敬愛する日本語の師匠である島田先生から献本いただく。
「式」と「体」の用法史。
せっかくなので感想を書いたりやさしく紹介したりしたいのだけど
研究書なのでもうちょっとちゃんと読んでから。
一次漢語としてのもともとの「式」(延喜式とか卒業式とか)と
そこから派生して接尾語的に使われていく……今は元の意味と接尾語的な使われ方が融合してわかりづらくなっててなおかつ昔ほどは使われなくなったかなという感じはあって説明しづらい。
「体」(てい)は今でも「〜〜の体で」という言い回しがよく使われる。
ただ文章で書くときは「体」を「たい」と読まれちゃう可能性もあり、
わたしはくずして書くことが多いので、そこを「テイ」とカナにしちゃうことが多い。
島田先生はわたしの「蝶々ってむかしは”てふてふ”と書いてましたが、当時の人はほんとうに”てふてふ”と発音してたのですか?」というぶしつけな質問にちゃんと答えてくれたのだった。ずっと気になっていたのよね、それ。
上代から現代までの日本語の変遷が専門の教授なのだ。
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