2012年3月30日金曜日

浮世絵の夕べ

午後には晴れそうというので
自転車で神代植物公園&深大寺へ。
久々にD7000+シグマの105mmマクロの出番。

いやあ、風が強い日のマクロ撮影は気をつけましょう的作ラーがたくさん撮れました(泣)。
早咲きの桜もやっぱ遅れてるし。3月末なのに梅が満開だし。
あと2回くらい行かねばですな。
その後深大寺でデジカメマガジン用のiPhone作例をちょいと撮って早々に帰宅。

夜は白金台で「浮世絵の夕べ」。
某社社長主催のプライベートな会合なのでどこまで書いていいのかわかんないけど、
いやあ面白かった。めちゃ面白かった。
何しろ、各種美術展を主催してる側の方が貴重な超高解像浮世絵をプロジェクターで上映しつつ
ディテールのディテールまで拡大して解説&解釈してくれるの。

江戸時代の浮世絵がいかに病的なまでにディテールに凝っているか、
いかに事実関係をきちんと描写してるか、
だから、窓から猫が外を見ているだけの絵でも、
絵に映る風景や人々、方角、小物、一部だけ描かれた屏風から、
「吉原の遊郭のどこそこの部屋で誰々が客を取ってる最中だから、猫はおいやられてしかたなく窓から外を見てるの図」というのが読み取れるのだ。
絵のどこにも「吉原」とか「遊郭」と書いてないにもかかわらず。
直接は描かなくても、当時の人は様々な周辺情報から感覚的にわかったのだという。
しかもどんだけ拡大してもOkなほどディテールまで描きこまれてる。
いやあ面白い。
浮世絵といえば絵師と彫り師と刷り師の共同作業なわけで、彫り師や刷り師も凄いんだが、
じゃあ元絵を描いた絵師はどのくらい仕上がりに関与してるのか、というと、
細かくまでチェックしてここはこういう色にしてくれここはこう仕上げてくれと
口を出していたらしい。
元絵&総監督みたいな感じか。
彫り師のピークは20歳くらいらしい。あまりに細かいところまで彫るので年を取ると体力視力的に難しいそうな。

浮世絵はけっこう好きでできるだけ見たり読んだりしてるんだけど
ここまで微に入り細に穿ち読み解けるとなると、歴史好きの血がうずいてしょうがなく、
これから、というか、今後家にある浮世絵の本とにらめっこするときから、
見方が全然変わること間違いなし。読み解く楽しみ。
いやはや、実によい夜でした。
読み解いてみたい方は↓の本に注目すべし。
浮世絵、おもしれー。ヘタに芸術じゃ無いところがまたおもしれー。

参考
お江戸タイムトラベル(iPadアプリ)

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