2025/01/03

0103:平漁港の法界塔の意味がわかった!

鞆の浦のはずれにある平港。小さな漁港であるが、そこの長い防波堤の脇、海中に「南無妙法蓮華経」と書かれた石碑が立っている。

その碑に歌が刻まれているのだが、意味がよくわからない。




なぜ海中に建てられているのか、なぜ歌が刻まれていて詠み人が鞆の津の「何某」なのか。

何気なくFacebookに写真をアップしたら、

わたしの日本語の師匠である島田教授(二松学舎大学)が解読してくれた。

そこにある三十一文字の歌は、

船乗りに満潮時に座礁しないよう注意を促すもの。

この写真は干潮時だが、満潮時は色が変わっているところまで水没する。

だから、このあたりは水深が浅いので座礁しないよう目印に建てた

ということらしい。

すげーー。

なぜ海に立っているのかずっと疑問だったのだけど、

めっちゃ理解した。島田先生ありがとう。


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