2018年1月30日火曜日

国立国会図書館デジタルコレクションは相変わらず素晴らしい

Nikkorレンズならそのままニコンのボディにつければいいやんか、
という話はあるけど、
ムリなのである。
なぜなら
・ニコンのボディはレンズごとフジヤカメラに行っちゃったから
・光学ファインダーではピントの山がわからないヘタレだから
(その上、光学ファインダーがしっかりしてるカメラは高くて重い)

そういう意味では
マニュアル露出のセッティングがしやすくて
EVFで拡大表示やピーキング(シビアなフォーカスではアテにならないけど)が容易にできる
X-T2っていいのだよ。

それはともかく。

今週土曜日に迫った「東京古道散歩」のための配付資料を作る。

現代地図(カシミール3D スーパー地形セット)やら
明治前期の迅速図(これは紙で買ったヤツをスキャンしてある)やら
江戸名所図会の絵画やらを組み合わせて作ってるんだが、
作業してると細かいことが気になる。
地名の由来とか旧地はどこだったかとか。

ローカルな、なおかつ信頼性のある情報ってネットだとなかなか見つからない。
がさごそがさごそ←探してる音
あった。昔、板橋区の郷土資料館で購入した本。
特に「いたばしの地名」が素晴らしい。
細かいところまでちゃんと調べてあるし、古道の話もちょっと載ってる。
わからないことはわからないと書いてある。さすが。

古地図も探すが、さすがに志村までくると江戸からちょいと離れているので
良いものが見つからない。明治以降ならあるんだけど。

なんとか国立国会図書館デジタルコレクションで中山道の絵図を見つけたが、ちょっと今回の地図として使うには難しい。

そうだ。
「江戸近郊道しるべ」の「志村に遊ぶ記」で、村尾嘉陵が手製の地図を描いてなかったか。よし、ってんで手持ちの東洋文庫やらeBookJapanで買った電子版やらにあたるが、
地図が小さくて文字がつぶれてる。
これでは使えないなあ。
あ、困ったときの「国立国会図書館デジタルコレクション」。
ここで「嘉陵紀行」「江戸近郊道しるべ」(嘉陵紀行という名で出版されたこともあったので)の両方で調べると、
「江戸近郊道しるべ」の優れたカラー図版発見。
国立国会図書館デジタルコレクションは研究用として高解像度でスキャンしたデータを公開してくれてるので素晴らしい。
何千円買った本より無料でダウンロードできるここの方がよい資料になるとは。
もちろん著作権はとっくに切れてるので問題ないのである。


村尾嘉陵というのは、江戸時代後期、いわゆる化政期の武士で、
老後、江戸近郊を歩き回っては紀行文を残しているのだ。時には手製の地図までつけて。
簡単にいえば「江戸時代の街歩きブロガー」、「街歩きブロガーの元祖」である。

上記の志村の地図もすばらしい。中山道・岩槻街道・川越街道をシンプルに赤で描きつつ、
志村についてはちゃんと「古城址」「延命寺」「清水薬師」とポイントを抑えてて、
古城址にはちゃんと「カラ堀アトアリ」と注釈付。

「江戸近郊街歩きを歩く」って紀行連載、
書きたいので、どこかのっけてくれませんかねえ。
企画書書くか。

というわけで
国立国会図書館デジタルコレクションは超素晴らしい。
国立公文書館のデジタルコレクションは普通に素晴らしい







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