Jコミ一周年記念、おめでとうございます。
Jコミってのは漫画家の赤松健先生がはじめた
「絶版となったコミックを広告付無料コミックとして公開して広告で作者に還元しよう」
という極めて現実的かつ草の根な発想ではじめたサイトで、
コミックって出版点数がめちゃ多いため、古いモノは入手困難なものが多く
なおかつスキャンデータが裏で出回りやすいという特性があり
それを逆手にとって、じゃあ、絶版コミックを著作者の許可のもとにスキャンして公開して
それに広告をのせれば、「再版の可能性がなく、中古以外で流通することもなく、著者にとってはもう一切金を生まないコンテンツ」となってた絶版コミックを、電子化によって再度流通させ、なおかつ多少は収入にもなるというのではないかと。
それは面白いと思って、1年前から読者としてちょくちょく楽しんできたのだけれども、
Twitterで「マンガパソコン通信入門」もJコミにのらないかなとつぶやいたら
赤松先生からメンションがあり、「まあ、要望が多ければって意味だろうな」という程度にしか考えてなかったら、
マンガパソコン通信入門をJコミで公開していいかという正式なメールが来てて
(しかも、わたしはそのメールに長い間気づかなかったという間抜けぶりで)、
ああ、それはぜひそれはぜひと返事をしたらあれよあれよという間に公開されたのでした。
すげー。
たくさん読まれればわたしにもいくばくかの収入(子供の小遣い程度ではありますが)になるわけで、
意表をついた展開。
で、新iPadが出たわけだが、iPad用Jコミリーダーで読めるコンテンツは解像度が低く、
新iPadのRetinaディスプレイではちょいともやっとしてしまってたのですな。
それが、一周年記念のリニューアルで、iPad版でも高解像度データを読めるようになったのだ。おお。
ただし、完全なRetina対応ではなく、長編が1700ドット弱ではあるのだけど、
標準解像度に比べれば十分きれいに読めるわけで、
これは素晴らしい、と。
高解像度版を読むにはプレミアム会員になる必要があるのだが、月105円なので十分に安い。
てなわけで、
コミック好きの方はJコミの会員になり、iOS版のJコミリーダーをダウンロードして
古いマンガを楽しんでくださいませ。
80年代のコミックは今とはテンポが違ってて面白いす。
永野のり子さんの過去の作品も揃ってます。
「箱入り娘」(佐藤マコト)は名作です。
他にも一周年記念でJコミのマンガに個人広告を載せられるとか、好きなページにいいねをつけられるとか面白い機能もついてて、マンガ好きの方はぜひ。
90年代前半のパソコン事情&ネットワーク事情が懐かしいラブコメ「マンガパソコン通信入門」もよろしく。
いや、普通に当時の漫画版パソ通入門書だったんだけど。。。もともとの予定は。。。
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「マンガパソコン通信入門」←ジャンルはラブコメw
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