2011年4月15日金曜日

あつくもなくつめたくもない

なんか、
明るければ明るいほど文明的
冷やせば冷やすほど文明的
みたいな高度成長期感覚をひきずってませんか、と。

かき氷がめちゃ好きなんだけど、昨年は猛暑のおかげでほとんど食べてない。
だって、お店に入ると、冷房がめちゃ効いてて、
注文する頃には身体はすっかり冷え、かき氷の気分じゃなくなってるんだもん。
夏祭りのかき氷がひときわ旨いのは、
ちゃんと氷を「かいてる」からのみならず、暑い中で食べるからで、
冷房が強く効いたお店では
かき氷と一緒にホットコーヒーを頼む始末。
そうしないと寒くて。


横並びじゃなくて、「うちは弱冷房の店です」って札を作ってもいいんじゃないかと。
そういう店なら、かき氷を美味しく食べられるかもしれない。

アイスコーヒーも同じだな。真夏になればなるほど「氷なし」か「氷少なめ」で頼んでるもん。
飲んでる間に、ひえちゃうわ、珈琲はうすくなるわでろくなもんじゃない。
氷をたくさんいれるのは当たり前だと思ってたのだが、
10年ほど前、はじめてパリでカフェとやらにはいって飲み物を注文したら
氷がはいってないっ、しかも旨いっ
アメリカでジュース(もちろん絞りたてのもの。ちなみに果汁100%のものしかジュースと呼びません)を
頼んだときも、氷がはいってない、最後までうまい、と
感動したのだ。
なあんだ、氷をいれてむりやり冷やしたりうすめたりしなくていいじゃん、と。

日本でそれをやると、量が半分になったりするので寂しいのだが、
氷をいれないと美味しくないようなものはろくなもんじゃない、と思うことにしてる。

以前、明大前の喫茶店で「氷なしのアイスコーヒー」を頼んだら、マスターが少し困ったあとで
(冷蔵庫からつくりおきを出してくる店ではなかったのだ)
いったん淹れたコーヒーを氷水にくぐらせて冷やしてから出してくれた。
それが旨かったこと。

ちなみにわがやでは、夏は、常温で水出しコーヒー飲んでます。

まあそんなわけで、自販機から出てくるドリンクも、冷たくなくていいこともある。
キンキンに冷やすことを前提とした味付け(つまり甘過ぎ)のドリンクが多いのは見直さないとだめだけど、
無理に冷やさなくていい。

すでにかなり電力消費を減らして工夫してる自販機業界に追い打ちをかけるのは
政治的ポーズというか、わかりやすいとこをたたいちゃえ的ポピュリズムが
見え隠れして気に入らないのだが、

夜はそんなに明るくなくていいじゃん
部屋はそんなに冷たくなくていいじゃん
飲み物はそんなに冷えてなくていいじゃん、と。
過ぎたるは及ばざるがごとし。


今年は扇風機だけの「無冷房車」とか楽しめるかも。

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