫の元祖といわれる「まるしめ猫」が新宿区にある遺跡から発掘されたもの。
招き猫の元祖は今戸神社か豪徳寺か、と言われることあるけど、
豪徳寺は大正時代末期(と考えられる)のに対し、浅草にはすでに「まるしめ猫」という名で江戸末期に存在していた(ポーズはあきらかに招き猫だ)ということで、今戸神社(当時は今戸八幡)が発祥かどうかは別にして、浅草の今戸焼だったのは確かなよう(武江年表の嘉永五年の項に、はっきり今戸焼とあり)。浅草神社(三社権現)の前で売っていたそうな。
こちらは国立国会図書館デジタルコレクションにあった該当の絵。横向きに座って顔をこちらに向けているのが特徴。
なるほど。
近所の駅前で猫譲渡会をしますというポスターを見ていたので、
ちょっとどんなものか覗いて見ようと夫婦で顔を出す。
思ったより人が多くて(実際には、それぞれ保護猫の一時預かりをしている人たちがついてるので、スタッフの数も多いのだが)、賑わっててよさげ。
もうちょっと殺伐としてるかと思いきや←をい
いろんな一時預かりの飼い主(つまりボランティアだ)の方々と話をしつつ
撫でさせて貰ったり抱っこさせてもらったりしてた。
そうそう、近所の友人と譲渡会場でばったり会う。
彼女も猫を見に来てたらしい。
夜、ascii.jpに猫連載を書いてメール。
昼間はJ2のプレーオフ準決勝を見ながら
Affinity三昧の日。まあ、以前からいじってはいたのだが、
記事を書くために画像編集を中心にあれこれ試しつつ原稿にする。
ちょいと調べてみた。
タムロンは25-200mmだがF2.8-5.6と開放F値が明るい。
シグマは20-200mmだがF3.5-6.3と開放F値がタムロンより1/3段ほど暗い。
でも大事なのは広角端の開放F値がどこまで維持されるか。どの焦点距離で望遠端の開放F値に到達するかという切り替わるポイント。
それはそれぞれ同じ焦点距離で絞り開放で撮り比べればいい。
25mm→タムロン F2.8 シグマ F4.0
20→25mmにした時点でシグマはF4.0になり、タムロンと1段の差が付いた。
続いて
85mm→タムロン F5.0 シグマ F6.3
シグマは85mmでF6.3に達したのに対し、タムロンはF5.0に留まっている。差は2/3段である。
つまり、ズーム倍率が違うとはいえ、ズーム全域においてタムロンの方がより明るいということだ。
開放F値を気にする人はタムロンを選ぶべし。
わたしはそこは割り切って使うので気にならないけど。
最近は容赦なくISO感度上げて撮るし。
AdobeがAIを使ったノイズ除去機能(ただし、RAWデータに限る)を搭載して以来、気にしなくなったというのが正しい。これがかなり優秀なのだ。
普段、RAW+JPEGで撮ってるので、必要な時はRAWにAdobeのノイズ低減処理をかけてるのである。これは優秀なり。
せっかくなのでシグマとタムロン比較。
左がシグマ、右がタムロン。
ズームリングの方向が逆なのはまったく気にならない。今までいろんなメーカーの使ってきたのもあるしな。
タムロンの方がちょっと長くて太い。
フィルタ径はシグマが72mm、タムロンは68mmなのでタムロンの方が細そうだが
もっとも使い勝手に影響するズームリング部の太さ(直径)はシグマの方がちょっと細いのだ。
測ってみると(円周をメジャーで測ればあとは簡単な計算で直径は出せる……まあAIに計算して貰ったのだけど)、タムロンはズームリング部が約77mm、シグマは約71mm。直径で6mmさはけっこう違いを感じる。
これ、使い勝手的に大事な情報かも。
ズームリングはどっちも重いというか硬めだがシグマの方がより硬いかな。
夜、さらに単行本に入れる2ページのコラムを書く。
思い立って中野へ行く。
中野駅前。
大再開発が進む中、再開発が延期になり、閉鎖されたままぽつんと残る中野サンプラザが巨大の墓標のようでなんともいえない。
目的地はフジヤカメラである。
目当てはシグマの20-200mm F3.5-6.3。今年発売された10倍の高倍率ズームレンズ。
欲しかったのよね。
| いつのまにか箱のデザインが変わってた! |
街歩き系の下見や単行本用の撮影をするときは広角レンズが欲しい、
猫がいたら望遠が欲しい。
ソニー純正の24-240mmはスペック的にはいいけど、少々高くて重い。別に純正信仰はまったくないのでそこはどうでもいい。
タムロンの25-200mm F2.8-5.6か
シグマの20-200mm F3.5-6.3か。
開放F値でいえばタムロンの方が上。でも、町並み撮るときや取材時にブツを撮るときはちょっと絞るし、発表会でタレントさん撮る的な仕事ももうないし。
最短撮影距離でいくと、タムロンは広角端で一番寄れる。シグマは28-85mmの広角から中望遠域で寄れる。個人的には後者の方がありがたい。
タムロンのレンズは今お借りしてて大変気に入ったのだが
結局自分で買うのは馴染みのあるシグマにしてしまった。20mmは魅力だったし。
で、金がないので代わりにレンズを1本売る。常用してたシグマの28-70mm F2.8である。
明るいレンズが必要なときは必要な単焦点を引っ張り出せばいいかなってことで。
ついでに他の古い使わなくなったあれこれも持っていって
無事、数万円の追加でシグマの20-200mmに化けてくれたのだった。
ありがたや。
箱から出したら巾着袋にレンズが入ってた。
ロゴがエンボスで入った新しい箱のデザインといい、中からレンズ入り巾着袋が出てくるところといい、シグマのセンスは昔に比べるとすごく良い。
iPhone 17 Pro関連のレビューももうなさそうなのでそろそろいいかな、ってことで。
生まれて初めてiPhoneに保護ガラスフィルムを貼る。
今まで貼ったことなく、むき出して使ってたのだ。
ただ、iPhoneを売るとき画面の細かな傷が大きく査定に響くので
(今回は傷も付けずに使ったな、と思ったら、画面に小さな傷があったことがあり)
貼ってみることにしたのだ。ガラスフィルム張り初挑戦。
選んだのはNIMASO。
はじめてのことなのでちょいとドキドキしたのであるが、
説明書の通りに作業したら、ほんとに気泡はいらずにきれいに貼れてびっくりなのである。
今まで、指先の感触が変わったり、写真の見え方が変わったり、ブツ撮りするときにフィルムが反射したらイヤだなと思って貼らずにいたのだが、
いつのまにかクオリティが上がってたのですなあ。操作時の指先の感触はちょっと変わるけど、それ以外は気にならない。
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NHK PlusがNHK Plus OnedだかNHK One Plusだかになり、
今まで放送終了後しか配信されなかった番組が、
リアルタイム配信してくれるようになった。
はずである。
確かに、iPadやiPhoneではリアルタイムで見られるし、放送中でも早戻しで頭から見られる。
でも、FireTVだと、番組表に「同時配信中」「見逃し配信中」マークがついてても
ダメなのである。
ひどい。スマホやタブレットでは見てもいいけど、テレビ受像機で見るときはテレビのチューナーを使え、ってことだろか。
仕様なのかバグなのかわからん。
NHKはほぼNHK PLUSでしか見なくなってるのでこういうことされると困るのです。
iPhoneとPixel 10でAirDrop&QuickShareできるというので試してみる。
Quick Share Extensionをアップデートしたら、
あとは思ったよりスムーズに転送完了した。さてこれが広がるか。
ちょっとお仕事で神保町のDIMEへ。
写真を抑えておきたいとこがあったので早めに出たが……間に合わなかった。
学士会館はもう仮囲いに囲まれてており、
学士会館の脇にある東大発祥の地の碑はみえず。
しょうがないので、その辺をぶらぶらして初訪問の稲荷2つを参拝。
で、DIME編集部でしゃべったり写真を撮られたりする。
渋谷でコヤマさん主催のメディア忘年会。
早めにいってちょっと夜景作例を撮る。
ハチ公前がおもしろい。
誰かが先導したのか自然発生的かは知らないけど、
海外からの旅行客がハチ公像を遠巻きにして順番に写真を撮ってる。
昔、ハチ公前って待ち合わせの人がべたっとくっついて固まってたものだけど、
時代はかわるものだ。
で、忘年会で、普段はなかなか会わない旧知の方々を親交を深める。
よい夜。
EOS R6 IIIの猫作例を撮ろうとqueueへ。
(ここに乗っけてる写真は全部iPhoneで撮ったものだけど)
ついでに紅葉がきれいなお寺へ足を伸ばすが、豪徳寺といいここといい、紅葉作例にはちょっとツラい感あり。
近所の友人にして街歩き仲間を誘って3人で自転車で世田谷めぐり。
世田谷区郷土資料館の「世田谷の用水」展に行こうと思って誘ったのである。
世田谷区郷土資料館って入館無料だし、図録は内容の割に安いしで素晴らしい。図録1000円。
その後、代官屋敷隣の「オリジナル料理の店 バーボン」でランチ。
一度来てみたかったのだ。で、バーボンライスを食べる。
豪徳寺へ行って招き猫などの作例を撮り、
世田谷文学館で「世田谷線100年のものがたり」展。
文学館併設のカフェでお茶しにいったらゴジラがいた。
帰り、八幡山団地わきの「みどりや」で九州から上京してここに店を開いたという爺さまに昔話を聞く。
よい土曜日であった。