2019年12月2日月曜日

パシフィコ横浜でAdobeの日

Adobeが年に1回行う一大イベント「Adobe MAX Japan」
場所はパシフィコ横浜。

その前日、パシフィコ横浜にてラッセル・ブラウンによるプリカンファレンス、
「360°写真 & SNS映え画像作成ワークショップへの招待!」なるワークショップが
開催されたわけだが、ちょいと誘われたので参加したのである。

THETA Z1とiPad Proを用い、
Z1のRAWで撮った全天球画像をiPad Proで読み込み、
Lightroomで現像して
ステッチアプリ(個人作成のベータ版でまだ非公開)を使って正距円筒図法の1枚絵に現像し、それをPhotoshopやTHETA+で加工してシェアするという
「Z1を使って全天球画像ならではの作品をモバイル環境で作成するワークフロー」の実践だ。



THETA Z1は1型センサーを搭載したおかげでかなり高画質だが、
全天球画像は全天を捉える分、ハイライト部とシャドウ部の極端な明暗差が発生する。
JPEGだとどうしてもハイライト部がトんだりシャドウ部が沈んだりが避けられないのだが
RAWデータを必要に応じて現像すれば、かなり高いクオリティを得られるのだ。
極端な輝度差がある箇所で発生しやすいパープルフリンジの除去
細かなノイズの調節やシャープネス、ハイライト部とシャドウ部のコントロール
そしてホワイトバランス。
RAWデータだと素晴らしい絵が得られる。

でも、RAWデータを現像するにはパソコンが必要だ。
わたしはLightroom経由で現像し、そこからステッチソフトを経由してステッチしている。

今はモバイル環境でのワークフロー完結が求められているが、モバイル環境ではJPEGしか扱えない。

で、今回は特別に、iOS用のTHETA専用ステッチアプリの開発をTHETA用アプリを作っている個人に依頼して、ベータ版ではあるがそれを搭載したiPad Proを用意。

実験的にモバイルワークフロー環境を整えたのである。

iPad ProとTHETA Z1をUSB-CケーブルでつないでRAWデータを吸い上げ、
いったんJPEGで吐き出してステッチアプリで1枚絵に合成
という手順だ。

まずラッセル・ブラウンはアクアマンと自称するなぞのコスチュームで登場。
毎回妙な出で立ちででてくるのである。


通訳兼アシスタントはラッセル・ブラウンとのコンビが板についてる遠藤さんと、リコーのTKさん。


あらかじめ用意されたデータを使ってレクチャーを受けたあとは実践。



THETA(+自撮り棒)はふたりに1台だったので
たまたま隣に座ったデザイナーの方と一緒に撮影するのである。


ただ、外はあいにくの豪雨で、屋外での撮影実践は中止。






パシフィコ横浜内でこんなのを撮ってたのでありました。


次のは階段で撮影してLightroomでハイライトをトバしてちょっと近未来っぽくし、文字の案内をPhotoshopで消したもの。
先日参加したラッセルブラウンのワークショップで作成したシータ。rawで撮ってiPadのLightroomとPhotoshopで加工して共有というモバイル完結ワークフロー(beta)。露出オーバーにして壁の文字消してパシフィコ感消してみた。 #adobemaxjapan360 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
やっぱiPad Proでの作業はよいわ。iPhoneだと細かい修正するのに目が疲れる。

THETA Z1で撮ったDNG素材って
・そのまま360°をVR画像として見せる(下の例)
・全天球画像を素材として1枚絵に仕上げる(上の例)
・動画を撮影してVR動画として見せる
・動画を撮影してあとから矩形に切り出してHD映像にする(Insta360系はここに力を入れてる)
の4つの活用があるわけで、
それぞれ最適なモバイルワークフローが欲しいなと思うわけですよ。

できれば
Lightroomで直接ストレージに吸い上げ、そこから共有機能で直接ステッチャーアプリを経由して書き出し、THETA+(あるいはそれに相当するアプリ)を使って仕上げて共有するってフローがあるといろいろといいなあ
それがiPadでできるといろいろと捗りそうだし可能性も上がりそう。

まあリコーも協力してこういうワークショップを行ったということは
いずれリコー純正でモバイル機器上でRAWで撮影した全天球画像を処理するワークフローが用意されるって期待してよいのだよね。
やっぱRAWで撮るとZ1のクオリティをギリギリまで引き出せるから仕上がりが違うのだ。

そしてもうひとつの感想は
「やっぱ、最新のiPad Proが欲しいーーー!」
である。



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