2014/04/29

[Jリーグ]サヨナラ国立競技場

新国立競技場が結局どうなるのかどうザハるのかさっぱり決まらない中、
現国立競技場は解体されるのである。

まあ、東京オリンピック前に作られた国立競技場は
今の各競技の国際規格に合致しないので
(陸上トラックは足りないし、サッカー場としてもFIFAの規格に届かない)
大改修するか建て替えるかしかないわけで、
下方の観客席を削って陸上トラックを増やして客席を2階建てにして客席を倍増させさらに屋根をつけてとなると生半可な改修では済まず、
建て替えるのはしょうがないのです。


で、国立競技場で行われるJリーグ公式戦はあと3試合。
今日のFC東京vs名古屋グランパス、
そのあと2試合。
Jリーグ国立競技場開催試合

おお、グランパスがくるじゃないか、よし観に行くぞ、と思ってたら、
FC東京サポのともだちふたりが一緒に行くという話になり、
バックスタンドのホーム自由席でFC東京サポに囲まれてこっそりグランパスを応援することになったのであった。
何しろ、FC東京サポふたり、広島サポひとり、名古屋サポはわたしという構成で多数決で負けてるのだ。
ドロンパが聖火に火をともすアトラクション付。E-M1。


国立競技場でドロンパが聖火に火をともす瞬間をTHETAで- Spherical Image - RICOH THETA


でも名古屋を応援するのである。
何しろ5連敗中で、CBのひとりは大学生で、右サイドバックに至っては矢野貴章という状況で、見知らぬ東京サポが「矢野貴章ってDFだっけ?」とつぶやいてるのが聞こえる始末。
でも矢野貴章のゴールでなんとか勝利した上に
何気に期待してた松田陸と力の双子対決も一瞬見られたのでよしといたします。
陸と力の双子ですよ。Nikon 1 V3。

だがしかし、
今日のメインイベントは観戦以上に「サヨナラ国立競技場」なのだった。
おそらく最後の国立競技場での観戦なので隅々まで見ておきたいではないか。
正面に掲げられてるTOKYO1964のプレートとメダリストの名前をTHETAで。
THETAならこんなアクロバティックな撮影もできるのだ。
これ、どうするんだろ?
パノラマで見たい人はこちら
全天球画像 | RICOH THETA

試合終了後、最上段まで上って9mmボディキャップ魚眼で

おなじみ「野見宿禰」と「ニケ」のレリーフごしに新宿をのぞむ。


通路からスタンドを眺める。

国立競技場マンホール。
千駄ヶ谷門をはいって左手の円盤投げの像

そして、国立競技場1Fに作られている「秩父宮スポーツ博物館」である。
スポーツ博物館前には御者の像が

秩父宮記念スポーツ博物館
ここが予想以上に面白かった。
1964年の東京オリンピック関連の展示や国立競技場を使ったスポーツイベントのポスター、さらに日本におけるスポーツの歴史など、当時実際に使われた器具を中心に展示されてるのだ。スポーツ好きは必見。
存在がすごく地味なのが残念すぎます。
国立競技場の解体がはじまると閉館されちゃうので
今のうちにいっておくべし。

国立競技場を堪能したら、
信濃町駅まで歩いて千疋屋でお茶しながら休憩。
マニアックな話題で妙に盛り上がり、
帰りは新宿ルミネエストのヴィレッジヴァンガードでマニアパTシャツを買う。
マニアパレル|maniapparel

というわけでサヨナラ国立競技場。

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