2016/11/18

品川宿をちょっと歩いて新宿でE-M1 MarkIIの日

午後、品川シーサイドにある某社を訪問。
某製品についての話を聞いたりしたりする。
たまにこういう時間があるとよいですな。
互いに。

夜はオリンパスのプロサロンによるE-M1 markII説明会と、プロサロン忘年会。
オリンパスにはプロカメラマンとして登録しているので
毎年案内が来るのである。ありがたや。

それまでちょいと時間があったので、
品川シーサイドから西に歩いて旧東海道に出て品川駅まで歩くことにする。
いきなり、品川シーサイドのビル群を背景に錆びたスクリューが積み上がった倉庫のような廃屋。
ここがまだ埋め立てられたばかりで港湾業務がメインだった頃の名残か。

こういうギャップが興味深い。

旧東海道を北上。
荏原神社へ立ち寄り参拝。

ふと、荏原神社前の目黒川は昔は荏原神社の裏側を通っていたことを思い出す。
荏原神社の敷地は、目黒川が作った自然堤防でちょっと微高地だったのだ。
裏手に回ると確かに1段低くなっている。

これは気になるぞってんで(寄り道してる時間はないのに!)
裏手に回ってみるが、
流路が変わったのは昭和初期(たぶん昭和3年に今の流路ができた)と古いので
河道跡には家がたち、流路を辿るのはむりそう。
それでも高低差は残っていて、河道だったことを忍ばせてくれる。

当時の対岸にあったと思われる稲荷を発見。
稼穡稲荷(読めないよねこれ。かしょくいなり)神社。
銀杏の古木が残っている。

旧東海道に戻って北上。
友人がやってる「うなぎのねどこ」前を通過。
いたら挨拶しようかと思ったが、いなかったようなので素通りして写真だけFBにあげたら、「いたのにー」と返信がくる。
残念。

あらに、街道カフェ(ただしくは、KAIFO boos & coffee)。古街道関連の古本屋兼カフェ。
旅と街道がテーマの「KAIDO books & coffee」が北品川の街を変える | NEWS | TOweb〈ハイパーローカルな東京カルチャーガイドTOmagazineのウェブメディア〉

おまえが行かないでどうする、的ないわれかたをされてきたが
最近、品川に顔を出す用がなくてずっと行けなかったのだ。
今日もお茶をする時間は無いので
古本だけそっと見せてもらう。
何冊か欲しい本があったので今度ゆっくりくることにする。

そして16時半すぎに品川駅着。

なんとか17時直前に新宿駅南口へ到着する。
目的地はルミネゼロ。
えっとえっと、
どの改札から出てどういけばいいのだ?
入口を探してたら17時を回ってしまった。
わはははは。
ここ、何度来てもわけわからんぞ。
出入り口が複数あってややこしいのだ。

オリンパスのプロサロン向け技術説明会。



とにかく「速い」のである。
ミラーレス機ってどうしても「EVF表示のタイムラグ」「コンティニアスAFの速度と正確性」が課題とずっといわれていたんだけど、
ここまでやれば実用的だろ、といわんばかりの高性能っぷり。

いやもうレスポンスが一眼レフ並になれば、それ以外はミラーレス機の方が上なのだ。
完全にミラーレス機の時代が来ましたな。
あとはどうやっても一眼レフに勝てないのはバッテリーの持ちくらいじゃないか。

でもE-M1 MarkIIに関しては
いいたいことがたくさん(うそ、たくさんはない、背面モニタについてだけだ)あるので
担当者を捕まえてたくさんいう。

オリンパスの人が春先のcp+で、まだ発表も何もされてないE-M1 MarkIIについてわたしが「E-M1の後継機は、まさかバリアングルにならないですよね。チルト式のままですよね」とねちねちいったのを覚えていて、あのときはドキッとしましたといわれる。

もうひとつ、ソフトウエアというか操作体系についてあれこれ文句をいう。
ミラーレス機はメカデザインで使い勝手の多くが決まる一眼レフと違い、
デジタル部が多いのでユーザーインタフェース設計が重要になる。
そこがまだ追いついてない(オリンパスに限ったことじゃないけど)のだ。
具体的に何カ所か。

IT系の視線でみるとユーザーエクスペリエンス的に甘いとこがあるわけで、
直接の撮影性能には関係なくても、改善できるとこはすべきだと思うのである。
古い設計に機能を追加し続けたせいで理にかなってないとこがあるのだ。
カメラ屋としては本職じゃないところであったし、コストがかかるのもわかるし、
オリンパスだけの問題じゃないんだけど。

で、E-M1 MarkIIは買うのか。
買いたいなあとは思っている。背面モニタがアレでも
それ以外はすごく優秀だし、レンズも揃ってるし、12-100mmF4も使いたいし。

てな感じで帰宅して寝る。



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