最近ではiPhonegrapherとして有名な三井さん(@sasurau)が主宰するブ写会で
多摩丘陵を歩くというのでOM-Dの試し撮りを兼ねて参加。
って、今回は写真より多摩丘陵踏破が目的としか思えない会でありました。
だって、ルートはこれだよ(笑)。
よく地図を見ると、新百合ヶ丘から唐木田まで、17〜18km歩きまくり。
しかも丘陵地帯なので起伏ありまくり。
しかも参加者は総勢17人。すげー。
新百合ヶ丘北口をスタートし、未だ飽きずに開発中の丘陵地帯を呆れながら抜け、竹藪に囲まれた里山にある九郎明神社へ。
九郎明神社の鳥居。この上、竹藪の中に拝殿がある。 |
源義経は平安時代末期の武将で、兄である源頼朝の下で全国を飛び回り、一ノ谷の合戦で平家を破るなど大活躍したにもかかわらず、どういうわけか頼朝から討伐令が出され、逃げ延びていた奥州藤原氏の下で殺されちゃったという人。
義経がこのあたりに逗留して鉄扇を奉納していったのでそれがご神体となったとか。
「鎌倉街道伝説」(宮田太郎著)によると
多摩丘陵のあたりは義経にまつわる伝承がたくさん残っており、ここもそのひとつ。
多摩丘陵は鎌倉や京と府中(武蔵国国府)を結ぶルート上にあり、
義経が一時期このあたりを拠点にして東国の武士達と交流していたんじゃないかとか
奥州へ向かう際、このあたりに逗留してたんじゃないかとか、いろいろある。
九郎明神社の境内。このあたりは強烈な竹藪で気持ちいい。 |
椎茸は原木栽培に限りますな。 |
そのまま小田急線をくぐり、多摩丘陵にある川崎フロンターレ練習場前の蕎麦屋で昼飯。
川崎フロンターレ練習場。きれいな芝生! |
天せいろを頼んだら、天ぷらがゆうに3人前くらいついてきたとか
おそばを頼むとバイキング形式で用意されているお総菜を食べ放題だとか
おかげで
前菜代わりに惣菜を食べるとあとで天ぷらを死ぬというトラップ。
そのお総菜には焼きそばやらとんかつやら……何でもありすぎて面白すぎます。
あ、蕎麦は旨かったですよ。
天ざるについてきた天ぷら。えっと、多すぎ! |
古民家な建物は最高に楽しい。フロンターレ選手のサイン色紙あり。
フロンターレ練習場前の案内板に、練習場施設のひとつのようにその蕎麦屋が書いてある(笑)。
なんとも、よいところでした。櫻屋。
再び多摩丘陵内に入り込み、電源開発の変電所脇を抜け、
変電所脇に残ってた鉄塔。使われなくなったのね。 |
こんな道をてくてくと歩いてたのである。 |
往時の雰囲気を残した布田道を西へ向かうと、関屋の切通しへ。
関屋の切通し。撮影者(わたし)が立ってるとこが鎌倉古道だったらしい。 |
実はこれが初期の鎌倉古道(当時は布田道がなかったので、普通にまっすぐにつながってた)らしい。
帰宅して調べてわかった。ああ。
ローアングル+ドラマチックトーンです。 |
小野神社を経由して万松寺方面に向かい、小野路城址へ。
いたるところ竹林でしたので竹写真をば。 |
マスターの話を聞きつつ地下水のお冷やをいただきつつお茶してたら日が暮れて、
真っ暗になりつつあるゴルフ場脇の道を抜けて唐木田駅へ。
あとは多摩急行で帰宅。ふはー。
ああ面白かった。猫にあまり出会えなかったのが残念だけど。
小さな地域のお墓で見かけた猫なり。 |
次回は鎌倉古道散策に行こうと決意を新たにしつつ、
疲れ切って重くなった足をひきずって布団に入るのでした。
余談その1。
「OM-D E-M5」って品名は長くてややこしいから、もう「OM-5」でいいじゃん。どうせ、OM-4の次のOMって意味で、「E−M5」とつけたんだろうし。 E-P3だって「PEN3」と呼ばれてるんだし。そう思いません?
余談その2。
冒頭の地図ですが、ガーミン社のGPSユニット(わたしが使ってるのは自転車用のEdge750だけど今回の用途で使うなら、eTrex20J/30Jがお勧め)を動作させてバッグに入れっぱなしにしておき、あとで軌跡をgpx形式にして吸い上げ、Apertureに貼り付け、撮影日時をキーに写真を割り当てたもの。
そのスクリーンショットにSkitchってアプリを使って注釈をいれております。
この組み合わせはめちゃ便利なので是非。
写真はすべてOM-Dで3:2モードで撮影。レンズは14-150mm、9-18mm、25mmF1.4の3本。
JPEG撮って出しを長編1280に縮小してflickrに上げたものです。
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