2012年10月29日月曜日

京都に行ってきた -へうげもの編-

西陣の方に京都考古資料館がある。 元西陣織物館だった大正時代の建物で、
京都で出土した数々の考古資料(陶器とか人形とか)などを展示してる。
堀川今出川の交差点からちょっと西にいったとこ。

で、12月2日まで、ここの1Fで「ひょうげた器」展が開催されてるのだ。
しかも入館無料なのだ。
京都市埋蔵文化財研究所 » 京都市考古資料館前期特別展示『ひょうげた器-三条せともの屋出土茶陶-』を開催中です。


実は今回の京都旅行で一番行きたかったのがここ。
京都市内で出土した安土桃山時代〜江戸時代初期の茶陶を展示してるのである。
三条のせともの屋町跡地や古田織部邸跡から出土した当時の織部焼きが見られるのである。
「へうげもの」好きは必見ではないか。
もちろんこのマンガを意識した展示会で、受付前には全巻揃ってて立ち読みできたりするわ、壁にへうげものの直筆(だと思う)イラストが飾ってあるくらい。

さっそく学芸員の方から話を聞きつつ本物を見る。
歪んでるわ面白い絵付けがされてるわ緑の釉薬がきれいだわでたまらん。
しかも状態がいい。
代表的な青織部。色・形・絵がおもしろい。
Vは織部のV(いやVじゃないってば)

黒織部。落書き的な絵が秀逸。安土桃山のへたうま。

安土桃山のキースヘリング(としかいいようがない)

そして注目がこの5皿。
こんな餌付けをして欲しいと型紙(でいいのかな)が陶芸家の元に送られて、それを見ながら絵付けするのだと思うけど、同じ元絵でも微妙に違うのだ。いやけっこう違う。それが面白い。上段中央と左下はきっと同じ人だな。
この「うさぎ」……斬新すぎてカッコいい。めちゃモダン。何しろ安土桃山時代か江戸時代初期にこの斬新なウサギですから、この時代は面白い。
安土桃山のウサギ的な何か。カッコよすぎて卒倒します。

この頃の図案を元に、復刻版作ってくれないかなあ。
青織部の絵付けのコーヒーカップとか作ってくれないかなあ。
欲しいっす。
織部焼き(というかこの頃のせともの)って割れやすいけど、口当たりがよくて飲んでて気持ちいいので、欲しいんだよなあ。

でもってお勧めです「へうげもの」。モーニングにて連載中。




このあと2Fの常設展示も見に行ったのだけど、こっちも面白いわ。京都で出土したものを中心に古墳時代から中世までいろいろと解説されてて、平安京ネタが好きな人必見。
紅葉ついでにぜひ。

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