晴れた!
ってんで慌ててガスタンク作例撮影。
その後、今日が最終日だというので丸善丸の内本店で開催されている、ゼンリンの地図展へ。最終日は15時で閉館なのでいくらか慌てて向かう。
いろんな古地図が展示されてるのだが、中には現代の概念図が使われてて、
わたしの鎌倉街道本からの引用が。ありがたや。そして隣を見たら、街歩き仲間のひとりが。やあやあ、ってんで一緒に回り、一緒にギャラリートークを聞く。
ゼンリン・ミュージアムの常設展から、大航海時代から19世紀の、海外で作られた世界地図に描かれた日本ってのもよい。
注目は「日本」の表記。JAPONICVMだったり、ZINPANGRIだったり。
日本語の「ハ行」、たとえば「ほ」の発音は、いまは「ho」だけど、奈良時代は「po」(つまりパ行の音)で、それがやがて「pfo」、「fo」になり、今は「ho」になった。それを考慮すると、日本をnipponと読むかnihonと読むかなんだけど、たぶん、nipponの方が古い言い方だ。
大航海時代、まだ欧州の人々が来日する前は、中国からの情報が元になるので、
「日本」を中国語読みをし、それを欧州の人が聞いて自分たちの文字で表現したことで「JAPON」や「ZINPAN」になったのだろう。「ZINPANGRI」は「ジパング」に近い。
日本ではどうかというと、日の音読みには「にち」(呉音)、「じつ」(漢音)の2種類があり、呉音の方が古い。「日本」の「日」が日本では「にち」、欧州では「じつ」がベースになってるってのはいえるんじゃないかと思う。
そういう意味で、nipponもjapanもどっちも「日本」をどう読んだかという話なのだった。
もうひとつ、当時の日本の地図には、当時の欧州の人が日本のどの都市や港を重要視していたかがわかって面白い。上記の日本が端っこに申し訳程度で描かれた絵図には「Cobe」と読める都市がある。きっと神戸だ。
さらに新しくなると、日本の地名が漢字でも描かれるようになるのだが、これが「生成AI」が描いた文字のようで面白い。文字を理解して書いたのではなく、それを画として真似したので、似てるけど微妙に違う文字になってしまうのだ。生成AIが変な存在しない文字を描いてしまうのと根本は同じ。
下図をよく見ると、上総が「土総」になってるし、武蔵も駿河も感じに微妙に違和感がある。
ギャラリートークに参加。館長さんが最後にひとこと「東京から電車1本でこられますのでゼンリン・ミュージアムへぜひ」……もうお約束のひとことなんだろうな。確かに1本でいけますもの。東京から小倉まで。
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