2022/02/09

0209:鎌倉ガイドさんに鎌倉を案内してもらう日

単行本の取材のため、鎌倉へ行く。

鎌倉のガイドをされている喜清さんがこの日なら時間を取れるといってくれたのだ。

10時50分に鎌倉駅(新宿から横須賀線直通の湘南新宿ラインがこの時刻に鎌倉に着くのだ)集合。

へたれなので、新宿から鎌倉はグリーン車である。これはよい。

昨秋鎌倉を訪れたときは大倉御所や小町大路といった東側を歩いたので

今回は西側。巨福呂坂(昔は小袋坂と書いた。その方が読みやすいのにー)とか25坊跡とか亀ヶ谷坂とか化粧坂とかをメインにあれこれ伺いながら歩く。

巨福呂坂旧道(途中までしかいけない)

二十五坊跡(江戸時代の時点で12坊くらいしか残ってなかったが明治の神仏分離で完全に失われた)

亀ヶ谷坂切通の六地蔵。

10数年ぶりの化粧坂

源氏山まで行って、銭荒井弁天とかは無視。源氏山山頂に登り、さらにから「こんなとこ歩かせていいのかー」って急斜面を降りて、寿福寺裏に出る。こんなコースは知らんかったわ。

この先通行注意(ほんとにそうでした)

下る途中、太田道灌の墓(というか供養塔)を発見。ここにあったのか。

ここが今回のハイライトでした。ここを降りるとは!

降りたら寿福寺裏の矢倉群。伝政子と実朝の墓(というか供養塔)。

英勝寺の洞窟

いちおうこことこことここは回りたい(写真を撮っておきたい)というリクエストは伝えてあったのだけど、その上でディープなところを案内してくれたのだった。喜清さんありがとう。

帰りは藤沢に出てロマンスカーで新百合ヶ丘まで。全ロマンスカーが成城学園前に止まってくれるとうれしいのだけどそんなおいしい話はないのだ。

帰宅して、みやげにリクエストされていた鎌倉カスターを食べる。ふわふわでうまし。


で、喜清さんにすごく良い本を教えてもらったので探したのだが、どっこにも在庫がない。

出版社にもない(2005年の本なのに)。各地名の初出もしっかりおさえてあって良い本なのに。

この本、欲しい。。。

いつもお世話になってる「日本の古本屋」も探したけど、そもそもあまり数が出てないのか、在庫無く。

小さな出版社なので、電子化もされてない。

こういうリファレンスとして長く使える書籍は……まあ、数売れるものじゃないから絶版になるのはしょうがないとして、電子化はできないかなあ。どっかがやらないかなあ。

もったいなさすぎる。

ちなみに、昨秋と本日歩いたルートを明治の地図に重ねてみた。

ちゃんと古道筋を歩いてるのがわかるかと思う。

鎌倉は15回以上訪れてるけど、そのうち半分近くは仕事絡みだったりするので(整理したら水着の写真とかも出てきた)、意外に使える写真が少ないのだよな。

「スーパー地形」より






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