朝からみなとみらいへ。
cp+2025。
とりあえず、パシフィコ横浜の向かいに林立するタワマン群はつい毎回撮っちゃうよね。
昔描かれた近未来都市感がハンパないもの。
で、会場入り。プレスなので一般来場者より一足早く入れるのだ。
とにかく朝イチで飛び込んだのはシグマブース。
ここが一番混雑するのは目に見えていたのと、
やはりシグマBFに実際に触りたかったから。
シグマBFは良いわ。モノとして良いし、潔い。
アルミ削り出しボディってことで手にした時
角が当たったりグリップしづらかったりするんじゃないかと思ったけど、
手が当たる角はちゃんと面取りされてて痛くないし
サムレストもなんと削り出し。
シャッターボタンも大きくて感触がめちゃいいし、
各種操作も慣れたらスムーズにできそう。
拡張性はゼロ。アクセサリシューもなく、Wi-Fiもなく、コネクションはUSB-Cのみ。メディアスロットもなくて記録先は内蔵のフラッシュストレージのみ。
Iシリーズのコンパクトな単焦点レンズつけて
スナップを撮るカメラって感じで、汎用性はないけど
これを持ってぶらぶらフォトウォークするにはよさげ。
24mmと90mmだけもって散歩。
そうそう、これにパナソニックの薄型軽量ズームをつけるってのも面白そう。
一見、高価だけど、アルミ削り出しボディにかかるコストや、230GBのSSDを内蔵(これは実際に使えるサイズで、たぶん256GBのフラッシュメモリ)してることを考えると、メディアスロットやアクセサリシューやWi-Fi関連がないことを考慮してもそう高くはないとは思う。
世界にふたつとないシンプルなフルサイズセンサーカメラと思うと、
持っておきたい人もかなりいそう。fpはあまり惹かれなかったけど、BFはほしい。
シグマのあとは記事にいれるべく各社の新製品を真っ先にチェック。
プレスタイムじゃないとゆっくり触れないし。
OM-3とかPowershot V1とかS1R IIとか。
昼は台湾まぜそば。
午後は、プロ機材ドットコムでちょっと休憩したのち。
各社ブースを写真を撮りながら回り、
知己にあったら挨拶したり立ち話し、
レンズやら各種グッズやらプラレールやら猫写真展やらをチェック。
各大学の写真部・写真サークルのコーナーが毎年興味深いのでちょっと見てまわる。
するとひとつ不思議なことに気づく。「人を撮った写真が少ない」のだ。
風景や街のスナップが多い。
早稲田……だったかな? 捕まえて尋ねてみると、「ぼくもそう思っていたのですよ」と意見の一致をみる。
なんでだろうね、って話で盛りあがる。こちらとしては、大学ほど人をいっぱい撮れる機会ってないやん、と思うのだけど、彼らいわく、cp+みたいな場所に展示するとなるとどうしてもプロっぽいきれいな写真を持ってこなければ、という気になっちゃうんじゃないか、と。
でもこっちとしては気取った写真じゃなくて、等身大の大学生しか撮れない写真を見たいのだよね、という感じで。
隣で女子学生がうんうんとうなづいていたのが印象に残ってる。きっとたくさん撮った中からどれを出そうか迷ったのだろうなと思う。
で、電車が混む前に会場を脱出しようとすると、
シグマブースには大行列ができてた。さもありなん。
そして会場から出ると、パシフィコ横浜向かいのマンション群にカメラやスマホを向けてる人が何人もいて
ああ、やっぱみんなあれを撮りたくなるよね、と思うのであった。
そして帰宅して、
cp+の雑感コラムを書いて送ってから寝る。
にしてもまあ、シグマでしたな。それほど斬新なカメラでありました。
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