2020年5月5日火曜日

0505:「日本中世への招待」は良作

夕方、散歩。
旧型コロナには出会わなかったが、いすゞベレルに遭遇。



普段歩かない道を歩いてみるってよいものですな。

本を読み終える。
「応仁の乱」で一躍有名になった呉座勇一の「日本中世への招待」。
これがすこぶる面白い。

歴史上の出来事はさておき、中世はどんな時代だったのかを生活レベルで解説してくれる本。
冒頭で古代から中世の婚姻について詳細に文献に残っている実例を交えて延々と語ってくれるのがとっかかりやすくていい。
「氏」から「家」に単位が変わる過程で婚姻の形態や意味も変わっていった話や
中世の教育の話(寺ですな)、さらに行事や葬送やそういう現代と比較しやすい話題で
中世の日本は今につながってるんだけど、今とはこういうところが違うってのが
伝わってくる。
途中で「ルイス・フロイス」の「日欧文化比較」なるけっこう盛ってるとこありそうな著作も引用してるのだけど、この本もおすすめ。岩波文庫から「ヨーロッパ文化と日本文化」ってタイトルで出てる。宣教師としてやってきたルイス・フロイスがいちいち(当時の)ヨーロッパと日本をひとつずつ比較してるのだが、ひとつひとつが箇条書きレベルで短くて読みやすく、訳注もはいってる。


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