2019/01/16

「まなたび」で古墳巡りの日

昔から
いろんな会社がカルチャーセンター的な事業をやってるわけだが、
ここ数年、街歩き系の野外講座が人気だってことで
いろんなところが手をだしはじめてるようで、
小田急電鉄の「まなたび」もそのひとつ。

今日はその「まなたび」の日。
テーマは古道と古墳ってことで
狛江古墳群を古地図を見ながら案内したのである。

いやあ平日ですよ、平日なのに参加者は23〜4人。
びっくり。
平日の昼間なので、定年後の方か専業主婦の方ばかりかと思いきや
会社を休んで来ました、ってな方もいて
非常にありがたい。
すごいな、小田急。

で、
民家の庭にある古墳とか普段は鍵がかかってて入れない古墳とかも入れていただけたし、
泉龍寺では仏教文庫の所長さんが解説をしてくれたし
非日常感や特別感もあってみなさん楽しんでいただけたかと思う。

まあ民家の庭の古墳も「実はみなさん自由にご覧になっていいんですよ」といってくれたし
鍵がかかってる古墳も隣のマンションの管理室に声をかければ鍵をあけてもらえるし、
ビルの裏庭にある古墳も管理室にひとこえかければその場で許可をもらえるのだが、
ひとりふたりで散歩してるときはなかなかお願いしづらいですしね。

当日のルートはこんな感じ。
途中でランチがはいってたりするので
古道ばかり歩いたわけではないけど。
古墳も登頂するのが偉いわけじゃないんだけど
まあ許可をもらえば上れる古墳もあるんですよ、ってことで。

古墳って当たり前だけど、周りより一段高いから
そこに上ると、昔はここから全体を見渡してたんだろうな
古墳って目立つから
街道を通すときも目印にしたんだろうなと思う。
鎌倉街道も品川道も、古墳を上手に使ってルートを決めてる感じがあるもの。

次回は3月に小野路を……ああ、コースの詳細を決めなければ。

まあなんというか
学生の頃からずっと、
「雑誌」を通して多くの人にアプローチするという世界で生きてきたので
そういう時代が終わるとは思ってなかったし、
「雑誌」からネットを通してひとりひとりがダイレクトに他の人たちにアプローチするという時代になっても、媒介が変わっただけでやっていること自体に大きな違いはなかったのだけど、
リアルの世界で人を集めて直接アプローチするってのはまったくの門外漢で
新鮮で面白い。収入的にはかなりアレあけど。
と同時に、
インターネットの普及(スマホの浸透を含む)によって
人ってリアルで集まりやすくなり、またリアルで集まりたくなってるんだなあと
実感する次第。
だから、街歩きの講座も隆盛なのだ。
……って他人事のように俯瞰しててはいかんのだが。








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