無意識のうちに避けてたというか、あまりに観光地として有名なので足を向ける気にならなかったというか。
ふとそれを思い出し、観光客でごった返してるからといって無視していいものかと……いやいいんだけどさ。
でも急に行ってみたくなったのですよ、清水寺。
修学旅行シーズンだというのに!
麓に車をとめ、参道を歩いて行くとこんなですよ。
坂の両脇には修学旅行生目当てのよくわからん店がずらりずらずら。
秋の観光シーズンとはいえ、平日の午後でこれだから、
これが紅葉のピークになったらどんな大混雑になるのやらおそろしやですよ。
坂を登り切ると、真っ赤な仁王門。
ドラマチックトーン by OM-D |
仁王門の上から振り返ると、ああ、ずいぶんのぼったんだなあとわかる。ここは振り返ってみるべし。
ちなみに京都タワーから見た清水寺はこんなとこ。ガラス越しなのでちょいともやってしておりますが、真っ赤なのが仁王門、そのよこに三重の塔、右端に有名な清水の舞台である本堂。
京都タワーから見た清水寺 |
山の斜面に作られた巨大なお寺なのだ。
創建は780年、平安京が作られるちょっと前。めちゃ古いのだ。
やたら目立つ真っ赤な仁王門は室町時代のもの。
仁王門からさらに上って三重の塔をすぎ、一部工事中だったりするものの、本堂へ。本堂がかの有名な清水の舞台で、崖上に飛び出した木で組まれた「清水の舞台」は1633年、徳川家光の頃建てられたもの。1633年に建てられた舞台の上から下界を見下ろす。
午後は逆光。眺めを楽しむなら午前中がいい。 |
清水の舞台から京都タワー。やっぱ京都タワーは目立ちます。
ドラマチックトーン by OM-D |
本堂をすぎたら崖沿いの音羽の滝の上に作られた道を通っていき、振り返ると清水の舞台を一望できる。もうあまりにありがちな構図なので写真は割愛。
一望したら今度は坂を下り、音羽の滝の前。舞台の真下。
こうして回ってみると、
清水寺ってグランドデザインがよくできてるわ。
山の高低差を最大限に利用して、上から下までぐるっと回れる。
上からは眺めやお寺を楽しみ、下からは滝や本堂の作りを楽しみ、
また仁王門に戻る。
ほどよい距離を上ったり下ったりしながら回遊できるのはえらいもんである。
さすが京都観光の王様。よいところでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿