2013年9月17日火曜日

ナウシカの飛行具、作ってみた、を寝床で読んでみた

某県某社に車に乗せられて某県某社まで連れてかれて
何人も開発者などがいらっしゃる前で
いろいろ提案したり思いついたことをしゃべるという
緊張するお仕事の日。
いろいろしゃべったけど、
実現するといいなあ。

夜、GX7のレビューを書くべく
ブツ撮りした写真を整理し、作例を整理し
本文に手をつけたところで眠くなったので布団にはいり、
枕元にあった本を手にして……面白くて最後まで読んじゃって
けっきょく寝損ねたというとほほ。

読みやすくて面白かったのだもの。
八谷さんの「ナウシカの飛行具、作ってみた」。
八谷さんというのはポストペット作った人で、
メディア・アーティストで、
ポストペットのとき、真鍋さんや幸喜さんも一緒に何度か取材でお会いしてるのだけど、
あれは面白かったなあ。

その後、八谷さんは、エア・ボードなど(世田谷美術館でエア・ボードの実演したとき聞いたジェットエンジン音を思い出した)、
わたしの守備範囲を越えたことをなさってたので
それ以来お会いしてないのだけれども、
この本を読んだら、
ポストペット・エアボード・OpenSkyといった
八谷さんの一連の作品がきれいにつながって
腑に落ちたのでありました。

この本が面白いのは、
メーヴェ的な飛行具がジェットエンジンで空を飛ぶまでの10年間を
克明に淡々とわかりやすく記述してくれてること。
一朝一夕でできたわけじゃないんだな感満載で、
アイデアを形にするというのはこれだけ大変で準備がいることなんだと、
作るだけじゃなくて、自分で運転して飛ぶために
ハンググライダーの講習も受けてるし、
ジェットエンジンを探し回って買い付けてるし、
諸手続も当然必要だし、
全部自分でやろうとせず、いろんな人の協力を仰いでるし、
アーティストが作品を作るにはお金がかかるのだけれども、
そのお金の話もきちんとしてる。
その回収に至るまで。
ある意味、生々しいんだけど、リアリティがあって
作品を作る重みが伝わってくる。
そこがいい。
八谷さんを取材して文章におこしたいがやさんは大変だったみたいだけど。

あさりよしとおさんの漫画もいい感じで解説してくれてる。


そういえば、その飛行具の実物をまだ見たことがないので
展示してる間に行かねばとは思っているのだった……って
今調べたら、9月16日で展示が終わってるじゃん>アーツ千代田
がーん。あほだ。

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