2017/08/04

新潮講座「真夏の机上フィールドワーク」の日

毎年7〜9月にわたしと皆川会長を中心に行ってる
新潮講座「真夏の机上フィールドワーク」。
もう4回目……つまり4年前からやってるのだ。
よく続くな。
新潮社近くにあるビルの3F。

今回ははじめて多摩地方にスポットを当てることにして
多摩武蔵野スリバチ学会会長の真貝さんをゲストに迎え
国分寺-府中間の話をする。

国分寺は上京して最初に住んだ街で、
一般教養の1年間は国分寺と府中の間にある大学に通っていたので
このあたりはすごく懐かしいのだ。

多摩川の沖積地-立川面-武蔵野面と2段になってるのが面白いとこで
立川面の南端に国府が、北端に国分寺が作られた。
7〜8世紀の話。

恋ヶ窪は窪地だった。当たり前か。
カシミール3Dで作成した断面図。縦方向は拡大してあります。
こうして断面図で見るとよく分かって面白い。
武蔵野面と立川面の間にある崖は「国分寺崖線」。
立川面と多摩川低地の間にある崖は「府中・立川崖線。
どちらも往古多摩川が削った河岸段丘。

来月は都内にあった中世のお城をテーマに
皆川さんが城の置かれた地形の話を、
わたしがその城にまつわる古道の話を
する予定。

10月からは通常進行に戻り、
「東京古道散歩」やります。
とりあえず、国分寺周辺の東山道武蔵路と鎌倉街道を歩いてみようかと思っております。

その後いつもの店で20人弱で打ち上げをし
帰宅してバタン。

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