2014/05/05

[散歩]仙川地形&歴史散歩

仙川に住んでる地形散歩仲間が「見る知る歩くせんがわ地図」という
仙川駅かいわいの地図作成に参加しておりまして、
その完成記念で仙川散歩をするという。

で、そのための下見ということだったのだがなぜかそれに付き合うことに。
総勢8人で延々と仙川駅を中心に歩き回った日。

仙川在住60年という土地の古老(まあ古老という雰囲気ではありませんが)さんの話を聞きながら、
北は白百合女子大前から、南は糟嶺神社まで国分寺崖線をベースに歩き回る。

でも発見が無数にあって収穫大きすぎ。
このあたり、滝坂道を調べるために何度も訪れてるし、
深大寺へ行くときは必ず滝坂道から深大寺参道という最短ルートを使ってるのでよく知ってるはずなのだが、
土地の古老ならではの話がぞくぞく出てくるのだ。
すげー。

その1:甲州街道旧道
 甲州街道よりこっちの道の方が古いんだと案内してくれた道。

その2:滝坂道出口の変遷
 滝坂道と甲州街道の接続点が移動したのは知ってたけど、元の道は思ったより西側を通っていた。
もとの滝坂道はこのガレージの上辺りを通ってた。これは京王線廃線あと、と説明してるの図

その3:京王線敷設で失われた湧水地
 最初の京王線は数年で今のルートにつけかえられたが、そのとき湧水地が失われて地下にもぐった。

その1からその3に見られる滝坂の変遷を「今昔マップ on the web」からどうぞ。
今昔マップ on the web:時系列地形図閲覧サイト|埼玉大学教育学部 谷謙二(人文地理学研究室)
ちなみに、右上にある川が「仙川」。滝坂(国分寺崖線)下を流れているのが「入間川」(いりまがわ)。入間川は野川に注ぎ込んでいる。

明治39年と今

大正6年と今

昭和7年と今

いろいろ変遷してるのだ。

その4:安部公房が住んでた家
 調布市若葉町に安部公房の家があったが、売られてしまい、ただいま絶賛取り壊し中(正確にいえば途中で止まってるらしい)。取り壊す前に見たかった。

その5:若葉町の高射砲砲台跡
 まだその名残が残ってた。

その6:レストランなかむら
 仙川商店街にある昭和な洋食屋さん。外装も内装も昭和ですばらしい。

その7:南瓜最中は旨い
 藤屋という和菓子屋さん。武者小路実篤が描いた南瓜の絵で有名。ここの南瓜最中は旨い!

その8:武者小路実篤公園で使われてる石垣の石は江戸城のものだった!

その9:都営緑が丘住宅の昭和っぷりがたまらん

その10:旧七曲がり坂の崖下に白蛇さまの祠があった

その11:古道の坂ぞいにキンランとギンランが自生してた!
 でも暗くて風が強くてちゃんと撮れなかった(泣)

にしてもよく歩いたわ。
帰りは仙川の星乃珈琲でスフレパンケーキをみなでつついてから解散。






2014/05/04

[旅]海とローカル線と猫

せっかくの休みだからどこか遠くへ行こうということになり、
出されたお題が、「海」「ローカル線」「猫」。
最近このパターンが多い。この3つを満たして日帰りできるところ……
よし房総半島にしよう、
というわけで、特急わかしおで外房へ行き、
大原からいすみ鉄道→小湊鉄道と乗り継ぎ、
小湊鉄道の駅猫を愛で、
五井駅から内房線経由の特急さざなみで戻るという
ひたすら電車を楽しむ旅に決定。

本来、気まぐれに動きたいところだが、いすみ鉄道&小湊鉄道は本数がやたら少ないので計画をきちんと立てねばならない。
あれこれ調べたところ、五井駅から新宿直通の特急があることがわかり
それを目指すことにする。

で、海に近い駅ってことで、まずは勝浦へ。
勝浦の遠見岬神社。古社があったら立ち寄るべし。

勝浦で海。猫には出会えず。
そして大原へ戻り、いすみ鉄道に。
大原のふたつの駅。いすみ鉄道はもうグッズだらけで素晴らしい。

いすみ鉄道のムーミン列車。
途中、右手に池が見えますと案内がある。
池に何があるのかと思いきや、池のほとりでスナフキンがギターを弾いていた(笑)。
細かいとこ凝り過ぎ。

上総中野駅で小湊鉄道。
ひと駅だけ乗って、養老の滝駅で駅猫。
次の電車まで1時間ほどあるので、近所を散策。
駅猫。観光客が多くてなかなか出てきてくれなかった。
小湊鉄道はやたら混雑してて、観光客が多い。
何があったのか、実はわたしが知らなかっただけで大人気なのかと思いきや、
どうも「市原アート×ミックス」という大きなイベントをしかけてたようで、
そこかしこに首からそのチケットをぶら下げてる人をみかけたのであった。
ICHIHARA ART × MIX

なるほど。

渓谷でシータ #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

五井駅まで小湊鉄道。そして内房特急「新宿さざなみ」で帰還。
混んでてどうしようかと思ったが、蘇我駅で座れたのでよしとする。
紫の線はZweiteGPSでとったログ。
にしても、房総半島でかいわー。遠いわー。

2014/05/03

[Apple]iTunes Matchがはじまた

日本では当分ダメだろうなと諦めてたiTunesMatchが突如はじまったので
さくっと年間3,980円で契約し、
さっさとスタートかける。

iTunesMatchはまず自分のiTunesライブラリにある楽曲を全部チェックしてクラウドに送信し、その中で、iTunesStoreにある曲とない曲を判別し、
ない曲に関してはHDDからクラウドにアップロードするっていう下準備が必要で、
当然、サービス開始日はサーバーにリクエストが集中するってこともあり、
時間がめちゃかかるのである。

で、まったく終わっておりません。ダメです。
まあ、急ぐ旅でもないので、GW明けたら落ち着くだろう、程度の悠長さで対応しております。

何が楽しいかというとですね、
細かいことをいいだすとキリがないのだけど、
個人的には、
「iPhoneのストレージに入れてない曲でもクラウドにあればダウンロードして聞ける」ってことなのである。
今、うちの64GBのiPhoneはもうずいぶんカツカツで
ほっとくとすぐ残りが1GBをキリ、アップデートもできないって状態で、
一番容量を食ってるのが写真なんだけど
(だからフォトストリームなんかじゃなく、写真を全部クラウドに上げてずっと保管しておいてくれるサービスを有料でいいから欲しい)
その次が音楽なのだ。
iTunesMatchを使えば、
iPhoneローカルに置く曲は最小限にとどめておいて、
それ以外に聴きたい曲が出たら(突然、頭に浮かんだ曲を聴きたいってことあるじゃないですか)、その都度クラウドからひっぱってきて聞くってことが
できるようになるのである。たぶん。なるんだよね?←その辺いいかげん

ともあれ、今日は休息日ということで
Jリーグを見ながらあれこれ。

2014/05/02

[デジカメ]D600と12-24mmをもって亀戸を歴史散歩&撮影散歩

GW前に修理に出したD600が仕上がったと連絡があったので新宿のニコンサロンへ。
ローパスフィルターを点検・清掃、シャッター基板部組(シャッターユニットですな)を交換、さらに作業場外観ゴムを交換しましたってことで、まあ、「ほぼD610」になったと思っていいかと。D605くらいにはなったか。
これで安心して使えます。
D600ユーザーはぜひ。

で、もちろん即試し撮りである。
持っていったレンズは先日購入したシグマの12-24mm/F4.5-5.6とAF-S Nikkor 50mmF1.8の2本。
考えてみたら、フルサイズ用の標準ズームレンズを持ってないのだった。ひでー。
その辺はAPS-C用で揃えちゃったからなあ。

どれか欲しいんだけど、
ニコンの24-85mmは安くて軽いけど写りがイマイチだし、24-120mm/F4は高いし、シグマの24-105mm/F4は重たいし。その辺で悩み中。
まあ重たいのは我慢するか。手持ちのDXレンズを下取りに出せば多少は安くなるだろう。

まあとりあえず超広角を楽しんでみるのだ。
いやあフルサイズで12mmだとそのまんま12mmで、このくらい派手な広角っぷりなのだ。この価格でこのクオリティでこの画角が楽しめるなんて素晴らしい。
一度試してみる価値あり。



で、天気もいいので総武線に乗って東へ。
亀戸天神の藤まつりを一度除いてみたかったので、
錦糸町まで行ってそこから亀戸天神へ歩く。


藤はちょいと遅かった。残念。意外に旬は短いのね。
でも好天に恵まれて観光客参拝客多し。
老舗の船橋屋(くずもちで有名)にはもう大行列。
ここで甘味を楽しむにはシーズンオフを狙わないとなあ。

亀戸天神 太鼓橋の上からシータ。アオサギやスカイツリー付 - Spherical Image - RICOH THETA

亀戸天神ついでに、このあたりの古社を回る。

亀戸のあたりはもともと「亀島」という島だったのだという。
低地なので縄文時代は海。
その後、平安時代〜中世には陸地が広がったものの
低地を流れる大河がしょっちゅう暴れ、湿地帯や池だらけで
その中でいち早く安定した陸地となった微高地な島に
「亀島」やら「牛島」やら「向島」なんて地名がついた。

亀戸天神のあたりはたぶん浅い海だか河口だかだったろう。
亀戸天神自体は1646年に創建したもの。
でも亀戸天神よりちょっと北へ行くと、
中世以前に由緒を持つ寺社が集中して現れる。
その辺より北に島状の土地があったのだ。

神明宮←今日は行きそびれた

香取神社←藤原鎌足(中臣鎌足)が東征の折に勧請したというがそれはさすがにアレ。でもちょっとした高台で中世には存在してたもよう。このあたり、香取神社がたくさんある。香取神社はそもそも関東を代表する古社で、下総国の一宮で、亀戸あたりは江戸時代半ばまでは武蔵国ではなく下総国に属していたので、香取神社が多くあっても不思議は無いのだ。


普門院←けっこう荒れててしぶいお寺。1616年に現地に移転。まあ江戸時代初期にはあったのです。

石井神社←もとは石神社で、石棒がご神体だったらしい。「江戸鹿子」によると、高台にある石棒を祀ってある神社とあったようで、創建は不明だがかなり古くから陸地だったと思われる。

高度成長期の地盤沈下などでどこが微高地だったかさっぱりわからなくなってるけど。

さらに北十間川を渡ると、吾嬬神社がある。

吾嬬神社→日本武尊が東征の折、走水から房総半島へ渡ろうとしたが海が荒れていて渡れず、弟橘姫が海に身を投げたところ静かになって房総半島に渡れた、というお話が古事記や日本書紀にあるけれども、そのとき弟橘姫の遺品が流れ着いたという伝承を持つ神社が実はけっこうある。ここもそのひとつ。日本武尊が東征を終えて帰ろうとするとき、振り返って「あづまはや」と嘆いたのが、東国を「あずま」とよぶ語源となった、的な話になっていて「あづま」と名が付く山や神社はだいたいソレ系。往古は吾妻の森などと呼ばれていてちょっとこんもりとしてたらしい。


地図で見るとこんな感じ。


さらに水神さま経由で亀戸駅へ。

隅田川の東って、ゼロメートル地帯的な低地で江戸時代以前は海か湿地という印象だったのだけど、歩いてみると、確かに亀戸あたりは微妙な起伏があったり
島だったころの伝承が残っていたりと歴史的にも面白い。
穴場ですな←なんの?

にしても、最近、ミラーレスばかり使ってたから
D600+12-24mmなんて構成(850g+670g=1570g=1.57kg!)で歩くと重くてしんどいわー。
いかんですな。
もっと重い機材(D4+大三元レンズとか)をもって歩いてる人々を尊敬いたします。


2014/05/01

[仕事]5月になりました。働きます。

今でも五月病っていうんですかね。
ともあれここんとこ遊んでたので働く。
まず日本カメラにシータ偏愛の原稿を1ページ書いてメール。
(好きなように書いてよい原稿ほど書き出しに悩むのです)
続いてascii.jpにV3偏愛な猫連載を書いてメール。
さらにITMediaにNikon 1 J4のレビュー……用の作例選びとブツ撮り写真のレタッチやセレクトをしたとこでダウン。


2014/04/30

[雨]GWまっただなかでも平日は平日です

雨。作例も撮れず。脳も活性化せず。

でもiMac27は好調。
いやあ、速いわ。腐ってもMacPro……とはいえ2008年型ではさすがに古く、
ちょっとした作業にも微妙に待たされてリズムを狂わされたものだが、
iMacとはいえ2013年型ともなると快適。
FusionDrive素晴らしい。
1.7TBもある巨大なApertureライブラリもちゃんと開いてくれるし。
何より静かなのが素晴らしい。気持ち悪いくらい静か。
電気代削減にも協力してくれそう。
まあそのくらいはしてくれないと買い換えた価値はないんだがな。

ただまあいくつかのアプリがマシンが変わったってことで
再認証を求めたり、
シリアル番号を入れ直させたり
ライセンスは2台までだから云々といいだしたり
その辺は面倒なんでうまく対策してもらえるとありがたい。

さて
ちょいとお仕事というか意見を聞きたいといわれたので
某県某所の某社を訪問して某が某して
夜は同席した方々もまじえてビール飲んで
しまった、ビール飲んだらもう仕事できなくなるんだった、
というわけで
例によって家を出るときに持っていた傘は
帰りには手元になく、
雨の中、駅から濡れながら帰宅し、
日本カメラの原稿に取りかかるもどうも思うようにすすまず
そういうときは寝るのである。
ぐー。


2014/04/29

[Jリーグ]サヨナラ国立競技場

新国立競技場が結局どうなるのかどうザハるのかさっぱり決まらない中、
現国立競技場は解体されるのである。

まあ、東京オリンピック前に作られた国立競技場は
今の各競技の国際規格に合致しないので
(陸上トラックは足りないし、サッカー場としてもFIFAの規格に届かない)
大改修するか建て替えるかしかないわけで、
下方の観客席を削って陸上トラックを増やして客席を2階建てにして客席を倍増させさらに屋根をつけてとなると生半可な改修では済まず、
建て替えるのはしょうがないのです。


で、国立競技場で行われるJリーグ公式戦はあと3試合。
今日のFC東京vs名古屋グランパス、
そのあと2試合。
Jリーグ国立競技場開催試合

おお、グランパスがくるじゃないか、よし観に行くぞ、と思ってたら、
FC東京サポのともだちふたりが一緒に行くという話になり、
バックスタンドのホーム自由席でFC東京サポに囲まれてこっそりグランパスを応援することになったのであった。
何しろ、FC東京サポふたり、広島サポひとり、名古屋サポはわたしという構成で多数決で負けてるのだ。
ドロンパが聖火に火をともすアトラクション付。E-M1。


国立競技場でドロンパが聖火に火をともす瞬間をTHETAで- Spherical Image - RICOH THETA


でも名古屋を応援するのである。
何しろ5連敗中で、CBのひとりは大学生で、右サイドバックに至っては矢野貴章という状況で、見知らぬ東京サポが「矢野貴章ってDFだっけ?」とつぶやいてるのが聞こえる始末。
でも矢野貴章のゴールでなんとか勝利した上に
何気に期待してた松田陸と力の双子対決も一瞬見られたのでよしといたします。
陸と力の双子ですよ。Nikon 1 V3。

だがしかし、
今日のメインイベントは観戦以上に「サヨナラ国立競技場」なのだった。
おそらく最後の国立競技場での観戦なので隅々まで見ておきたいではないか。
正面に掲げられてるTOKYO1964のプレートとメダリストの名前をTHETAで。
THETAならこんなアクロバティックな撮影もできるのだ。
これ、どうするんだろ?
パノラマで見たい人はこちら
全天球画像 | RICOH THETA

試合終了後、最上段まで上って9mmボディキャップ魚眼で

おなじみ「野見宿禰」と「ニケ」のレリーフごしに新宿をのぞむ。


通路からスタンドを眺める。

国立競技場マンホール。
千駄ヶ谷門をはいって左手の円盤投げの像

そして、国立競技場1Fに作られている「秩父宮スポーツ博物館」である。
スポーツ博物館前には御者の像が

秩父宮記念スポーツ博物館
ここが予想以上に面白かった。
1964年の東京オリンピック関連の展示や国立競技場を使ったスポーツイベントのポスター、さらに日本におけるスポーツの歴史など、当時実際に使われた器具を中心に展示されてるのだ。スポーツ好きは必見。
存在がすごく地味なのが残念すぎます。
国立競技場の解体がはじまると閉館されちゃうので
今のうちにいっておくべし。

国立競技場を堪能したら、
信濃町駅まで歩いて千疋屋でお茶しながら休憩。
マニアックな話題で妙に盛り上がり、
帰りは新宿ルミネエストのヴィレッジヴァンガードでマニアパTシャツを買う。
マニアパレル|maniapparel

というわけでサヨナラ国立競技場。

2014/04/28

[Mac]Mac環境の大引越しがほぼ完了したのでメモを残す

ふはー。
ほぼ3日かかってiMac27への大規模なお引っ越しが終わったようなので
ここにデータ移行に関するメモを残す。

1.環境

1)元の環境
 MacPro (early 2008)。
 内蔵HDD:2+2+2+3(TB)。
 外付けHDD:FW800接続(2+2+2+2+3+1TB)。

2)新しい環境
 iMac27(later2013)
 CPU:Core i7(3.5GHz)
 内蔵HDD:3TB Fusion Drive
 メモリ:16GB
 グラボ: NVIDIA GeForce GTX 780M

3)環境移行のために本体以外に準備したもの
 Thunderbolt接続HDD:WD MyBook Thunderbolt Duo(8TB)
 Thunderbolt - FireWire変換アダプタ

 USB 3.0接続外付けHDDケース:裸族のカプセルホテル(日曜日に到着した)

2.開梱

 iMacを開梱する。
 いやあ20年ちょっとMacを使い続けてるので、アップルのパッケージングには慣れてるんだけど、それでも段ボールを開けると感動するわ。
 これだけでかくて大きなモニタ一体型パソコンを、これだけきれいに無駄なくおさめた上に、取り出しやすいパッケージングなんてみたことないもの。

段ボールを手前に開けると中からパッケージが出てくる

テープ止めしてあるとこはすべてこのように、きれいにあけるためのベロが用意されてる。
それがまずすごい。

箱を大きく開くと本体登場。上と手前の両方が開くので、
重い本体を持ち上げる必要が無いのだ。

緩衝材を外すと本体が現れるのでこれを引き出すだけである。

ご対面。
この開梱のしやすさは特筆すべき。相変わらず親切な説明書はないけど。

3.移行の方針と実施

 大規模な引越は、そのための準備をし、手順を想定しておかねばならない。
 元の環境はFW800と内蔵HDDで構築されているが、FW800は現行Macでは使われてない。よって、ThunderboltかUSB 3.0へ移行する必要がある。
 そこが一番厄介な点だ。
 メインのデータはThunderboltのHDDに移し、
 バックアップ用のドライブは安価なUSB 3.0で揃えることにする。
 iMac27を起動したらThunderbolt - FireWire変換アダプタを介して接続したTimeMachine用HDDを接続し、そこから環境を移行する。
 あとから考えれば、先にHDDケースを買い、そこにMacProから撮りだしたHDDをつっこんで、データ転送するのが一番早かったのだが、Thunderbolt対応の安価な3.5インチHDD用ケースが見つからなかったため、変換アダプタを使えばいいか、と安易に考えてしまったから。
 TimeMachine用ドライブから環境の移行が済んだら、iMacのHDDにパーティションを切る。
 TimeMachineするのは起動ドライブだけにし、余計なものはいれたくなかったので、3TBを1TBと2TBに分け、2TBの方にもっとも頻繁に使う、Apertureのメインライブラリをつっこむのだ。
 このパーティション変更に1時間以上かかってあせる。
 でも1時間半ほどまったら無事終了。
 慌てて作業を強制終了したりしないこと。それ大事。

 起動ドライブの準備ができたら、つづいて10TBほどある大量のデータを、iMacの内蔵HDDおよび外付けのThunderbolt HDDに移してやる必要がある。

 ここでトラブル発生。
 MacProをターゲットディスクモード(Tを押しながら起動するとMac自体が外付けHDDとして使える)で起動すれば事足りると想っていたが、変換アダプタを介したせいなのか、つないでも見えなかったりアクセスがうまくいかないドライブが出てきたのだ。
 だめじゃん。
 とりあえず、FW800の外付けHDDにフルバックアップしてたのでそこから地道に復元していくことにしつつ、慌ててUSB 3.0のケースを注文する。
 日曜日にUSB 3.0ケースが届いたので途中からそれに切り替えてコピー。

3.購入したドライブとHDDケースとその理由と評価

1) Thunderbolt HDD
 WD My Book Thunderbolt Duo(8TB)を購入。
 4TBのドライブを2台内蔵したドライブユニットである。
 8TBクラスのユニットを探したのだが、価格や機能で折り合いが付かず、
 比較的低価格でJBODモードを使えるこの製品にした。
 内蔵したドライブをそれぞれ別のドライブとして使いたかったのだ。
 2台内蔵タイプでRAIDするとなるとRAID0か1になるのだが、
 RAID0はまったく信用してないし、RAID1だと容量が半分になる。
 バックアップはどうせ別途とるので、普通に2つのドライブとして使うのである。
 この8TBに写真など必要なデータを全部ぶちこむのだ。

2)USB 3.0 HDDケース
 バックアップ用としてUSB 3.0のケースを購入。
 あれこれ考えたすえ、Centuryの「裸族のカプセルホテル」を選択する。
 これが想像以上にすぐれものなのであった。
 3.5インチHDD用のベイを4つ備えており、
 フロントから簡単に出し入れできる上に、各ベイそれぞれに電源スイッチがついてるのだ。必要なドライブだけに電源を入れられるのである。
 電源ボタンはフロントにあるので普段はオフにしておけば静かだし電気も食わない。
 すばらしい。
左が裸族のカプセルホテル。右がMy Book Thunderbolt Duo
HDDの出し入れは実に簡単。
バックアップ用ドライブは常時つないでおく必要はないし、個別の電源があれば、他のドライブを使っている最中に、違うドライブを入れ替えできる。
 よって4つのベイがあればまず困らない。
 途中からこれにMacProに内蔵してたデータ用のドライブをつっこんでデータの移行を行った。ああ、最初からそうすればよかったのに、というほど。
 脱着したくないドライブをいれたベイはロックできるし。
 これ、超お勧め。

補足:Thunderbolt関連の機器(変換アダプタやHDD)はAppleStoreで買うのがおすすめ。ラインナップも広いし(LacieのThunderbolt HDDなんてStore限定だし)、価格も安いことがある(上記のWDのHDDや変換アダプタはAppleStoreの方が安かった)。まずはそっちを探してみるべし。

4.移行完了

 かくして、月曜日に移行が完了。
 いくつかのアプリの認証をしなおし、新iMacの環境設定をあれこれ行い、本格的に稼働をはじめ、やっと、週末に撮った写真を吸い上げなおす。
 今回は外付けインタフェースを一新したので時間はかかったけど作業自体は簡単。
 で、はっきりと体感できるレベルで速くなったので満足。さすがFusionDriveですな。
 しかも超静か。今までのMacProがめちゃファンがうるさかったってのもあるけど、iMacは静かでよいですわ。
 MacProからiMacとはいえ、6年もあればパフォーマンスの違いは圧倒的なのですな。
 ただ、USB端子が足りないのが難点。

 iMacは背面に4つあるだけなので早々にUSB 3.0ハブを買わねばならなくなりそうである。


2014/04/27

[地図ナイト]カルカルで地図ナイト8

妹夫婦が東京に遊びに来てるというので
神宮前あたりでおちあって……いやはや普段の2倍以上の人口密度でまいったですわ。
まいったまいった。

とりあえず、神宮前交差点の東急プラザにある「おもはらの森」からシータ。
面白い絵が撮れたのでスチルで。

おもはらの森を全天球で楽しむにはこちら
全天球画像 | RICOH THETA


夕方からはお台場へ。
カルカルで「地図ナイト8」が開催されるのだ。
テーマは地形図。

司会は日本地図センターの小林さんと平井さん。
ゲストは地図の世界ではお馴染み、地図研究家の今尾さんと、地形図マニア漫画家の江川達也さん。


わたしは客席で、都内散策仲間と一緒にビール飲みながら笑い転げる。

4人で雑談しつつ、江川さんが三田用水の話やら、地図には等高線だけあればいい、って話をし、今尾さんがマニアックな国土地理院地形図の変遷の話をするという具合。

突然小林さんが会場に来てるその筋の人たちを名指ししはじめ、
わたしは江川さんにFacebook仲間ですといわれる。最近そうなのです。

内容はとにかくマニアックなので詳細は書きませんがマニアックです。
正直、面白がってただけで、覚えているのは、
江川さんは等高線をなぞって色を塗って地形図を作るマニアだってことくらい。
何しろ、日本地図センターの明治迅速測図を全部買い集めてスキャンして1枚につなぎ(1辺何万ピクセルになるんだか……)、等高線を全部手作業でつないでるそうですから。



終了したら、有志だけが残って2次会というか懇親会。
もちろん残って、みなさんとマニアックな話をする。
2次会の乾杯をシータで。

地図ナイト8打ち上げに参加乾杯シータ #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
いやあ楽しいひとときでありました。


そもそも、集団が苦手なので
ひとりで明治の迅速測図などを買い集め、古道を辿って
ニタニタと悦んでいたわたしが
こうしていろんなマニアな人たちと知り合いになれたのは

その様子をブログだか日記だかで読んだ、
中経出版の編集者から「本を書かないか」といわれて
「東京古道散歩」を書いたからであり、

さらに
1年数ヶ月前、カルカルの地図ナイトに、
東京スリバチ学会の皆川さんが出演するというので
遊びにいったのがきっかけであり、

以来、
ときどきスリバチ学会のフィールドワークに顔を出し、
そこに参加していた、新潮社の人に「東京古道散歩講座やらない?」と誘われたからであり、

なんというか、人生、興味を持ったら遠慮せずいろいろつっこんでみるもんであります。

運が良ければ面白い方にころがりはじめます。

そうこうして楽しく帰宅して、Mac環境引越の続き。
こんな調子でちょこちょこやってるので時間がかかってしょうがない。
でもだんだん終わりが見えてきた。



2014/04/26

[Mac]お引っ越し中&谷中散歩

引き続き、2008年型MacProから2013年型iMacへの移行。
何がめんどくさいって、データのお引っ越し。

かつてMacProにつながる系譜(それこそ、Macintosh 950からはじまり、PowerMac G4 MDDとかPowerMac G5とか)は基本的に、でかくて頑丈なタワー型で、
「HDDを3つないしは4つ内蔵できた」のだ。
それが気に入ってて、データ用のHDDも内蔵しちゃい、
足りなくなったら、容量がでかいのに入れ替えてそっちにデータを引っ越して
また使い続けるという、
とっても楽チンな運用をしてきたのである。
めんどくさかったのは、SerialATAに変わったときくらいか。

でも、今のMacはそういう「内部の拡張性」を拒否した。
中にHDDをたくさん詰め込めないんなら、iMacでいいじゃん、
というのがまあiMacに切り替えた一番の理由。

もちろんこいつはHDDを4台も内蔵するなんてできない。
よって外付けHDDで運用することになる。
それはそれで悪くない。
膨大な写真を外付けに持っておけば、
本体買い換えても移行が楽だし。

ただ、
うちの環境は2008年型がベースであったからして、
基本的にFireWire800なのである。
これはもう終わってるのだ。
今は「Thunderbolt」と「USB 3.0」である。
インタフェースがかわると何かと面倒ですわ。

もちろんThunderbolt→FW800の変換アダプタは買ったが、
あくまでもデータの移行用で、
常時扱うデータは安定してて高速なインタフェースでつなぎたい。
バックアップシステムは安価なUSB 3.0でいい。
つまり、
本体のみならず、何TB分のデータも一緒に引っ越さねばならないのだ。
データのコピーだけでどんだけかかるというのだよおい。

時間がかかるので、バックアップからのリストアだけやらせ
Nikon1 V3とJ4をもって
谷中へと遊びに行く。
Nikon1 V3 + 30-110mm
夕焼けだんだんはいったいみんな何を求めて来ているんだかという人口密度でびっくり。
実はその脇にある七面坂が古道で、荒川区と台東区の区境にもなっている。
坂の下にある鏝絵(こてえ)がちまたでひそかに人気←どんな巷なんだか

谷中・七面坂シータ - Spherical Image - RICOH THETA

帰宅したら次のHDDにとりかかる。とにかくデータ量が多いのでおわらん。
MacPro→iMacへの引越の顛末は近いうちにひとつのエントリにまとめる予定。




2014/04/25

[デジカメ]明るい常用ズームが必要ではあるまいかNikon 1

先日、オリンパスからレンズの修理が上がったと連絡があったので受け取りにいって修理代金を支払う。落として壊したものだから保証期間内でも有償修理であります。

ついでに、J4の作例をちょいと撮ってから帰宅。
あ、動画作例撮るの忘れてた……まいっか。許していただきたく。

V3やJ4使ってて思うのは、レンズ。
標準ズームがF3.5-5.6の、まあいわゆるキットレンズなのである。
それはしょうがないのだが、
センサーが1インチと小さいのだ。
小さいってことは、マイクロフォーサーズに比べても
被写界深度が深い。
しかも、Nikon 1のウリは速さであり、
速い被写体を撮るにはシャッタースピードを上げねばならず、
それにはISO感度を上げざるを得ないのだが
センサーサイズがサイズなのであまり上げたくない。

つまり、他のレンズ交換式カメラより、ワンランク明るいレンズが必要なのだ。
キットレンズがAPS-Cやm43と同じ3.5-5.6ってのはしょうがないとしても、
V3クラスのカメラを使ってもらおうと思ったら、
F2.8通し、あるいはF2-4くらいの1段以上明るいレンズが必要となるんじゃないか。
マイクロフォーサーズがプロに使われはじめたのも、
パナソニックとオリンパスからF2.8通しのレンズが出たからだし。

Nikon 1は今のところ単焦点レンズしか明るいレンズがラインナップされてないわけで、
ワンランク上の、松竹梅でいえば、せめて竹レベルのズームレンズが欲しい。
たとえば、
28-100mm相当でF1.8-4.9とか(同じ1インチのRX100のレンズですな)
24-120mm相当でF2.0-3.9とか(G1X マークIIのレンズですな)
そのくらいの。

F2.8通しとまではいわないので、
10-40mm/F2.0-4.0くらいでよいです。
多少でかくなってもいいから、それなら標準ズームとして十分使える。
1段の違いはでかい。
さらに、
40-120mm/F2.8-4.0くらいのもひとつ。
それでけっこうまかなえる。

望遠系の単焦点レンズも欲しい。
150mmF2.0とか。
無理なら100mmF2.0くらいでもいい。

とにかく、キットレンズより1〜2段明るくて
Nikon 1を気軽に楽しめるレンズが欲しいんであります。

そこんとこ、どうでありましょう。

とかいいつつ、
直しがひとつはいったので図版を取り直してメールして、
よし、と重い腰を上げて、
iMac 27インチを開梱してセッティングをはじめる。
いやあ、久しぶりにMacを買ったけど、相変わらずパッケージングがすごいきれいでわかりやすくて感動的だわ。すばらしい。
この顛末はたぶん次のエントリーで(iMacへの移行途中なので、写真を吸い上げられない……)。


2014/04/24

[仕事]原稿書きつつ大五郎とかふか

昼間、蘆花公園でちょいと作例撮り。
やっとネタにあったサンプルを用意できた、ってんで、
帰宅して
ITMediaのiPhoneカメラ講座を書いてメールし、
さらにascii.jpの猫連載を書いてメール。

Nikon 1 V3 + FT1 + AF-S 50mm F1.8

2014/04/23

[デジカメ]なぜα6000でなくV3を選んだか

実は、
昨日買ったV3がうまく動かず……正確にいえば、バッテリが不良で、
再びフジヤカメラへ行き、交換と相成りました。
ついでに予備バッテリも購入。
やっぱ購入時に動作チェックしないとダメですな。
V3の1stカット。ファイル名はもちろんDSC_0001。

せっかくここまで来たのだからと
暗渠を北野神社(打越天神)まで歩き、
そこから江戸時代の新井薬師参道(青梅街道から新井薬師へ行く参道として使われてた)を新井薬師へ作例撮りがてら古道散歩。

新井薬師は通称で、本来は新井山梅照院薬王寺という真言宗のお寺。
戦国時代真っ只中の1586年(ちなみに、秀吉が小田原城を制して関東が家康の領地になったのが1590年なのでその直前。このあたりは小田原北条氏が支配しておりました)に開創。

本堂裏手の谷地は今は新井薬師公園になっており、
その裏手には北野神社(新井天神北野神社)がある。
こちらも同じような頃に創建されたのか、あるいはもっと前か。

で、なぜ急にV3を買ったのか、という話。

エポックメイキングなカメラはできるだけ買って使ってみたいと思ってるわけですよ。
斬新な技術とその実装。
像面位相差AF自体は以前からあるし、Nikon 1のAFは以前から速かったんだけど、
やっと技術に実装が追いついて製品としてワンランクアップした、と感じたのが
α6000と新型Nikon 1だったのだ。
このどれかを買いたい。

画質と速さとコストのバランスでいえば、
APS-Cサイズのα6000なんだけど、
今さらバランスなんて気にしてどーする、
バランスが取れたカメラならもう持ってるじゃないか、
どうせ買うなら徹底的に速いヤツを手にして
それじゃないと撮れないようなカットを撮りまくって
遊ぼうじゃないか、と結論が出たわけですよ。

買い物はすべて衝動買い、が基本で、突然そういう衝動が来たのだ。
衝動が来たら、冷めないうちに買うべし。
あれこれあれこれ調べていると、とつぜん「これを買うのだ」って衝動が来るのでそれがチャンスなのだ。

V3にもα6000にも不満はたくさん、
両者に共通するのは操作系(電子ダイヤルをもっと効率よく使って欲しいし)、
α6000にはそれにくわえてタッチパネルじゃないこと、
V3にはUSB充電できないことなど細かいとこを含めるといろいろありますが、
とりあえずの第一歩ということで。
楽しむことにいたします。
というかすでに楽しい。
買った日にいきなりこんなカット(↓)撮れるし。
Nikon 1 V3。ペロリの瞬間。V3たのしいわ。

帰宅してバッテリをちゃんと充電して、FT1のファームアップをして、
でも仕事しなきゃということで
ITMediaのデジカメ連載を書いてメールして、
iOSをアップデートしようと思ったら例によってストレージの空きがたりなくて
めんどくさくなったので寝る。