2019/05/19

「まいまい東京」で神社巡りだ

「まいまい東京」の日。

昨年は「神田明神→湯島天神→上野の五條天神や穴稲荷」
という江戸城の北東方向(つまり「鬼門」ですな)の神社を辿ったわけで
じゃあ今年は「平河天神→山王日枝神社→赤坂氷川」と
江戸城の南西方向、つまり裏鬼門方面の神社を辿るってのはどうでしょうと
提案してそれが通ったわけである。

上野方面は江戸城に一番近い神田明神からして
「江戸城外堀の外側」なんだが
赤坂方面は、平河天神も山王日枝神社も
「江戸城外堀の内側」にあること。
江戸城内や近くにあった寺社は多くが外堀の外に遷されたんだけど
この2つは残ったってのが面白い。

半蔵門駅に集合してびっくり。
参加者がほぼ女性。
男性3人のうちおひとりは何度か参加して下さってる顔なじみの方。
「まいまい東京」の集客力すごい。
このルート、正月に「新潮講座」で辿ったルートをシンプルにしたものなんだけど
あのときとは男女比率が逆なのだった。

ルートは半蔵門駅から南下して(これ、江戸時代初期からある道。それ以前はわからん)平河天神参拝。
続いて国会議事堂裏の道(これも江戸時代初期からあるんだけど、今とは少しずれてる)を通り、国会議事堂裏から下る「山王坂」(もともとの山王日枝神社参道。江戸時代は坂に鳥居があった)から日枝神社へ。

国会議事堂裏の歩道で反アベ系のデモが行われてて警官もいっぱいいて
警察のみなさまに「どもども」と挨拶しつつ抜ける。
シュールである。

そして赤坂から古地図を見ながら本氷川神社跡をみて赤坂氷川神社へ。

予定より早く終わってしまったので
南部坂をみて、赤穂浅野家(要するに忠臣蔵の浅野内匠頭長矩邸があったとこ)前を通って赤坂駅解散。

このルートは面白いので
もっとディテールまで調査してネタ収集してまたやりたい感じである。

左が現代の地図+ルート。右が明治13〜4年頃の地図。


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