うう。
昨年、D600を買わなかったら、きっとムリしてDfを買ってたなあ。
そう思う今日この頃です。
→Df | ニコンイメージング
個人的には、
実用性でいえば今メインカメラにしてるオリンパスのE-M1が最高だと思うのですよ。
機能は一通り揃っているし、見やすいEVF+可動式モニタで撮影スタイルは自由だし、
E-M5よりでかくなったとはいえレンズ交換型カメラとしてはコンパクトだし
それなりに頑丈だし、レンズもそれなりにいいものが揃ってきた。
ハイエンドな望遠レンズとハイエンドな超広角単焦点が足りないくらいか。
で、何よりマイクロフォーサーズなのでレンズがどれもコンパクトでシステム全体として見たとき、場所を取らない。
ってことは。身体に負担がかからないわけで、
そういう意味で、実用性は一番高いのだ。
持ち歩いて構えて撮ってまた歩いてってことも考えるもの。
でもマイクロフォーサーズなのでクオリティ的にはやっぱフルサイズにはかなわない。
ちなみに、ボケという観点で見れば、
フルサイズとは2段分違う。
F2.8でもフルサイズのF5.6と同じボケ量なわけで、
→混沌の屋形風呂: マイクロフォーサーズとAPS-Cの被写界深度は1段ほど違う
それはメリットでもありデメリットでもある。
被写界深度が深いので、特にマクロ撮影時は使いやすい。
ある程度ぴしっと深く合わせたいときに便利。
逆に背景をふわっとぼかしたいとき圧倒的に不利になる。
高感度への耐性も、階調の豊かさも違う。
で、クオリティを求めたいときなどどうしてもマイクロフォーサーズじゃ賄えない時があり、フルサイズカメラの出番となるわけだ。
そう考えると、わたしが求めるフルサイズ機って
高機能で何でも撮れるカメラじゃなくて、
シンプルでコンパクトで高画質で、狙った絵をじっくり撮れるカメラなわけですよ。
だから実用性重視のD600系より、趣味道楽系のDfの方がいいんです。
絞りとシャッタースピードと露出補正とISO感度のどれも専用のダイヤルでさっと
変えられるので、操作がシンプルでいい。
レトロなデザインかどうかはどうでもいいんだけど、
必要な機能に無意識のうちにアクセスできるかは大事。
しかも、Dfは1600万画素どまりのD4と同じセンサーを使ってる。
画素ピッチが広いと、高感度に強いのみならず、ダイナミックレンジも豊かになるので
階調が柔らかくて豊かな写真を撮れるのだ。
個人的には3000万画素超より、1600万画素で階調豊かでノイズが少ない方がいい。
てなわけで、Df欲しいっす。D600を売って買い換えたいくらい。
で、単焦点レンズを3本くらいもってでかける。
28mmと50mmと85mmがあればいいやという感じ。
古い20mmF2.8と新しい50mmF1.8は持ってるので、あとは85mmF1.8を買えばいいか。
昨夜、斎賀先生がDfは欲しいけど今からマウントを変えるのはなあといってたけど
単焦点を数本追加で買うだけですよぉ。
世間では激しい賛否両論があると思うけど、
DfをD600→D800→D4というメインストリームの中に位置づけようとすると、
賛否の否になるのはわかる。
でも
Dfをそのメインストリームとは数歩離れたカメラと考えれば、賛否の賛でしょう。
特に今までの「デジタル一眼レフ」は実用系がメインで、
こういう道楽系カメラってなかったから。
てなわけで、実用系カメラと道楽系カメラの2台持ちって理想です。
でもお高いんだよなあ。D600を売って買い換えるとしても……ちょっとムリです。
0 件のコメント:
コメントを投稿