2013年5月25日土曜日

「東京スリバチ学会」のフィールドワークに参加してみた

「東京スリバチ学会」というのがあるのである。
東京のすりばちっぽい地形の変化を楽しむ会、みたいなもので、
スリバチブログ - livedoor Blog(ブログ)
わたしは何年か前、タモリ倶楽部を見て知り、
会長の皆川さんが書かれた
「凹凸を楽しむ東京「スリバチ」地形散歩」を読み、
カルカルで行われた「地図ナイト4」で皆川さんにご挨拶し、
いつか「東京スリバチ学会」のフィールドワークに参加するぞと思って
数ヶ月。

今日はお昼までの「半日スペシャル」で、
調布駅から深大寺まで歩くというので、おおそれは近所だし行ってみようということで、
朝から調布駅へ(地下駅になってはじめて。普段は自転車で来ちゃう距離だから)。

早めについて待ってたら、続々と人が現れ、50人くらいになり、
「え、いつもこんな大勢になるの?」とちょいと驚愕。
当方初参加で知人もおらず、どうしようかな、こんなに大勢いるの苦手だな、
と佇んでると、
皆川会長が登場。
出発の挨拶前に、会長がバドンさんの次にスペシャルゲストとして紹介してくれたので助かる。
バドンさんというのは、マニアパレルというブランドの中の人で、マニアックな手ぬぐいとかTシャツとかつくっておられて、彼もタモリ倶楽部に出演したことがあるというのでタモリ談議。
マニアパレル|maniapparel - ライブドアブログ - Livedoor
会長も含めてタモリ倶楽部経験者が3人いるというマニアックな集団でありました。

会長から地図を渡され、総勢60人くらい(数えてないからわかんないけど、50人以上100人以下というおそろしい規模でした)で出発。
いつもこんなにいるんですか?と尋ねると、かなり多いらしい。
で、会長を先頭にみんなが勝手についていくのだけど、
のんびり話ながら喋ってると前のグループとよくはぐれるらしい。
点呼も何もない、参加表明も不要なアバウトな集団なのだ。
そのゆるさがたまらん。

たまに会長が立ち止まって解説をしてくれるのだけど、
それ以外はもう勝手に。わたしは自分の本の宣伝をしつつ歩く。
タモリ倶楽部見ましたと数人からいわれてちょっと照れる。
地形とか暗渠とか歴史とか好きな集団だからいるのである。
いろんな人と話をしながら歩き、
よく知ってる場所なので、ときどき近くの人に解説してると
「マニアックな人の集まりだから、自分の得意ジャンルを持ってる人は常にどこかで教えてくれるのよね」といわれる。わはははは。そうだろうなあ。

桜が専門という方と少し話をする。
「長原から品川までは諸説あるのでどれをとるのかと思って見ていたけど、そこはやりませんでしたね」といわれる。そう。諸説あって、わたしは自分の思うところを示してあったのだけど、その辺は省略されてた。品川あたりはタモリ倶楽部でも何度か取り上げられてるしな。
「諸説ありますよね。いくつか読んでますが、そう判断した根拠までちゃんと示しているものがあまりなくて」
「自分のフィーリングに合った仮説があると、それが正しいと断定しちゃう人がけっこういるんですよね」といわれる。桜の世界もそうなんだそうな。
普段は可能なかぎり検証して結論を導いていても、自分のフィーリングにあっちゃうとついそこをすっとばしちゃう……ってことはわたしもよくやります。
たまに自分で気づいて調べなおしたら違ってたとか、あります。自戒。

国領神社から北上し、用水路や川や暗渠沿いに歩き、

祗園寺から佐須神明宮(この神社、知らなかった。申し訳ない。ピンク本で祗園寺の紹介をしておきながら神明宮に気づかないとは)、


さらにマセ口川沿いに深大寺自然広場へ。
マセ口川は野川の小さな支流で、その水源は青渭神社の下にある都立農業高校の神代農場にある。小さくてよい谷戸。
そこから坂を上って池の上神社、さらに坂を下りて神代水生植物園。これも谷戸でここから北の川が流れて野川に合流する。


で、深大寺で解散。
ついでにマニアパレルの「(夜の)団地てぬぐい」を購入。
マニアパレルのアイテムは「ジュンク堂書店」で買えるそうです。
一部、Amazonでも扱ってました。
団地手ぬぐいはなかったけど→マニアパレル

今日のルートをアバウトに明治の迅速図に入れてみた。等高線が入ってて余計な道がないからこっちの方がわかりやすい。
深大寺あたり、わき水が豊富だったことがわかる
茶色い細い線はピンク本でわたしが推奨したルート。赤い線は今日歩いた道(おおよそですが)。地形重視か古道重視かでかなり違うのがわかります。

会長は午後から用事があるということで帰宅。
お昼はどうしますかと参加者に聞かれたので
いつもいくそば屋で昼飯と答えたら
結局10人以上ひきつれて玉乃屋へ。
そばを食いつつ雑談する。

東京古道散歩だけ念のため持って行ったが(その場でAmazonで注文してくれた人も!)
「古地図でめぐる今昔東京散歩ガイド」(表紙がピンクなのでわたしの中では「ピンク本」と呼ばれてる)も持って行けばよかった。
あっちは深大寺周辺の話も書いてるのに。あほだ。

その後、神代植物公園で作例を撮り、
深大寺からつつじヶ丘までバスで戻って帰宅。
面白かったので6月のも時間があったら参加しよう。
次は神社ネタだし。

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